- ホーム
- NPO求人
- 岩手のNPO求人募集一覧
- 岩手でのこども・教育系NPO求人募集一覧
- 【岩手県大槌町】学校・地域と連携して、「教育改革」を進めるコーディネーター
- 募集終了
- 中途
- 新着
更新日:2025/09/24
【岩手県大槌町】学校・地域と連携して、「教育改革」を進めるコーディネーター
認定NPO法人カタリバ
この募集の受入法人「認定NPO法人カタリバ」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
社会課題解決に貢献したい方、教育に関わりたい方必見!東日本大震災で多大な影響を受けた岩手県大槌町。町でたった一つの高校で、地域に根付きながら、学校・行政と共に「未来を変える教育改革」に携わりませんか?
募集対象 |
【求める人物像】 一緒に働く人の年齢層について
カタリバのチームメンバーは30代前後です。業務上、生徒はもちろん、学校の先生や地域の方々、行政の方々と関わるため、幅広い年齢層の方と接します。 |
---|---|
活動テーマ | |
勤務場所 | |
待遇 |
上記には、固定残業代(45時間分)として70,000円〜87,000円を含みます。 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週5回からOK 週5日、完全週休二日制(土日祝) |
注目ポイント |
|
募集対象 |
【求める人物像】 |
募集人数 |
1名 |
職種 | |
特徴 |
募集詳細
業務内容
大槌高校にコーディネーターとして常駐し、高校魅力化のための幅広い業務を担います。◆地域探究カリキュラムの設計・授業運営
ひとつの学年を担当し、1年間を通じたカリキュラムの全体設計・見直しから、毎週の授業プランの作成、学年担任会でのミーティング、授業用の資料の作成、授業実施まで、一気通貫で担当します。
◆教育活動への地域資源の接続
地域探究に取り組む生徒と、大槌町や三陸地域の多様な大人とを接続します。生徒一人ひとりの関心や課題意識に応じた機会を設けるために、時に約30か所への生徒訪問を同時に調整することも。そこでどんな化学反応が生まれるか、想像をめぐらせながらアレンジしていきます。
◆コンソーシアムの運営
地域のステークホルダーが一堂に会して大槌高校の未来について議論する「大槌高校魅力化構想会議」、文部科学省事業の採択に伴う「運営指導委員会」など、各種コンソーシアムの事務局として、議題づくり、資料作成、各種調整など一連の会議体運営を担います。
◆大槌高校の生徒募集・学校広報
各種媒体(学校ホームページ、公式note、町内広報誌など)を通じた発信、近隣中学校への直接広報(説明会の実施、先生との関係性構築など)、オープンスクールの開催、はま留学(全国生徒募集)に関わる行政・議会との折衝などを担います。
◆受験のための個別支援
大槌高校では、一人ひとりの生徒に対して複数名の先生で伴走チームを構成します。コーディネーターもその一員として、主に、推薦入試や総合型選抜(AO入試)での進学を目指す生徒に対して、論文課題やプレゼン課題への対策を支援します。
地域探求カリキュラム
大槌高校では、地域探究カリキュラムとして「三陸みらい探究」を設定しています。「三陸みらい探究」は、三陸地域の未来を担うリーダーを育てることを目標に開講しているプロジェクト型学習(PBL)の授業です。週2時間、年間35週の授業を通して、子どもたち一人ひとりが自分のテーマを立て、大槌町や三陸地域の多様な大人と対話しながら、それぞれの課題意識に対してプロジェクトを計画・実践します。
▼生徒たちのプロジェクト一例
― 町内で廃棄されているピーマンを活用したお菓子を試作し、地域の新たな特産品としてカフェなどでの提供ができるよう取り組んだ
― 東日本大震災津波で亡くなった人々の要因分析や社会心理学理論を活用して、安渡地区の避難訓練について提案した
― 町内に気軽にキャンプができる場所がないという課題から、「みちのく潮風トレイル」コースでハイキングとキャンプができるコースを提案し、実施した
スタッフの一日
勤務時間は、大槌高校の登校時間に合わせて 8:30〜17:30 を基本としています。職員室に自席が用意されているため、他の先生たちと一緒に職員室内で働いています。1日のスケジュールは変動的ですが、一例(平日)を紹介します。
●ある日のスタッフの1日
― 08:00 出勤
― 09:00 授業に協力いただいている地域の方と打ち合わせ
― 10:30 教育委員会との打ち合わせ
― 11:30 総合的な探究の時間の授業準備
― 12:30 ランチ
― 13:30 総合的な探究の時間の授業実施
― 15:30 個別生徒のマイプロジェクトへの伴走
― 16:30 翌日の打ち合わせ資料の作成
― 17:30 退勤
体験談・雰囲気
この求人の雰囲気
・大槌高校では共に魅力的な教育をつくるパートナーとして受け入れていただき、先生方と円滑にコミュニケーションを取りながら活動しています
・服装はビジネスカジュアルです(スーツを着用することもあります)
・役職は付けずお互いにあだ名で呼び合うなどフラットな社風です
・カタリバのVisionの実現に向けてお互いの事業や全社の方針への理解を深めるため、毎月「オルミ(katariba all meeting)」と呼ばれる全社のオンラインミーティングや年1回全職員が集まる宿泊型の研修「全社会議」などを行っています
特徴 |
---|
法人情報
代表者 |
今村 久美 |
---|---|
設立年 |
2001年 |
法人格 |
認定NPO法人 |
カタリバの法人活動理念
■VISION(実現したい社会)
どんな環境に生まれ育っても、未来をつくりだす力を育める社会
■MISSION(私たちの使命)
意欲と創造性をすべての10代へ
予測不能な変化が起きる時代を100歳まで生きるかもしれない、今の子どもたち。自ら人生を切り拓き、豊かに生きていくためには、生涯学び続ける「意欲」と変化の激しい時代を楽しみチャンスに変える「創造性」が、すべての子に必要です。
しかし、教育機会が平等に行き届いているはずの日本で、目には見えない、意欲と創造性を育む「きっかけ格差」が広がっていると感じています。NPOカタリバは、すべての10代が意欲と創造性を育める未来を目指して、様々な活動に挑戦していきます。
カタリバの法人活動内容
― 高校生へのキャリア学習・プロジェクト学習プログラム提供(全国)
― 被災地の放課後学校の運営(岩手県大槌町・福島県広野町)
― 災害緊急支援(西日本豪雨、令和元年東日本台風、熊本豪雨・伊豆山土砂災害)
― 地域に密着した教育支援(東京都文京区・島根県雲南市)
― 困窮世帯の子どもに対する支援(東京都足立区)
など
活動実績
大学生の代表今村と共同創業者の三箇山が出会う
2000年
夏の海辺で二人が対話する中で、ナナメの関係をベースにコミュニケーションによって心に火を灯すカタリバのコンセプトが生まれる。
六本木のみなとNPOハウスを間借りしてNPOカタリバスタート
2001年
初の「カタリ場」授業を高校2校の文化祭で実施。たった30分の大学生とのおしゃべりで高校生の表情がみるみる変わり、魔法のように元気になっていったことが手応えに。
「出張授業カタリ場」の事業展開がスタート
2003年
イベント型では一部の高校生にしか届けることができないと、授業枠を使った「出張授業カタリ場」を初実施。その後「出張授業カタリ場」の事業展開がスタート。
東京都より特定非営利活動法人(NPO法人)取得
2006年
青森県・沖縄県など他地域へのカタリ場プログラムのノウハウ提供開始
2007年
カタリバ大学開校
2009年
「『カタリバ』という授業」(上阪徹、英治出版)出版
2010年
カタリバ立ち上げ時のエピソードや、高校生の目の色を変える「カタリ場」の熱気、収益化の課題などを深く書いていただく。
宮城県女川町に「コラボ・スクール女川向学館」オープン
2011年
岩手県大槌町に 「コラボ・スクール大槌臨学舎」オープン
2011年
3月、東日本大震災発生
2011年03月11日
カタリバ卒業生たちも含めて取り組んだ街頭募金。3日間で集まった約500万円の寄付先を探しに、代表の今村が東北へ。そこで、行方不明になった両親を探しながら、周りの子どもたちの面倒をみる高校生と出会う。被災地の子どもたちが未来をつくれる居場所が必要だと、被災地の放課後学校「コラボ・スクール」のコンセプトが生まれる。
初めての全社会議@高円寺本部事務所
2012年
これまで東京の拠点を軸に活動していたカタリバが、東北2拠点と東京1拠点の合計3拠点に増えたことで、全員が顔を合わせる機会をつくろうと全社会議がスタート。
東京都より「認定特定非営利活動法人」(認定NPO法人)取得
2013年
高校生マイプロジェクトがスタート
2013年
「支援される側から、今度は自分たちが町のためになにかしたい」という被災地の高校生の声から、地域や身の回りの課題を解決するためにプロジェクト活動に取り組むマイプロジェクトがコラボ・スクール大槌臨学舎でスタート。
「全国高校生マイプロジェクトアワード」のスタート
2013年
東北の子どもたちが他地域の高校生と出会う、他流試合の機会をつくろうと、第1回「全国高校生マイプロジェクトアワード」を開催。この時はエントリーの一般公募はせず、高校生18名が東京に集まり開催。
プロジェクト型学習「マイプロジェクト」の 全国展開スタート
2014年
マイプロジェクトに取り組む経験は、被災地だけでなく、全国の高校生に必要だと考え、全国から73名の高校生が集まりマイプロジェクトをつくる「鎌倉カイギ」を開催。マイプロジェクト実行委員会の原型となる、伴走者たちの出会いが生まれる。
中高生の秘密基地「文京区青少年プラザb-lab」オープン
2015年
被災地だけでなく、放課後に思春期世代のための新しい居場所が全国に必要だと、東京都文京区より委託を受け中高生の秘密基地「文京区青少年プラザb-lab」をオープン。
島根県雲南市で「おんせんキャンパス」オープン
2015年
そこにしかない地域の資源をいかした、ここだからできる教育を実現しようと、島根県雲南市教育委員会より不登校支援と社会教育事業の委託を受け「おんせんキャンパス」をオープン。
熊本県益城町に「コラボ・スクールましき夢創塾」オープン
2016年
東京都足立区に「アダチベース」オープン
2016年
子どもたちのもう一つの家として、心の安心安全基地をつくることで、どんな環境に生まれ育った10代も意欲と創造性を育める未来を実現しようと、足立区子どもの貧困対策課より委託を受け「アダチベース」をオープン。
島根県益田市教育委員会に「ライフキャリア教育コーディネーター」を配置
2016年
対話型キャリア学習プログラムカタリ場を地域全体で行い、学校と地域社会をつなぐことで社会に開かれた学校を実現するコーディネーターを教育委員会に配置。
神奈川県川崎市と連携した「川崎ワカモノ未来PROJECT」がスタート
2016年
川崎市在住または在学の高校生が、自分が住んでいる・通っている街「川崎市」を、高校生ならではの視点でより良く変えていくマイプロジェクトをつくる。アイディア出しのワークショップ、高校生によるアクション、成果発表の3つのプログラムを行う3ヶ月のプロジェクト。
4月、熊本地震発生
2016年04月16日
コラボ・スクール女川向学館に通っていた生徒の保護者の方からのメッセージに背中をおされて、熊本での教育ニーズ調査活動を開始。教育委員会や学校と対話をしながら必要なサポートの形を模索。
福島県立ふたば未来学園高校に「高校支援コーディネーター」を配置
2017年
学校に常駐しリーダーの右腕として、カリキュラムの改善を行いながら、生徒たちの探究活動を促進するコーディネーターをふたば未来学園高校に配置。
福島県立ふたば未来学園高校内に「コラボ・スクール双葉みらいラボ」オープン
2017年
生徒たちが自分の未来を探す拠点となる、学校の中にある新しい居場所をオープン。先生方と連携しながら探究的な学びのサポートも実施。
雲南市高校魅力化プロジェクトがスタート
2017年
島根県立三刀屋高校、島根県立大東高校に「高校支援コーディネーター」「探究支援コーディネーター」として職員を配置し、雲南市高校魅力化プロジェクトが本格始動。
岩手県大槌町教育委員会の「教育専門官」として職員を配置
2017年
教育政策に関わり、行政・学校・地域を対話で繋ぐ役割を担う、教育行政支援の取り組みがスタート。
2つ目の「アダチベース」オープン
2018年
足立区子どもの貧困対策課より困難を抱える子どもたちの支援事業の委託を受け北部に2つ目の「アダチベース」をオープン。行政や地域との連携も深め、足立区に住む困難さを抱えた子どもたちにより多くリーチできる体制に。
西日本豪雨子どもサポートの活動実施
2018年
西日本豪雨によって特に住居被害が大きかった岡山県で、教育行政支援や、避難先がバラバラな被災した子どもたちへのアウトリーチ活動、地域の高校とパートナーシップ協定をむすんだ高校支援の取り組みを現地の団体と連携しながら実施。子どもたちが学校に通えるようになるまでをサポート。
2019年以降も、続々と新規事業の立ち上げを行っています!
2021年
・災害時子ども支援「sonaeru」
・外国ルーツの高校生支援プロジェクト
・カタリバオンライン for Kids / for Teens
・キッカケプログラム
・みんなのルールメイキングプロジェクト
・オンライン不登校支援「カタリバセンター」 など