親和的居場所を持った人を増やすために
あいむは「居場所型」家庭教師を通して、学校に行っていない子ども、
そして、学校に行っておらず、経済的困窮している家庭に心理的居場所を届けています。
では、なぜ居場所が必要なのか、あいむが考える理由を書いてみました。
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死にたくならない社会を作るためには、一人ぼっちにならないことが必要。
誰かおしゃべりをしたり、恋愛をしたり、誰かに手を差し伸べたり、助けてもらったり、
誰かとの"かかわり"が必要。
心を安心して開ける「心理的安全性」を保った居場所が必要。
居場所には、個人的居場所、親和的居場所、社会的居場所の3つがある。
個人的居場所は、自分の部屋など一人で心地よくいられる空間。
親和的居場所は、友人や家族など無条件に誰かに受け入れられる(受容されている)と感じられる関係性。
社会的居場所は、会社など、何か自分の力(能力)を提供することによって得られる他者からの承認を得られて、自分はそこにいてもいいんだと思える居場所。
今の社会は、誰か、あるいは社会に認められるために、「能力が必要、あるいは提供しなければならない」と考えてしまいがちで、社会的居場所に頼ってしまいがち。
けれど、そればかりを求めていると、何かがきっかけで今まで通りの能力が発揮できなくなったとき、その居場所はなくなってしまう。
社会的居場所があるときは、その居場所で自分は満たされるけど、社会的居場所は脆い。
そればかりを頼りにしていると、社会的居場所を失ったときに、自分の生きている価値を見失ってしまうこともある。
だから、「死にたくならない社会」を作るためには、親和的居場所をひとりひとりが持つことが大切。
何か価値を提供しなくても、発揮しなくても、ありのままの自分を認めてくれる人、環境がどれだけあるかが重要。
だから、あいむは、生きていくための土台となる親和的居場所を提供している。
あいむの法人活動理念
[ビジョン]
どんな「わたしらしさ」にも、あたたかい居場所を。
ありのままの自分を生きていくには、安心できる居場所が必要です。"わたしは、わたしのままでいいんだ"。そう思えるようなあたたかい居場所を届けることを、私たちは目指しています。
[クレド(行動指針)]
・目の前の人を大切にする
・自然体を大切にする
・好きを見つける