走り出した小さな教室が町を明るくした日
今日、私たちは熊取町の未来教室で放課後学習支援を行いました。学期末テストが近づき、つまずきを抱えた子どもたちは焦りを感じています。地方では塾に通えない家庭も多く、学びの格差が広がる現実があります。
教室に入ると、宿題を前に黙っていた小学六年生のゆうと君がいました。私たちは一緒に問題を読み解き、式の立て方を丁寧に伝えました。少しずつ声が弾み、解けた瞬間に笑顔がこぼれました。支援スタッフのさおりさんはわかったよと言われる瞬間が一番うれしいと語ります。また、地域の八百屋さんが今日のおやつとして果物を差し入れてくれました。子どもたちは勉強の合間に季節の甘さを味わい、教室は温かな空気で満たされました。授業の終わりにはみんなが今日覚えた公式を黒板に書き合い、拍手と笑い声が広がりました。今日参加した保護者の方からは、家では見られない真剣な表情に驚いたとの声も届きました。こんな小さな出来事の積み重ねが、子どもたちの自信と地域のつながりを育てています。
明日は中学生の質問教室を予定しています。もっと多くの子どもたちに安心して学べる場所を届けるためには、教材費やボランティア交通費の支援が欠かせません。私たちは皆さまと一緒に、一歩ずつ未来を変えていきたいと願っています。皆さまからの温かいご支援が、子どもたちの未来につながります。ぜひ、継続的な応援をよろしくお願いいたします。
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