創業ストーリー③ SOYMILが目指す未来
社会課題をビジネスの力で解決していく
SOYMILが求めるのは短期的な利益ではなく、全ての人々が心理的な紐帯を実感するサステナブルな社会の実現。そのために私たちは「社会的インパクトを創り出せる起業家グループ」になる必要があります。政府の補助金が無ければ事業として成り立たない、担い手がいなくて事業の継続が見通せない、そんな課題のある分野に対してSOYMILは、300年後の未来にも価値が紡がれていくような持続可能なビジネスの立ち上げ、広げていくような活動を日本各地で取り組んでいます。現在は、eコマースを軸にした複数の事業立ち上げに注力しています。
300年後も輝き、社会的影響力のある事業を創造する
私たちは、5年で規模を作り出して満足するような事業ではなく、300年後も社会・文化・環境との繋がりの中で輝きを放つ商品/サービスに昇華できるか否かを事業立ち上げや継続の判断基準にしています。市販で売られている北米産の大豆で作る大豆ミートや豆乳は一見、畜産業よりも温室効果ガスの排出削減に貢献しているように思えますが、安さを求めて食品を輸入に頼る限り、輸送のために資源を費やし、為替変動リスクを抱えることになる。そして、農場を拡大するために森林を伐採するのであれば持続可能とは言えません。人々が社会・文化・自然との紐帯を感じ、何世代に渡って誇れる価値を紡いでいける事業こそがサステナブルな社会を支える基盤になり、社会課題を解決できる手段になると考えています。
生き方を取り戻すことで、抑圧的な日本を変える
会社は社会の最小単位。仕事で幸せを感じられなければ、幸せな社会なんて実現できるはずがない。SOYMILの事業を通して持続可能で幸福な社会を目指すには、幸福な働き方の追求が必要です。「こうすべき、こうあるべき」ではなく「こうしたい、こうありたい」を、人を縛り付ける規律より自由にこそ価値を置く文化を体現していきます。生き方を正面から見つめて行動すること、自分の仕事が社会・文化・環境との紐帯を感じられるかを正直に問うことを唯一の約束にしています。誰もが世界との繋がりを感じ、個人の生き方の源流に向きあうことで、情熱を燃やし、それらが社会を前に進めることの原動力となる。理想の未来を紡いでいくため、SOYMILは今も旅の途中です。
(完)
SOYMIL創業ストーリー①
SOYMIL創業ストーリー②
SOYMIL創業ストーリー③
Powered by Froala Editor
株式会社SOYMILの法人活動理念
私たちが掲げる理念である「Our Heritage, Our Pride」には、古来から未来に繋がる私たちの財産(ヘリテージ)、
私たちが誇り(プライド)に思っているものを未来へ紡いでいこう意味があります。
私は、2度の海外生活と約40か国・地域を訪問した経験、中国大陸を放浪した経験を通して世界中の多くの人や文化と接点を持ってきました。私は、新しい人や文化との出会いを通して得る新しい学びや発見を得ることが心の底から好きです。その一方で、自分は何者なのか?自分が寄って立つ価値観とは何なのか?について上手く語ることができず、疑問を持って生きてきました。
日本に帰国した後に感じるのは、今の日本社会では幸福を追求できないかもしれないという漠然とした不安です。就職活動の時は優秀だともてはやされていたものの大きな組織で不本意な時間を漫然と過ごしている同年代の若者、定年退職を目前として漠然とした不安を抱くシニア層、狭い幅の職業選択で自身の力を発揮する場所を見つけられない地方の同世代。
企業活動も同様です。公的機関の補助金や岩盤規制の守りの中で成り立っている産業が多く、持続可能とは言い難い経済活動を多数目の当たりにしてきました。さらには、市場の縮小や担い手の不在で、古来から紡がれてきた大切な価値の存続が危ぶまれている現実とも向き合ってきました。
個々人が幸せを追求するためには、自分の生き方の源流と向き合い、世の中との繋がりを取り戻すことで自発的に行動すること。そして、その一つの手段が「起業」だと考えるようになりました。
・全てのステークホルダーが、社会、文化や自然との紐帯を感じられるか
・社会的インパクトを創り出し、300年後の未来へ価値を紡いでいけるか
・自分の生き方と向き合い、幸福を追求できるか
私たちは社会的インパクトを創り出す起業家集団として上記の三点を価値基準としていきます。国籍、文化的背景、学歴を問わず、SOYMILの仲間が自由闊達に行動し、相互扶助をすることで、幸せを追求できる社会に貢献して参ります。