11/9 堺市都市緑化センター 学生ボランティア活動報告
今日の活動は、ガーデンの作業の後、クラフトの試作をするチームとワタの解体やどんぐりの選分けをするチームに分かれました。
まずはワタ畑の手入れ。堺市の伝統産業にゆかりがある、ということでワタを4月から育て続けています。
毎回の雑草抜きもすぐ終わるようになりました。
ハマキムシという、葉っぱをくるくる巻いて隠れて、その中で成長する虫がちょこちょことついています。
ハマキムシはワタの成長に影響してしまうため、見つけたら葉っぱを剪定してもらいました。
外作業の後は2班に分かれます。まずはクラフトの試作班。
11/17(日)のみどりの学校「木の実で雑貨を作ろう」の試作です。
紙粘土と松ぼっくり、ビーズなどを使ったクラフトです。
松ぼっくりを解体するのは難しめの作品。みなさん、かさの並べ方がきれいですね☺️
解体せずまつぼっくりをそのまま使っても、色々面白いものが作れます。
素敵な作品たちが出来上がりました。
もう1つの班では、今日摘んだワタをきれいなものを選り分けてほぐしたり、先月拾ったどんぐりの選り分け(穴が空いていたりからから音がなるものをよける)をしました。
「これは「きれい」に入りますか?」判断基準がなかなか難しい…
次はどんぐり。穴が空いているのと、カラカラ音が鳴るのをはじいています。
(カラカラ音が鳴るからといって虫が入っている、とは限らないようではありますが…)
「ところでカラカラ鳴っているのの中身はどうなっているの?」という疑問から、ペンチで中を割ってみることにしました。
割ってみた結果がこちら。カラカラ音がなるやつは、中身が乾燥して小さくなっているものが多いことが分かりました。ところどころついている白いのがカビのようにも見えます。
きれいなどんぐりが選定されました。
終了後は、サボテン栽培セットを買ってみようという流れになった子たちが、それぞれ買っていました。みんな家で育ててみて報告するそうです。良く育ちますように。
お疲れ様でした🍂
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「多くの生きものに囲まれた、人も自然も笑顔になれる社会にする」
かつて里山は、人々の生業の中で育まれ、多くの生きものたちがくらしていましたが、社会変化の中で、急激に失われてきました。この里山をはじめとする自然環境との関わりを、産業として成り立たせることで、多くの生きものたちを呼び戻すことができると信じています。そのためには、地域にある自然を活かし、人と自然、人と人をつなげる事業を通して、雇用を創出することが重要であると考えています。 私たちは、御在所岳山上にあった日本カモシカセンターの閉園が決まった時、それまでの社会への貢献を継承していきたいという想いから、設立に至りました。日本カモシカセンターは、動物園・博物館として、動物たちの飼育や展示をはじめ、さまざまな資料の収集・整理・保管、調査研究、教育普及、地域との連携などを通して、地域活性化にも寄与してきました。 そこで、自然環境の専門性を活かした、博物館事業、地域とのつながりを通してにぎわいを生む、まちづくり事業に、取り組みます。そして、これらの事業を組み合わせ、新しい価値を生むために、前向きに挑戦し、成長し続け、多くの生きものに囲まれた、人も自然も笑顔になれる社会を目指します。