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2021/04/21

それぞれにとっての『CLACK』 ボランティア体験談

皆さんこんにちは。
経済的/環境的な困難を抱える高校生に、プログラミング学習とキャリア教育を提供する活動を行っている、NPO法人CLACKです!

今回は大学生ボランティアのメンバーに、CLACKとは自分にとってどんな存在か、CLACKの高校生をみて感じること、CLACKに関わる人の共通点や魅力など、赤裸々に語ってもらいました。
ぜひ最後まで楽しんで読んでいってください🏃‍♀️

「自分を変えたい」それがCLACKに入るきっかけだった

ーメンバーを知ってもらうには欠かせない質問なんですが、「CLACKに入るきっかけ」ってなんでしたか?

しょーへい:大学でフットサルとスキューバダイビングのサークル入ってたけど、何か違うなと思ってて。それで、activo(ボランティアを探せる募集サイト)でCLACKに入った感じかな。

のりちゃん:私は、大学に入るまで、今までの自分って何も深くは考えずにここまで来たけれど、ほんとにこれで良いのかなと思って、大学を休学してるときに大ちゃん(CLACK代表平井のこと)に出会って、CLACKに関わることになったね。

たいせい:なんで出会ったん?

のりちゃん:休学中にしていた活動の関係で名古屋に行く機会があって、その時に出会ったね。

しょーへい:鬼の行動力やん(笑)自分なんてネットで応募しただけやで。

のりちゃん:それもなかなかの行動力だよ(笑)たいせいさんは?

たいせい:自分は、平井さんにインタビューしに行ったのがきっかけで関わるようになったかな。

しょーへい:いや、それも鬼の行動力やん!

たいせい:今まで、自分でなんか動き出したことないなって思って、ちょうどいいきっかけもあったし動いたね。

― 「今までの自分を変えたい」という想いからくる強い行動力をパワーの源にCLACKに関わるようになった3人。
NPOに関わるきっかけが社会を変えたい、何かをしてあげたいという想いだけではなく、「自分が変わりたい」という気持ちが土台にあることは凄く意外でした。

でも、ふと考えてみると、「誰かに何かをしてあげたい」という想いも必要だけれども、それ以上に「自分がなにかしたい」という想いがあると、成果が簡単に得られない時も諦めずに頑張れるなと思いました!!

高校生を応援して・応援される

ーCLACKで実際に活動をするなかで、感じることは?

しょーへい:高校生と話すことで、今はやってることとかを知れるのがシンプルに楽しいかな。

のりちゃん:私は、高校生が現状を打破しながら、ひたむきにめっちゃ頑張ってる姿を見ると、自分も頑張ろうって凄く思えるね。

たいせい:たしかに、自分は常に高校生と接するわけではないけど、それでも高校生のCLACKでの姿を見ると「自分も頑張ろう!」って思えるな。

たいせい:楽しかったことが出てきたけど、逆に大変やったことってある?

しょーへい:大変というか、もどかしさやけど、プログラミング学習の成果を発表する発表会があるんやけども、それに出す成果物が間に合うかがギリギリで、そのもどかしさはあったな。それでも、間に合った時の達成感はすごくあった!

のりちゃん:テックGIFT(コロナ禍で行ったオンラインでの高校生への支援)で、オンラインでの高校生との関わりしかないから、その中でどういう風に寄り添ってサポートするのかとか、どこまでしていいのかが難しかったね。

たいせい:できることは限られてるからこそ、難しさはあるなぁ。

のりちゃん:そのなかで、テックGIFTの高校生と関われるのは人生の一部分だけど、この経験がいつか役立つときがくればいいな、って思いながらだよね。

CLACKにいるのは「普通」の高校生たち

ーなかなか外からは知ることのできない、CLACKの生徒たちの素顔。
2人にはどのように見えてますか?

しょーへい:CLACKにくる高校生たちは、経済的だったり環境的に弱い状況って言われる子が多いけれど、みんな想いが強いかな。

のりちゃん:芯が強いよね。自分がこうなりたい、こうしたいって思う子が多い。

しょーへい:わかる。

のりちゃん:かわいそうな子とかじゃなくて、他の高校生と同じ「普通の子」だよね。ただ、自分の持ってる想いをうまく表に出すことが出来なかっただけで、安心できる場所があればできるよね。

しょーへい:かわいそうと思うこともおこがましいというか、逆に自分ももっとがんばらなと思うな。

たいせい:色々な「個性」があって、芯が強いめっちゃ頑張ってる「普通」の高校生たちってイメージなんやね。

―CLACKの高校生は、ごく普通のどこにでもいる高校生だなと私も感じます。しんどさはそれぞれ抱えているけれど、それさえも力にして、目標のために日々プログラミングを頑張っている高校生です!
そしてその姿に、私たちスタッフも力をもらっています!!!

みんなが自分の将来に「ワクワク」する場所

ー2人とっての『CLACK』とは?

しょーへい:プログラミングが出来なかったとしても、心配はないかな?プログラミングを教えるだけじゃなくて、教えてもらいながら頑張れる環境だからこそ、自分自身も成長しながら、スキルも身につけられる場所だなと思います!!

のりちゃん:色々な意味で自分を知ることが出来る場所だね。自分自身のこうしたいっていうエゴを知ることもできる。エゴを知ってるからこそできることもあるしね。価値観や考え方がひろがるよね。

たいせい:たとえば、新しくスタッフになる大学生にこれだけは持っててほしいスキルとかある?

のりちゃん:関わることを諦めないっていう力かな。高校生との関わりもそうだし、同じCLACKのスタッフとも諦めずに関わりを持つことができたら色々、得られることが多いからこそ、諦めないでほしい!

しょーへい:それと、何かを提供して、生徒が成長していく様子をみて「楽しい」って思えることができれば大丈夫ちゃうかなと思う。

たいせい:なるほどなるほど、参考にさせていただきます。

しょーへい:ぜひしてください。

たいせい:では最後に『CLACK』の魅力をひとことで表すと?

しょーへい:ちょっと、2・3日もらっていいですか???

たいせい・のりちゃん:なが!(笑)

しょーへい:むずすぎる・・・

のりちゃん:ひとことで言い表せられないけど、あえてひとことで言うなら、「人と人とののあたたかさに触れられる場所」かな

しょーへい:うーーん、高校生だけじゃなくて、自分たちスタッフも変われるからこそ、「生徒も講師も自分を変えられる場所」とかどう?

のりちゃん:なんか、めちゃくちゃいいの盗られた!!!

たいせい:(笑)


―でも、ほんとにその通りだと思います。
CLACKの教室は、それぞれが頑張っている中で、みんなが笑顔でいられるし凄くぬくもりを感じられる。そして、CLACKと関わったことで生徒も講師も変わっていると思います。自分自身、大学2年生までの自分と比べて、能力も人としても大きく変わったなと実感します。

ワクワクする未来へ伴走するということ。
サポートや支援ではなく、高校生と伴(とも)に走り、前へ進むということ。
そのことを改めて認識した対談になりました。

いかがでしたでしょうか?
まだまだここに書ききれない想いや言葉があります。
これを読んでいる皆さん!CLACKの仲間になって、一緒に未来に挑戦しませんか。

現在、CLACKでは大学生のプログラミング講師を募集しています!
未経験でも可能なので、ぜひ少しでも興味があればご応募ください。
CLACKみんなで、お待ちしています。

執筆:2020年11月 執筆者:横山 編集者:稲葉

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