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  5. 小規模校をオンラインでつなぐ「学校横断型探究」のプログラム開発・運営担当

更新日:2023/10/31

小規模校をオンラインでつなぐ「学校横断型探究」のプログラム開発・運営担当

認定NPO法人カタリバ
  • 勤務場所

    東京 杉並区[高円寺南] (働き方はリモートワーク中心で、週1回程度の出社を行っています。)

  • 待遇

    月給250,000〜350,000円

  • 募集対象

    社会人

  • 勤務頻度

    週4~5回

  • 勤務期間

    1年からOK

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基本情報

カタリバは、全国の小規模高校を対象に、学校間連携の形成により興味・関心に応じた探究を実現する「学校横断型探究プロジェクト」に取り組んでいます。今回、プログラム開発・運営を担当するメンバーを募集します。

募集対象
  • 中途採用
  • <必須>
    *中高生の状況・個性に応じて意図を持って関われるコミュニケーション能力
    *自律的に課題発見・仮説検証のサイクルをまわしていける主体性

    活動テーマ
    勤務場所

    働き方はリモートワーク中心で、週1回程度の出社を行っています。

    待遇
    • 月給250,000〜350,000円

    45時間分の時間外手当として6.4万円~を含む/超過分は別途追加支給

    勤務期間/頻度

    勤務頻度:週4~5回
    勤務期間:1年からOK

    注目ポイント
    • 事業フェーズ拡大に向けて新規採用
    • 地方地域における新たな教育環境のモデルづくり
    • 未来の学校づくりの選択肢
    募集人数

    2名

    職種
    祝い金 3,000円 祝い金とは?
    特徴

    募集詳細

    募集の背景

    高校の約20%を占める「小規模校」が抱える課題


    小規模校とは、その名の通り生徒数の少ない学校です。1校あたりの学級数が9以下の高校は、日本全国に683校、全体の約20%を占めると言われています。

    少子化や過疎化によって高等学校の再編整備が進められた結果、1989年に5,523校あった公立高校は2016年に5,029校と、約1割(494校)減少しました。そして、統廃合の対象となる学校は、小規模校と呼ばれる学校が多くを占めます。

    また、小規模校では、指導にあたる教員の数が少ない、人間関係が固定化して生徒同士の切磋琢磨が起きにくいなどの現状もあります。特に、新学習指導要領・総合的な探究の時間で求められる「個別最適な学び」において、人的リソースの不足は大きな課題となります。


    仕事内容

    主に学校をこえて生徒が参加するオンラインプログラムの開発・運営を中心にお任せする想定です。


    授業時間内での合同授業プログラム(教育課程内)と、放課後プログラム(教育課程外)を実施し、小規模校に多様な出会いを通じた学びの機会を届けます。加えて、教員間での交流・研修会を実施し、先生方の探究支援にかかわる知見のベースアップを目指します。


    〈具体的な業務内容〉

    ■ プログラムの全体設計

    • 連携校の生徒が行っている探究テーマや活動の進捗を把握し、探究活動を進める手法やアイデアを学べるオンラインプログラムを数ヶ月単位で設計します。連携校の先生と定期的にオンライン面談やチャットツールでのコミュニケーションを行い、現場のニーズに沿ったプログラムを立案します。

    ■ プログラムの実施

    • 社内での打ち合わせを適宜実施しながら、オンラインプログラムの教材作成等や集客等の準備をし、実施まで行います。プログラムの実施後は参加した生徒の情報を各校の先生へフィードバックし、継続的な連携へつなげます。

    ■ 小規模高校コミュニティの企画・運営

    • 連携校の先生が、それぞれの学校での探究活動をよりよく推進することができるように、支援方法やカリキュラムに関 する情報交換や研修会等を企画します。連携校がお互いに学び合える関係を構築するための機会やツールを立案し、実行します。

    〈具体的なプログラムの一例〉

    ― アイスブレイク生徒交流会

    ― 学校横断テーマ別ゼミ

    ― 学校横断合同発表会

    ― メタバース空間を活用した放課後探究講座

    ― 教員間交流・研修会(教員向けプログラム)


    ある日のスタッフの1日(合同授業実施日)
    ― 09:00-09:30 スタッフミーティング
    ― 09:30-10:00 連携校への連絡調整
    ― 10:00-12:00 プログラム作成作業
    ― 12:00-13:00 休憩
    ― 13:00-13:30 スタッフミーティング
    ― 13:30-16:00 合同授業実施
    ― 16:00-16:45 連携校の教員と打ち合わせ
    ― 16:45-17:45 資料作成などの事務作業
    ― 17:45-18:00 終礼ののち退勤



    体験談・雰囲気

    特徴
    男女比

    男性:50%、女性:50%

    法人情報

    認定NPO法人カタリバ

    “意欲と創造性をすべての10代へ”

    ※ 認定npo法人とは、所轄庁により公益性を認められており、一般のNPO法人にはない「税制優遇」が適用されています。

    代表者

    今村 久美

    設立年

    2001年

    法人格

    認定NPO法人

    団体の活動を支援しませんか? 支援方法を確認する

    カタリバの法人活動理念



    ■VISION(実現したい社会)

    どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会


    ■MISSION(私たちの使命)

    意欲と創造性をすべての10代へ


    予測不能な変化が起きる時代を100歳まで生きるかもしれない、今の子どもたち。自ら人生を切り拓き、豊かに生きていくためには、生涯学び続ける「意欲」と変化の激しい時代を楽しみチャンスに変える「創造性」が、すべての子に必要です。


    しかし、教育機会が平等に行き届いているはずの日本で、目には見えない、意欲と創造性を育む「きっかけ格差」が広がっていると感じています。NPOカタリバは、すべての10代が意欲と創造性を育める未来を目指して、様々な活動に挑戦していきます。






    カタリバの法人活動内容


    ― 高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)

    ― 被災地の放課後学校の運営(岩手県大槌町・福島県広野町)

    ― 災害緊急支援(西日本豪雨、令和元年東日本台風、熊本豪雨・伊豆山土砂災害)

    ― 地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市)

    ― 困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)

    など


    活動実績

    2000年
    大学生の代表今村と共同創業者の三箇山が出会う

    2000年

    夏の海辺で二人が対話する中で、ナナメの関係をベースにコミュニケーションによって心に火を灯すカタリバのコンセプトが生まれる。


    2001年
    六本木のみなとNPOハウスを間借りしてNPOカタリバスタート

    2001年

    初の「カタリ場」授業を高校2校の文化祭で実施。たった30分の大学生とのおしゃべりで高校生の表情がみるみる変わり、魔法のように元気になっていったことが手応えに。


    2003年
    「出張授業カタリ場」の事業展開がスタート

    2003年

    イベント型では一部の高校生にしか届けることができないと、授業枠を使った「出張授業カタリ場」を初実施。その後「出張授業カタリ場」の事業展開がスタート。


    2006年
    東京都より特定非営利活動法人(NPO法人)取得

    2006年

    2007年
    青森県・沖縄県など他地域へのカタリ場プログラムのノウハウ提供開始

    2007年

    2009年
    カタリバ大学開校

    2009年

    2010年
    「『カタリバ』という授業」(上阪徹、英治出版)出版

    2010年

    カタリバ立ち上げ時のエピソードや、高校生の目の色を変える「カタリ場」の熱気、収益化の課題などを深く書いていただく。


    2011年
    宮城県女川町に「コラボ・スクール女川向学館」オープン

    2011年

    岩手県大槌町に 「コラボ・スクール大槌臨学舎」オープン

    2011年

    3月、東日本大震災発生

    2011年03月11日

    カタリバ卒業生たちも含めて取り組んだ街頭募金。3日間で集まった約500万円の寄付先を探しに、代表の今村が東北へ。そこで、行方不明になった両親を探しながら、周りの子どもたちの面倒をみる高校生と出会う。被災地の子どもたちが未来をつくれる居場所が必要だと、被災地の放課後学校「コラボ・スクール」のコンセプトが生まれる。


    2012年
    初めての全社会議@高円寺本部事務所

    2012年

    これまで東京の拠点を軸に活動していたカタリバが、東北2拠点と東京1拠点の合計3拠点に増えたことで、全員が顔を合わせる機会をつくろうと全社会議がスタート。


    2013年
    東京都より「認定特定非営利活動法人」(認定NPO法人)取得

    2013年

    高校生マイプロジェクトがスタート

    2013年

    「支援される側から、今度は自分たちが町のためになにかしたい」という被災地の高校生の声から、地域や身の回りの課題を解決するためにプロジェクト活動に取り組むマイプロジェクトがコラボ・スクール大槌臨学舎でスタート。


    「全国高校生マイプロジェクトアワード」のスタート

    2013年

    東北の子どもたちが他地域の高校生と出会う、他流試合の機会をつくろうと、第1回「全国高校生マイプロジェクトアワード」を開催。この時はエントリーの一般公募はせず、高校生18名が東京に集まり開催。


    2014年
    プロジェクト型学習「マイプロジェクト」の 全国展開スタート

    2014年

    マイプロジェクトに取り組む経験は、被災地だけでなく、全国の高校生に必要だと考え、全国から73名の高校生が集まりマイプロジェクトをつくる「鎌倉カイギ」を開催。マイプロジェクト実行委員会の原型となる、伴走者たちの出会いが生まれる。


    2015年
    中高生の秘密基地「文京区青少年プラザb-lab」オープン

    2015年

    被災地だけでなく、放課後に思春期世代のための新しい居場所が全国に必要だと、東京都文京区より委託を受け中高生の秘密基地「文京区青少年プラザb-lab」をオープン。


    島根県雲南市で「おんせんキャンパス」オープン

    2015年

    そこにしかない地域の資源をいかした、ここだからできる教育を実現しようと、島根県雲南市教育委員会より不登校支援と社会教育事業の委託を受け「おんせんキャンパス」をオープン。


    2016年
    熊本県益城町に「コラボ・スクールましき夢創塾」オープン

    2016年

    東京都足立区に「アダチベース」オープン

    2016年

    子どもたちのもう一つの家として、心の安心安全基地をつくることで、どんな環境に生まれ育った10代も意欲と創造性を育める未来を実現しようと、足立区子どもの貧困対策課より委託を受け「アダチベース」をオープン。


    島根県益田市教育委員会に「ライフキャリア教育コーディネーター」を配置

    2016年

    対話型キャリア学習プログラムカタリ場を地域全体で行い、学校と地域社会をつなぐことで社会に開かれた学校を実現するコーディネーターを教育委員会に配置。


    神奈川県川崎市と連携した「川崎ワカモノ未来PROJECT」がスタート

    2016年

    川崎市在住または在学の高校生が、自分が住んでいる・通っている街「川崎市」を、高校生ならではの視点でより良く変えていくマイプロジェクトをつくる。アイディア出しのワークショップ、高校生によるアクション、成果発表の3つのプログラムを行う3ヶ月のプロジェクト。


    4月、熊本地震発生

    2016年04月16日

    コラボ・スクール女川向学館に通っていた生徒の保護者の方からのメッセージに背中をおされて、熊本での教育ニーズ調査活動を開始。教育委員会や学校と対話をしながら必要なサポートの形を模索。


    2017年
    福島県立ふたば未来学園高校に「高校支援コーディネーター」を配置

    2017年

    学校に常駐しリーダーの右腕として、カリキュラムの改善を行いながら、生徒たちの探究活動を促進するコーディネーターをふたば未来学園高校に配置。


    福島県立ふたば未来学園高校内に「コラボ・スクール双葉みらいラボ」オープン

    2017年

    生徒たちが自分の未来を探す拠点となる、学校の中にある新しい居場所をオープン。先生方と連携しながら探究的な学びのサポートも実施。


    雲南市高校魅力化プロジェクトがスタート

    2017年

    島根県立三刀屋高校、島根県立大東高校に「高校支援コーディネーター」「探究支援コーディネーター」として職員を配置し、雲南市高校魅力化プロジェクトが本格始動。


    岩手県大槌町教育委員会の「教育専門官」として職員を配置

    2017年

    教育政策に関わり、行政・学校・地域を対話で繋ぐ役割を担う、教育行政支援の取り組みがスタート。


    2018年
    2つ目の「アダチベース」オープン

    2018年

    足立区子どもの貧困対策課より困難を抱える子どもたちの支援事業の委託を受け北部に2つ目の「アダチベース」をオープン。行政や地域との連携も深め、足立区に住む困難さを抱えた子どもたちにより多くリーチできる体制に。


    西日本豪雨子どもサポートの活動実施

    2018年

    西日本豪雨によって特に住居被害が大きかった岡山県で、教育行政支援や、避難先がバラバラな被災した子どもたちへのアウトリーチ活動、地域の高校とパートナーシップ協定をむすんだ高校支援の取り組みを現地の団体と連携しながら実施。子どもたちが学校に通えるようになるまでをサポート。


    2021年
    2019年以降も、続々と新規事業の立ち上げを行っています!

    2021年

    ・災害時子ども支援「sonaeru」

    ・外国ルーツの高校生支援プロジェクト

    ・カタリバオンライン for Kids / for Teens

    ・キッカケプログラム

    ・みんなのルールメイキングプロジェクト

    ・オンライン不登校支援「カタリバセンター」 など

    カタリバのボランティア募集

    カタリバの職員・バイト募集