- ホーム
- NPO求人
- 大阪のNPO求人募集一覧
- 大阪でのこども・教育系NPO求人募集一覧
- 【正社員】経済的困窮、不登校、非行、虐待、などの困難を抱えるお子さんの支援
- 募集終了
- 中途
更新日:2023/05/29
【正社員】経済的困窮、不登校、非行、虐待、などの困難を抱えるお子さんの支援
株式会社キズキこの募集の受入企業「株式会社キズキ」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
行政から受託した事業の現場運営スタッフ募集!
大阪市、吹田市、西宮市など関西の自治体から委託を受け、経済的困窮、ひとり親、虐待、ヤングケアラー、不登校、非行などの困難を抱えるお子さんを支援します。
募集対象 |
■対象となる人物 |
---|---|
活動テーマ | |
勤務場所 |
勤務場所:関西地区の自治体現場(大阪・京都・兵庫)またはキズキ共育塾大阪校 |
待遇 |
①想定年収※スキル・経験により応相談 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週4~5回 月〜金曜日、フレックス制(コアタイムなし、1日平均8時間労働・別途休憩1時間) |
注目ポイント |
|
募集人数 |
3名 |
職種 | |
祝い金 | 11,000円 祝い金とは? |
特徴 |
募集詳細
■キズキ×自治体事業について
キズキの公民連携事業部では、省庁や自治体と連携し、
生活困窮世帯・ひとり親世帯・不登校・発達障害の子どもの支援などの事業を行っています。
2023年現在、全国約30の自治体と1つの省庁から事業を受託しています。
いずれの事業も単なる学習支援ではなく、生活面・メンタル面などの子ども達・保護者が抱える様々な課題を、
自治体や地域の関係機関と連携しながら解決していきます。
事業部が立ち上がってからまだ4年しか経っていませんが、「キズキの知見」が全国の自治体から求められています。
その結果、毎年2倍のペースで委託事業数が増えています。
私たちはこれからも、キズキのサービスを必要としてくださるより多くの方に支援をお届けしたいと考えております。
それに伴い、公民連携事業を支えてくださる方を募集します。
キズキが蓄積してきた知見が、困難を抱える方々の支援に活かされることにやりがいを感じる仕事です。
少しでも挑戦してみたい、と思われた方のご応募をお待ちしております。
■関西での支援事例(一例です)
大阪市大正区:生活困窮世帯(全30世帯)に対してキズキはアウトリーチ支援(家庭教師型での学習支援)を実施しています。
生活困窮世帯のお子さんは経済的な理由から学校外で学習機会を得ることが困難です。
一定数のお子さんは学習が苦手なため本来は個別の指導が必要ですが、公立学校では不向きな集団授業しか受けることができずどんどん挫折していきます。
このようなお子さんに対して、公平な教育の機会を提供する事業です。
大阪市一時保護所:令和5年度からの受託が決定しました。
一時保護所とは、虐待等により親元で暮らすのが困難な児童が一時的に生活する場所です。
その一次保護所では40人ほどの小学生~高校生が暮らしますが、入所中は外出できず学校にも通えません。
そのため子どもたちの学習権を保障しながら、勉強の興味をより持てるように、やる気が引き出せるよう支援する社会的意義のある事業です。
兵庫県西宮市:関西でも最大級規模の事業であり、全11教室で総勢150人程の中学生が登録しています。
50人ほどの支援員が携わり、生活保護を受給している世帯やひとり親世帯の子どもに対して学習支援を届ける、インパクトの大きい事業です。
■公民連携事業スタッフの業務
公民連携事業の運営スタッフの業務は、支援業務と事務業務があります。
あなたのご経験やご希望にあわせて支援業務量と事務業務量の調整をいたします。
また、業務量や現場対応の時間にあわせて、フレックスで柔軟に勤務できるのも魅力です。
1日の業務の流れ
11時出勤ーメールチェック、前日の実施報告・授業報告の確認(ここで開講日の生徒さんの様子を把握したり、各事業の教室管理者や講師からの相談に乗っています。)
12時ーチーム内MTG
(担当自治体の実施状況や困りごとなどを確認します。)
13時ー15時 関係機関との打合せや提出資料の作成
15時ー休憩
16時ー講師面接
17時ー20時 現場訪問・運営サポート・1年間の業務の流れ
1年の業務の流れ
1月~3月:継続受託する自治体との打合せ、次年度の事業受託に向けてプロポーザル参加、受託が決まったものから立上げ準備(自治体との打合せや講師採用、利用申込受付、生徒面談等)、受託事業の年度末報告(事業振返りや効果測定等)
4月~6月:受託案件の立上げ(実際に現場に入り、現場が定着するまで現場運営に関わる)
7月~12月:定着した自治体の巡回やサポート、自治体ごとのイベント企画運営、受験に向けた進路相談やサポート体制の強化、効果測定や支援事例の収集 等
体験談・雰囲気
この求人の体験談
公民連携事業部マネージャー:平井瑞生
大学卒業後は裁判所事務官として勤務後、「困難を抱える子どもたちへの支援に直接携わりたい」という思いからキズキへ入社。キズキ共育塾の教務スタッフを経て、現在は公民連携事業部(関西地区)のマネージャーとして、9つの事業を運営している。
自分と同じような境遇にいる人をサポートしたい
私は、小学校低学年のときに両親が離婚して、下の兄弟と母子家庭で育ちました。当時の家庭状況は不安定で、居心地の良い環境ではなかったし、ちょうど同時期に学校でも居場所がないと感じることがあって。家にも学校にもいたくないと感じて、転校して私だけ祖父母の家で暮らすようになりました。
そんな経験もあって、小中学生の頃は大人や社会への反発心がすごくて、ちょっとぐれかかっていたんです(笑)ただ、勉強だけはやった分だけ認めてくれる先生がいて、むしろ好きなほうでした。成績は良かったのですが、進路については、家のことや周囲と同じ道に進みたいと思い、夜間定時制や中卒での就職も考えていました。そんなときに、転校先の学校で出会った友達や先生が「もっと先の道にも繋がるかもしれないから、全日制の高校に行きなよ」と助言をしてくれたり、母も「家のことを気にしているなら、高校に行って楽しく過ごしてくれることの方がもっと嬉しい」と言ってくれたりました。また、どれだけ心を閉ざしても、時には差し伸べられた手をはたいてしまうほどに頑なな態度を見せても、何度も声をかけてくれました。そんな周りの人のサポートもあり、私は全日制の高校そして国立の大学へ進学することができました。
幼少期は大変な思いをすることもありましたが、家族をはじめ周りの人がたくさんサポートしてくれて、受け皿となってくれたおかげで、私はなんとか自分がやってきたことを一本の道にすることができたと思っています。このときくらいから、将来は私と同じような境遇にいる人をサポートできるような仕事に就きたいと漠然と考えるようになりました。
「少年が立ち直っていく道のりに直接関わりたい」という思いから、キズキへ
大学3年生で本格的に就職先を考え始めたとき、母から教えてもらった「家庭裁判所調査官」という仕事に興味を持ちました。ただ、家庭裁判所調査官の受験科目の中に専門分野があり、現役で受験するには準備時間が足りず・・・裁判所に入ってからキャリアチェンジしようと考え、裁判所事務官として就職しました。
裁判所事務官の仕事は、裁判で使う資料の整理など、裁判の補助が主な業務となります。その際、家裁調査官が調査した少年の生い立ちや少年・保護者との面談記録を読むこともありました。
記録を読んでいる中で、母子家庭であったり生活困窮世帯であったりと、育った環境に困難があったんだろうなという人が少なくありませんでした。
私の場合は支えや受け皿があったけど、そうじゃない子もたくさんいる。同じような経験をもっているからこそ、言葉をかわし合ったり直接関わることもできるのではないかと思うようになりました。
公務員という中立的な立場ではなく、少年や困難を抱えた方たちが立ち直っていく道のりに直接長期的に関われる活動がしたいと強く考えるようになり、転職を決意しました。
転職するにあたって、私は少年院入退所者への支援や児童養護施設など困難がある子どもへの支援をしたかったので、支援と言えばNPOだと思い、最初はNPOを調べていました。でも、給与水準が下がることへの懸念や、支援に関する考え方が自分の理想とは違うと感じて、NPOの関連性から「福祉」をキーワードに検索して、キズキを見つけました。
印象に残ったのは、まず、「何度でもやり直せる社会をつくる」という理念のもと、株式会社で社会的包摂を行う事業をやっていること。代表の安田さんが書いた本もすぐに買って読んだのですが、私自身の生い立ちや考え方と重なる部分がすごく多くて、びっくりしました。特に胸を打たれた内容には未だに付箋を貼っています。
さっそく求人を調べてみると、記載されていた「求める人物像」について、初めての業界でも頑張ればやれるのではないかと思ったこと、また給与水準や昇給スケジュールも明確だったことから、直感的にここだ!と思い、応募しました。
事業受託→定着まで一気通貫で関われることがやりがい
公民連携事業部でのお仕事のやりがいは、なんといっても、自治体などから事業を受託し、その事業が無事定着するまでの過程を一気通貫でやり遂げられることです。
私は、「一人でも多くの方に必要な形で支援を届けたい!」という思いでキズキに入社し、働いているので、昨年よりも多くの自治体から事業を受託できたときや、事業規模が拡大したとき、いちばんは現場でその事業を利用する子どもたちや支援している講師が楽しそうに過ごしているところを見たときは、特に達成感を感じます。また、以前は公務員の立場で視察として訪れた少年院に、今では支援者として訪問し、直接少年たちと関わることができていることに、喜びとともに「もっとキズキの支援でできることがあるのではないか」と熱い思いがこみ上げてきます。
また、現在は公民連携事業部のマネージャーをやっているので、部下を育成することや、事業部全体の運営に関われることもやりがいのひとつとなっています。
公民連携事業部に興味を持ってくださったあなたへ
公民連携事業部では、年々受託事業が増加しており、現在関東と関西を合わせると25事業を受託・運営しています。受託元の自治体や案件によって、様々な困難を抱える方をサポートすることができるお仕事です。また、直接的な支援だけでなく、講師の採用や育成、生徒さんとのマッチングなど、より広い視点から支援に携わることができます。
「困難を抱える子どもたちを支援したい」という思いをお持ちの方。また、直接的な支援にとどまらず、より広い視点から支援に携わりたいと考えている方。ぜひあなたの思いやご経験を活かし、私たちと一緒に困難を抱える子どもたちをサポートしませんか?
2019年7月:キズキ共育塾大阪校の教務スタッフとして入社。
2020年6月:キズキ共育塾大阪校の教室長に就任。同時期から公民連携事業部の業務にも携わる。
2022年1月:公民連携事業部に異動、マネージャーに就任。
特徴 | |
---|---|
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
企業情報
代表者 |
安田祐輔 |
---|---|
設立年 |
2011年 |
法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
キズキの企業活動理念
キズキは、「何度でもやり直せる社会」をつくることを目指して、「事業を通じた社会的包摂」を行う会社です。
キズキでは、「何度でもやり直せる社会をつくる」ことをビジョンに掲げ、不登校や中退、引きこもり、生活困窮、
うつ病、また発達障害など、様々な困難に直面した方たちに向けた事業を展開しています。
現在の日本社会は、一度レールを外れると、やり直すことが困難です。
挫折経験のある方が人生をあきらめざるを得ない状況に立たされることは、その方にとってだけではなく、
社会全体にとっても大きな損失を生んでいると考えています。
様々な理由で挫折を経験した人たちが「もう一度やり直すことができるような事業をつくり続けることで、
私たちはこれからも、様々な困難を抱える人たちに徹底的に向き合い続けていきます。
キズキの企業活動内容
「何度でもやり直せる社会をつくる」ための、キズキの主な3事業を紹介します。
■学習支援事業
〈キズキ共育塾〉
ーーー不登校や中退の方の学び、受験を支援する個別指導塾(首都圏・関西・東海)
「キズキ共育塾」には、不登校・中退など様々な方が通っています。
授業は1対1で行い、生徒一人ひとりの特性や状況に合わせたきめ細やかな支援をしています。
居場所になるような機能だけでなく、難関大学も含めて進路決定に繋げることができる学習支援が特徴です。
過去に何らかの挫折からやり直した経験を持つ講師や職員も数多く在籍しており、
生徒のロールモデルとなっています。
〈家庭教師キズキ家学〉
ーーー不登校の小学生・中学生・高校生を支援する家庭教師(関東・関西)
不登校で人と話すのが苦手、外に出るのが怖い、少しずつ勉強に取り組みたい、
それでも「勉強の遅れを取り戻したい」「受験合格に向けてがんばりたい」。
そんな方に家庭教師が寄り添い、きめ細やかな学習指導を行います。
ご要望に応じて、外出同行やご家族も含めたカウンセリングなども行います。
■就労支援事業
<キズキビジネスカレッジ>
ーーーうつや発達障害による離職者が専門的なビジネススキルも学べる就労移行支援(関東・関西)
キズキビジネスカレッジ(以下、KBC)は、うつ病や発達障害によって離職した方が、
企業への就職やフリーランスとしての自立を目指すための就労移行支援事業所です。
KBCの特徴は、多様なビジネススキルの学習機会を提供する点です。
離職による空白の時間を、ビジネススキルを身につけるキャリアアップの時間に変えていくことを目標としています。
■公民連携事業
ーーー日本全国の自治体と連携して、貧困家庭の子ども支援などを展開(関東・関西)
公民連携事業部では、全国で49の自治体から委託され、生活困窮家庭等の子どもたちへ、
訪問型支援や居場所支援など、対象者のニーズに合わせた支援を提供しています。
キズキ共育塾は授業料をいただくことで運営しているため、
過去には、授業料を払えずに通うことができない生徒もいました。
「所得の有無にかかわらずキズキのサービスを届けるためには、行政と連携することが最適ではないか」と考え、
立ち上がったのが公民連携事業部です。
近年では、法務省から委託され、少年院を出所した少年たちの支援をしています。
また、厚労省からの助成を受け、生活困窮者および引きこもりの方への支援も実施しています。
取り組む社会課題:『教育格差』
活動実績
代表安田が横浜市、内閣府からの創業支援により、不登校・ひきこもりの若者支援をスタート
2010年
NPO法人キズキを設立・「キズキ共育塾」スタート
2011年
巣鴨のマンションの1室で、学習支援事業「キズキ共育塾」をスタート。
公民連携事業スタート
2014年
新宿区若年者就労支援室の運営を受託。公民連携事業を開始
株式会社キズキ設立
2015年
NPO法人キズキとの2法人体制の確立。キズキ共育塾生徒数が100名を超える。
キズキ共育塾を新たに3つの拠点にて開校
2017年
2016年に第二教室としてキズキ共育塾秋葉原校を開校。
翌2017年、キズキ共育塾大阪校・池袋校を開校。キズキ共育塾代々木校を拡大移転。
生徒数は270名を超える。
スタディクーポンプロジェクトスタート
2017年
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(CFC)と共にスタディクーポン・イニシアティブを立ち上げる。
公民連携事業では、足立区の「ひとり親家庭を対象とした家庭教師派遣事業」を受託。
代表安田の著書『暗闇でも走る 発達障害・うつ・ひきこもりだった僕が不登校・中退者の進学塾をつくった理由』出版
2018年
代表安田が執筆した『暗闇でも走る 発達障害・うつ・ひきこもりだった僕が不登校・中退者の進学塾をつくった理由』が講談社より出版される。
「キズキビジネスカレッジ」スタート
2019年
就労支援事業キズキビジネスカレッジ新宿御苑校がオープン。
学習支援事業では、2018年にキズキ共育塾武蔵小杉校、
2019年にキズキ共育塾吉祥寺校・横浜校を開校。生徒数は550名を超える。
公民連携事業では、2018年に大阪府吹田市の事業、
2019年に東京都渋谷区・八王子市、大阪市住吉区の事業を受託。
新たに5つの自治体から事業を受託
2020年
公民連携事業にて、大阪市阿倍野区、住吉区、淀川区、大正区、神奈川県川崎市から教育支援事業受託。
就労支援事業では、キズキビジネスカレッジ新宿校がオープン。
「家庭教師キズキ家学」を開始
2021年
株式会社グロップ(岡山県岡山市)から不登校・中退者向けの家庭教師派遣事業「東京家学」「関西家学」を譲受し、学習支援事業にて「家庭教師キズキ家学」がスタート。
就労支援事業では、キズキビジネスカレッジ大阪校・横浜校がオープン。
代表安田の著書『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本』出版
2021年
代表安田が執筆した『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に勉強するための本』が翔泳社より出版される。
代表安田の著書『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法』出版
2022年
代表安田が執筆した『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法』がKADOKAWAより出版される。
代表安田がNHK討論番組「日曜討論」に出演
2022年05月08日
5月8日(日)、NHK「日曜討論」に代表の安田が出演。
野田こども政策担当大臣や専門家とともに、「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」をテーマに討論。
キズキ共育塾新宿校が開校
2023年07月