基本情報
ひとり親家庭や経済的に厳しい家庭の子どもや児童養護施設等で過ごす子どもを対象とした学習支援の事業担当者です。事業拡大中のため事業担当者を追加募集しています。
募集対象 |
以下の(1)、(2)の全てを満たす方 一緒に働く人の年齢層について
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活動テーマ | |
勤務場所 |
勤務地は札幌市内および近郊の複数箇所になります(担当業務や勤務日により都度変動します)。 |
待遇 |
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勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週5回 (雇用期間の定めについて) |
注目ポイント |
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募集人数 |
1名 |
職種 | |
祝い金 | 3,000円 祝い金とは? |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
担当する事業概要
- 以下1〜3の事業の事務局業務(ボランティアマネジメントや事業運営全般)及び学習支援業務を担います。
- ※スタサポ、学ボラは既存の担当職員と共同での事務局業務、あうるねっとは前任者から引き継ぎとなる見込です。
- 1.オンラインの学習支援「あうるねっと」
【事業の利用対象】
ひとり親家庭や生活保護世帯、その他経済的に厳しい家庭の子ども
【事業概要】
オンラインで子どもが持参した宿題や分からない問題に対する学習サポートを行ったり、進路や学習などの悩みを一緒に考えたりする取り組み
【事業の特徴】
・原則1対1の個別形式で行い、一人ひとりにあわせた学びを提供
・利用者が暮らす地域の地域資源(公共交通・サービスなど)の有無にとらわれない
2.拠点型学習支援「スタサポ」
【事業の利用対象】
ひとり親家庭や生活保護世帯、その他経済的に厳しい家庭の子ども
【事業概要】
各地域の会場にて子どもが持参した宿題や分からない問題に対する学習サポートを行ったり、進路や学習などの悩みを一緒に考えたりする取り組み
【事業の特徴】
・原則1対1の個別形式で行い、一人ひとりにあわせた学びを提供
・担当スタッフを毎回変え、様々な考えや価値観に触れられる環境を提供
3.児童福祉施設への訪問型学習支援「学ボラ」
【事業の利用対象】
児童養護施設や母子生活支援施設等の社会的養護に関わる児童福祉施設
【事業概要】
学習サポートや家族や生活などの悩み相談
【事業の特徴】
・原則1対1の個別形式で行い、一人ひとりにあわせた学びを提供
・子どもの希望により、高校卒業する前に退所した後でも学習支援を継続することができる
★Kacotamが子どもとの関わりで大事にしていること
- ● 「分からない」ことは「分からない」と言う
- 子どもと関わっていく中で分からないことが出てきたら、「分からない」とはっきり言って、メンバー同士で協力し合う。大人でも分からないことがあるから、分からないことは恥ずかしいことではないことと体現し、子どもが「分からない」と口に出しても良いんだと思ってもらえるようにする。
- ● 教えるよりも一緒に考える
- 子どもが「自分で考える」「選択する」「やってみる」を促す。学習到達度によっては、「教える」要素を多くする必要もある。
- ● ポジティブな言葉で伝える
- 「ここがダメ」「ここができていないね」ではなく、「ここはこういうふうにすると、もっとよくなるね。」とポジティブな言葉で伝えるようにする。
- ● 子どもの意思を尊重すること。
- 原則子どもが持ってきたものをやりたいと言ったことに沿って進めていく。ただし、子どもが言うことに偏りがあれば、こちらから提案をする。子どもの「やりたい」を実現することができるようにサポートする。
担当する事業の規模感
● オンラインの学習支援「あうるねっと」
15名ほどが現在利用中です。
前任者から事業全体を引き継ぎとなる見込です。
● 拠点型学習支援「スタサポ」
札幌市10拠点、江別市1拠点、苫小牧市1拠点、東京都1拠点があります。
※苫小牧、東京は支部としての運営のため苫小牧や東京への配属はありません。
1拠点あたり利用者定員は8名程度までの拠点が多く、一部20名程度の利用者定員となる拠点があります。
札幌市内またはその近郊の拠点のうち1〜3拠点程度の担当となる見込です。
● 児童福施設への訪問型学習支援「学ボラ」
現在、札幌市・北広島市・室蘭市内の児童養護施設等に訪問しています。
毎年40~50名ほどの子どもが利用しています。
求める人材像
● 団体のビジョン・ミッションに共感し、事業目的を理解して主体的に業務に取り組める方
● 学習支援ボランティアと協働して、様々な困難を抱える子ども・若者の支援に取り組む熱意のある方
● 事業について多角的な視点から状況把握を行い、事業の改善のためのPDCAサイクルを主体的に回せる方
● ICT機器やサービスの利活用について知識・技術がある方
業務内容
(雇入れ直後)学習支援事業に関わる業務(事業運営業務を主体として、学習支援業務を含む)
<主な業務内容>
● 学習支援ボランティアの採用・研修を含むボランティアマネジメント
● 学習支援ボランティアの活動支援(助言、情報提供、フィードバック等)
● 利用者面談・対応
● 保護者面談・対応
● 学習支援の担当(オンライン及び対面) など
※オンライン学習支援「あうるねっと」、拠点型学習支援「スタサポ」の札幌市内拠点(全体のうちの数カ所)、児童福祉施設への訪問型学習支援「学ボラ」を主に担当していただきます。
(変更の範囲)当団体の業務全般
選考フロー
(1)書類選考(写真付履歴書、職務経歴書)
(2)一次面接(事業担当者による面接・団体説明も含む)
※書類選考結果により、現場見学・模擬指導等を含む場合があります。
(3)最終面接(代表者による面接)
※書類選考の選考書類の提出方法は、activoより応募いただきました自動返信メールにてお知らせいたします。
体験談・雰囲気
この求人の体験談
【(当時)入職2ヶ月目の職員の声】
ボランティアとして活動していた頃は、とにかく目の前の 子どもに全力投球をするという姿勢でしたが、 職員になってからは、拠点にいるメンバーと子どものそれぞれの関わりを見ながらサポートする等、もう少し視点を広く持つようになりました。
今は自分の拠点の安定運営に精一杯では ありますが、子どもだけではなくメンバーにも楽しく参加してもらえるような工夫をしていきたいです。代表と上長が、 新規事業や裏方の部分で組織としての「幅」を 広げてくれているので、現場を担っている私たちは、活動の「厚み」を出すのが役割なのかなと思っています。そういう意味で、もっともっと、日々の学習支援活動の質を高められたら良いなと思います。
特徴 |
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法人情報
代表者 |
高橋勇造 |
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設立年 |
2012年 |
法人格 |
認定NPO法人 |
Kacotamの法人活動理念
【ビジョン】
すべての子どもが学びの機会に出会い、自己実現に向けて挑戦できる社会
【ミッション】
環境に左右されない楽しい学びの場をすべての子ども・若者へ
Kacotamの法人活動内容
経済的理由や家庭環境等の周りの環境によって学びの機会が得られず、学びたくても学べない、将来に希望が持てず学ぶ意欲を持つことができない子どもがいます。そのような現状をうけて、私たちは「環境に左右されない楽しい学びの場をすべての子ども・若者へ」を使命として、北海道内で学びの場づくりをしています。1対1の関わりを大事にし、学習のサポートに併せて悩みや困りごとを聞いたり、「好き」・「興味」を深められる機会を提供したりと目前の課題を一緒に解決しながら、一人一人に対してその子に合った学びの機会を提供しています。