一歩踏み出す勇気が未来を変える
参加前:漠然とした不安と自信のなさ
高校2年生のAさんは、進路について悩みながら日々を過ごしていました。推薦入試を考えてはいたものの、自分に特別なスキルや経験がないことが不安でした。
「自分にできることなんて何もない。何をアピールすればいいのかわからない。」
そんな気持ちを抱えていたAさんは、友人の勧めで国際異文化交流ゼミの存在を知りました。参加費も手頃で、オンラインで気軽に参加できる点に惹かれ、思い切って申し込むことに。
ゼミ参加中:異文化交流が開いた新しい視点
ゼミ初日、画面越しに見知らぬ仲間たちと出会ったAさん。最初は緊張していましたが、アイスブレイクのゲームや「My Culture, My Story」のプレゼンテーションを通じて、少しずつ自分を表現する楽しさに気付き始めました。
第4回:外国人ゲストとの交流会では、日本語を使って海外の文化や価値観について話し合う機会がありました。初めは緊張していましたが、ゲストからの「Aさんの地元のおすすめスポットは?」という質問に答える中で、自分の言葉で伝える喜びを感じることができました。
さらに、第7回の「日本の文化を発信」セッションでは、チームで日本の祭りをテーマにしたプレゼンを準備。Aさんは、資料作成やスライドデザインを担当し、役割を果たす中で自己効力感を高めていきました。
参加後:自信を持って未来へ
8週間のゼミが終わったとき、Aさんは自分の中で大きな変化を感じていました。
「最初は緊張ばかりで自分には無理だと思っていたけど、異文化交流を通じて自分の意見を発信する力がついた。新しい視点も得られて、自信がついた。」
ゼミ修了後、Aさんは活動証明書を活用して推薦入試の準備を進めました。そして、面接試験ではゼミでの経験を堂々と語り、自分の成長をアピールしました。
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VOT(voices of tomorrow)の法人活動理念
私たちがこの活動を企画・運営するうえで大切にしているのは、「地域をもっと知り、考え、未来を創る仲間を増やしたい」という思いです。現代社会が抱える課題は複雑化しており、一つの視点だけでは解決が難しいものばかりです。しかし、その地域に住む一人ひとりが課題に目を向け、自分ごととして考えることが、未来を切り拓く第一歩だと私たちは信じています。
地域にはまだまだ多くの魅力が眠っています。同時に、課題も山積しています。それを「誰かが解決してくれる」ではなく、自分たちが考え、動き、未来を創ることができるという自覚を持つこと。それをこの活動を通じて皆さんに体感してほしいと思っています。
私たちは、参加者一人ひとりの個性や興味を尊重し、自由に意見を交換しながら学び合える場を大切にしています。単なる講義形式ではなく、参加者同士のディスカッションやフィールドワーク、インタビューなどを通じて、学びを実践へと繋げられるよう工夫を凝らしています。また、他の地域の仲間や、さまざまな分野で活躍する方々との出会いも、この活動の大きな魅力です。
この活動が、皆さんの志望する進路や将来のビジョンに少しでも役立つことを願っています。私たちが提供する場が、皆さんにとって地域や社会と向き合い、未来を描くきっかけとなれば幸いです。一緒に、地域に新たな可能性を見つけ、未来を創る旅路に出発しましょう!