東日本大震災を知り東日本大震災からの教訓を学ぶ年自助共助プログラム2024
🌠三陸復興観光コンシェルジェセンターによる東日本大震災スタディプログラム語り部ガイドを実施します。県外から参加された方にとってはメディアで大きく取り上げられないがために、その地域の名前を知らなかったという声もたくさん聴かれます。被災地にはまだまだ、メディアに切り取られた、公に見えていない復興途上の地域、知られるべき地域がたくさんあります。そして南三陸志津川コースでは復興に関わる地域住民と行政の協働の難しさを学べる場所です。ぜひ、皆様に足を運んでいただきたい場所のひとつです。
石巻地区では、大川伝承の会さまとの連携協働により、石巻市立大川小学校の語り部ガイドを展開いたします。石巻:南浜、門脇地区では、2022年春に震災遺構となった「門脇小学校」や民間伝承施設「MEET門脇」、今年度より日和幼稚園遺族有志の会さまのご協力により日和幼稚園のご遺族による語り部も開催致します。「あの日、あの時から起きたことの真実と教訓は何なのか?」多くの方にとって眉を顰めたくなることもありますが、真実と向き合うことの大切さやご遺族の直接の声を聴いていただき、生命による犠牲の上での教訓はあってはならないというご遺族の魂の言葉を自分の耳でお聞きいただき、心で感じていただくプログラムとなっております。
最後にガイドから投げかけられる問いは、みなさんが地元に帰ってからのアクションプランになります。
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三陸復興観光コンシェルジェセンターの法人活動理念
東日本大震災で被災した宮城県本吉郡南三陸町の町民有志による『海の見える命の森』は2016年にスタートしました。この森は我々が本震災を通じて『学んだ事』『後世に伝えねばならない事』『祈りたい事』『残したい風景』を伝える場所として整備を開始しました。
本震災で生きることの根底には自然の支えがある事を学びました。南三陸町は分水嶺を境に山と海に囲まれた町で1次産業を基幹とする地域です。そしてこの森の立地は、人間はこの自然の中でのどの様に生きていくべきか?を考える絶好の地理環境にあります。
こうした場所に震災を伝え・考える場所を創生する利点は下記の三点に集約されます。
第一に志津川湾と山岳地・市街地の全体を見渡すことができる台地上の展望は、震災と自然を伝承・学習するのに最適の地理環境である事、小・中学生の"総合学習"や、高校生・大学生の"地域社会との連携教育"や"地域に根ざした学習活動"が可能な『総合的な学習の場』である事です。(伝承の場創出)
第二に台地上の展望に桜や紅葉などの植物を計画的に植樹育成することで、自然に人が訪れたくなる絶景の創出が可能である事です。(絶景観光資源)
第三に上記の二点を踏まえて本震災において亡くなられた方々の御霊に祈りを捧げるのにふさわしい場所になり得る事です。
以上の点から我々はこの森を有志とボランティアとの手作りで整備しています。最終的にこの場所を桜と海の絶景として整備することができれば、世代を超えて南三陸に風景という資産と被災伝承の想いを残すことができると考えています。
本震災から我々が得た学びと気づきは後世への大切な資産であり、その伝承は当世代の重要な責務です。その意味合いから、この森に人々が集い継続的な活動に必要不可欠な小屋を是非建設したいと考えています。皆様が賛同され資金を捻出し目的を達成すべくお願いいたします。
•沢山の被災者を受けいれ東日本大震災の1000年に一度の教えを風化させないために継続的な語り部バス運行や自然との共生できるまちづくりとして真の復興に尽力している南三陸ホテル観洋と南三陸町民有志で構成された実行委員会です。