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更新日:2022/10/18
千葉市ひきこもり地域支援センターの相談員を募集!
NPO法人ユニバーサル就労ネットワークちばこの募集の受入法人「NPO法人ユニバーサル就労ネットワークちば」をフォローして、
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基本情報
働きづらさを抱える人によりそって就労支援をしている法人です。今回は千葉市ひきこもり地域支援センターで悩みを抱えた若者やご家族に伴走しながら支援をする相談員を募集しています。
募集対象 |
・【歓迎】社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師等、対人援助に関わる資格をお持ちの方。 |
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活動テーマ | |
勤務場所 | |
待遇 |
交通費別途支給・社会保険完備・資格手当あり・その他福利厚生制度あり |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週4~5回 募集は週5日勤務・勤務時間は8:30~17:30が基本となります。 |
注目ポイント |
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募集人数 |
2名 |
職種 | |
祝い金 | 3,000円 祝い金とは? |
特徴 |
募集詳細
私たちは働きづらさを抱えている方々の就労支援や社会参加に向けての支援を実施しています。
こうした支援を通して、より多くの人が働きやすい地域づくりに貢献していきたいと考えています!
【業務内容】
<千葉市ひきこもり地域支援センター相談員>
・ひきこもり状態にある家族やご本人等への相談支援や必要に応じて専門機関へのつなぎ支援、相談記録や事務書類の作成
・グループワークの企画運営等の業務
・その他法人に関わる業務
※社会福祉法人生活クラブ風の村からNPO法人ユニバーサル就労ネットワークちばの出向職員となります。
※居住地により千葉市内・浦安市内への事業所異動の可能性があります。
※職員の資質向上のため、数年ごとに千葉市内でジョブローテーションの異動があります。
【能力・資格】
・心身ともに健康であり、相談業務の経験がありコミュニケーション能力と幅広い知識を学ぼうとする学習意欲と熱意をお持ちの方
・未経験の方でも応募できますが、自己研鑽が必要となる業務ですので、経験・知識ともに前向きに吸収しようとする姿勢をお持ちの方
・PC基礎レベル(Officeでの文書やリスト作成スキル、クラウド等グループウェアの利用等)必須
・(歓迎)社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師など有資格者
・(歓迎)普通自動車免許所有
【人物像】
・相談支援は資格やテクニックで語れるものではありません。その根底にあるのは、支援者ひとりひとりの人間性が当事者の方に一番に伝わっていきます。ですので、私たちは資格や経験にとらわれず、未経験の方も広く受け入れております。が、相談支援の学習をされていないということは、むき出しの自分で当事者支援を行わざるを得ず、時として傷つきながらの支援となります。
未経験の方は入職後、いかにご自身で対人援助職の学習を重ねられるか、武器を自分なりに身につけられるかが大きなポイントとなります。そして何より職場の先輩に困ったことがあったときに、相談をしたり助けを求めたりできることが大切です。
また、「人間性」と一言で語ってしまいましたが、相手の話を相手の価値観の中で深く聴くことのできる傾聴センス、自分の価値観をいったん横において、相手が歩んできた人生を尊重できるか、自分が相手に投げかけた言葉に対する振り返りができるかなどなど、自分自身を謙虚に、なるべく客観的に観察していく力が必要です。また当事者のみならず、職場の仲間に対してもお互いの尊厳を守りながら、適度な礼節を持って接することが大切です。仲間意識はあれど、お互いの個性を尊重できる、そんな職場や社会を目指しています。
もちろん、100点満点の相談員なんていません。人間ですから、傷つきあいながら進む支援もあったりしますが、そうした相互作用の中で支援を進めていくことを楽しみ、興味を持って取り組んでいただける仲間を探しています。
体験談・雰囲気
この求人の体験談
<千葉市ひきこもり地域支援センターで実際に勤務していベテランスタッフの声>
1) どのような流れで支援を行いますか?
◆本人・家族からの問い合わせ・初回相談予約
↓電話で相談受付。丁寧に話を聞くために原則事前予約制。
↓来所での緊急対応の場合は出来る限り対応する。
↓本人、家族、いずれも対応。
◆相談員2名で初回相談(来所・訪問)
↓第一印象で個人的な思い込み、先入観を持たないよう必ず2名で対応。
↓登録手続き、個人情報の厳守の説明をして、現在の状況、困り事の聞取り。
↓必要に応じ、こころの健康センター、保健センター等との連携支援。
◆センターとして相談継続・相談員が社会参加同行
↓初回相談を踏まえ具体的な今後の生活等について一緒に考える。
↓専門的な支援(医療、就労支援等)との連携支援や居場所等への同行。
↓ケース検討をしながらセンターとしての支援方針に添って継続支援。
◆本人が自分らしい"生き方・社会参加"の実現
↓相談者が自己決定できるよう支援し、応援する。
↓「サポートがいらない」と思うまでサポート。一旦終了しても相談者の希望があれば支援再開
(2)仕事で大切にしていることはなんですか?
1.やっとの思いで相談につながる方が多いので、相談者への労いと敬意は惜しまないよう心がけています。
2.主訴の確定は丁寧に。
3.受容的な態度で相談者と向き合い、否定的な表現や言葉遣いは使わない。
上記のことを大切にしながらひきこもっている本人や家族と信頼関係を築き、寄り添い、包括的で継続的な「伴走型支援」を行っています。
(3)やりがいは?
相談の特性上、難しい相談や時間が掛かる支援が多いが本人に繋がった時はやはり嬉しいですし、やっていて良かったと思える瞬間です。
なかなか支援が進まないことも多々ありますが、逆に見えなかったことに気づかされたり、相談者から教わったりすることで大きな糧にしてやりがいに繋がっています。
(4)どういう資格が役に立ちますか?
現在、色々なスタッフが活躍しています。相談経験豊富な者から経験が浅い者、保有資格も社会福祉士、精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント等様々で、資格取得を目指しているスタッフもいます。
専門的な知識だけでなく、福祉分野以外の幅広い知識や人生経験、熱い心も求めています!
この求人の雰囲気
【設立8年を迎えた法人です!】
法人設立して8年目を迎える法人です。職員は全部で25名ほどのNPO法人ですが、全部で主に5つの事業所に分かれているため、ひとつひとつの事業所は5-6名程度の小さな規模での事業実施になっています。
「働きづらさ」を抱える方々の支援は社会参加から一般的な就労支援のスキル取得等、幅広い福祉の知識も必要になってきますし、時には職員個人の社会経験からの知識も十分に活用できるものです。そのため、職員ひとりひとりの個性が法人の強みになっています。
【就労に関する新しい社会課題に常にチャレンジ!】
個性がひとりひとり異なるものの、多面的な視点からの支援を大切にしているため、チームワークはとても良いと自負しています!そんな多様な人材の集合体ならではのオリジナルの支援方法やグループワークの開発もなかなかおもしろいですよ。既存の支援方法や理論も大事ですが、新しい手法を常に考えながら支援を実施できるのはNPOならでは!
【就労支援から生き方支援へ】
設立当初は就労支援を主軸として活動をしてきましたが、社会的な要請の高まりを受けてひきこもり支援、子ども・若者の総合相談等、支援範囲を広げてきました。私たちの事業領域も広がり、就労支援のみならず、その人や私たち自身が可能な限り自分らしく生きてはたらけるよう活動をしたいと考えています。
特徴 | |
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男女比 |
男性:10%、女性:90% |
法人情報
代表者 |
池田 徹 |
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設立年 |
2014年 |
法人格 |
NPO法人 |
ユニバーサル就労ネットワークちばの法人活動理念
◎「はたらく」意味、「はたらき方」、「はたらく」価値は人によってそれぞれ違います。私たちのところにお越しになった方々が、できるだけ自分が納得した働き方ができるようご本人に対して、会社に対して、社会に対してそれぞれ支援を行っていきます。
ユニバーサル就労ネットワークちばの法人活動内容
◎さまざまな制度を活用して、ひきこもり状態にある方々の支援から就職活動手前までの支援を得意分野としていますが、個人のニーズによっては他機関と連携をしながら就活支援も実施します。また、他制度への「つなぐ」支援も大切な位置づけとしています。
◎主な事業内容は以下の通りです。
取り組む社会課題:『不登校、引きこもり、発達障害、貧困、居場所作り、生活支援、学習支援、自立支援』
「不登校、引きこもり、発達障害、貧困、居場所作り、生活支援、学習支援、自立支援」の問題の現状
働きづらさを感じる人たちとはどういう人でしょうか?
この問題が少しずつ明らかになったのはバブル崩壊後の就職氷河期世代の問題がニートやひきこもりといったワードで取り上げられてから始まりました。当時は侮蔑的な意味合いを含んだ用語でしたが、その背景にあったは、当たり前にできると思った就職がまったくできない状況を「自己責任」として責め立てられ、自尊感情を失っていく若者たちの姿でした。
また、その後に続く派遣切りやリーマンショックなどの社会状況により、会社はより即戦力を、より効率的に仕事ができる人材を求め、人材育成にかける余力を失っていきました。けっか、過重労働やパワハラ、セクハラ等の職場内での問題により多くの方が精神疾患や自殺をするなど働いている人にも大きな負担がかかるようになりました。
私たちはそうした社会から徐々に排除した人々に対して、もう一度一緒に生きることを、はたらくということを一緒に考えるために日々活動しています。
いま、新たに新型コロナウイルスの影響で失業者や以前の氷河期世代よりもきつい第二の氷河期が来るのではともいわれており、誰もが未来を見通すことが難しくなっています。この問題に対しても私たちは考え続けることを止めることなく、日々目の前に座る誰かとともに考え、ともに生きることを続けていきます。