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更新日:2024/01/22
法務の視点から社会課題に取り組む!NPOの法務担当募集
認定NPO法人D×Pこの募集の受入法人「認定NPO法人D×P」をフォローして、
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基本情報
法務の視点から社会課題に取り組む!
募集対象 |
【対象人物像】 |
---|---|
活動テーマ | |
勤務場所 |
D×P天満橋事務所、もしくはご自宅 |
待遇 |
契約社員(週5フルタイム)の場合、年収336〜480万円程度(賞与込、相談可) |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週4~5回 ※週4日や業務委託スタッフからのスタートなど、契約形態はご相談可能です。 |
注目ポイント |
|
募集人数 |
1名 |
職種 | |
祝い金 | 3,000円 祝い金とは? |
特徴 |
募集詳細
想定している業務内容
こんにちは、認定NPO法人D×P(ディーピー)です!D×Pでは、法務担当の募集を開始しました。わたしたちの現場では「法律や制度では想定されなかった人やその境遇」に日々出会います。そのたびに、法的解釈と現実との狭間に悩みながら、顧問弁護士と相談し、よい決定をしようと奮闘しています。法務の視点から、社会課題に取り組むD×Pの法務担当になりませんか?
わたしたちが取り組む社会課題は、10代の孤立です。若者の孤立は、不登校・中退・家庭内不和・経済困窮・いじめ・虐待・進路未定・無業などによって、いくつかの安心できる場や所属先を失ったときに起こります。D×Pは定時制高校や繁華街での取り組み(オフライン)とLINE相談(オンライン)で、全国の10代と出会いサポートをしています。
全部門における契約書のチェックを行います。必要に応じて顧問弁護士とともに起案・精査を行います。また、利用規約や規定、社内ルールなどの整備や運用を行い、リスクヘッジしながらも実態に沿ったかたちづくりを目指します。
②個別案件の法的対応
D×Pでは未整備のルールが多いため、ユキサキチャットやユースセンター、定時制高校などの各現場や、資金調達・労務等において、個別案件の法的解釈を求められる場面が多々あります。将来を見渡した最適な意思決定を経営陣とともに担います。
③認定NPO法人としての対応
D×Pは大阪市から認証を受けた認定NPO法人です。情報を開示し、必要な手続き・申請を行います。5年に1度の監査や、必要なコンプライアンス体制の整備も担います。皆様が安心して寄付・応援できる組織づくり・情報公開を行います。
D×Pで働くとは
〜入社すると一緒に働くことになるスタッフに聞いてみました〜10代の孤立を解決するというミッションに向かって仕事ができるバックオフィスは、他の部署で決まったことを粛々とやらないといけない面もあります。だからこそ疑問に感じることがあっても思考せず仕事をこなすということができてしまうと思います。D×Pは、働くメンバーのひとりひとりが「10代の孤立を解決する」というミッションに向かって仕事をしています。若者を孤立させないために本当に必要なことは何かを真剣に考えているメンバーとともに働くことで、自分のやっている些細な業務も大きな業務もビジョンに照らし合わせながら納得感をもって働くことができ、自身のモチベーションアップにもつながっていると感じています。
ないものをつくっていくことができる
社内制度やノウハウの蓄積が不十分なこともあり苦労することもありますが、ないものをつくっていける面白さがあります。新入社員がはいってきたことで課題に気付き「新人休息制度(入社直後の年次有給休暇が与えられていない期間に取得できる休暇制度)」をつくったことや、わかりづらかった仕組みを改善できたことも。
D×Pは業務委託スタッフを含めて41名の少ない人数ですが、その分組織の意思決定が見えやすいです。業務についても「もっとこうしたら」という意見を出せる、そして意見を求められる組織だと感じます。
自分の望む働き方を実現しやすい
D×Pではフレックスタイム制を採用しており1日の労働時間を自分で調整することができます。月の労働時間についても、私は週5日×8時間を基本として働いていますが、週4日の人も、週5日だけど7時間の時短勤務の人もいます。
D×Pの大切にする姿勢の一つである「ひとりひとりと向き合い、学ぶ」を、組織として、スタッフに対しても実践してくれているため、安心して働ける環境だと思います。
一緒に働く職員からのメッセージ
D×Pでは毎年新しい取り組みが生まれ、そのたびに「制度や法律をつくるときに想定されなかった人」と出会います。その都度、多様な視点から慎重にリスクヘッジしていきながらも、どうしたら解決・実現できるかを考え行動する姿勢が、D×Pの法務担当に求められています。社会課題に取り組むNPOだからこそ、ルールや制度を前にしても、ひとりひとりの若者の存在を忘れないでいたいです。「NPOの法務担当」の職種募集はあまり見かけませんが、D×Pにとってとても重要な仕事だと思っています。経営陣や顧問弁護士と一緒に議論し、よいあり方を考える法務担当になりませんか?
顧問弁護士からのメッセージ
D×Pさんの法務では、社内規定や契約書の整備などクラシカルな企業法務を扱っておられます。そのため幅広く会社法務に通じるリーガルマインドを養うことができる仕事だと思います。また、D×Pさんは積極的に社会課題に取り組み、これまでにないNPO法人としての役割を開拓されています。例えばユキサキチャット事業やユースセンター事業は挑戦的な事業であり、スタートアップにも近しいものです。そのため、法務面では「新しい法律上の課題」に直面します。ときにはその事業分野の開拓者として、各行政機関等とも連携・意見交換を図りながら、自ら「ルールメイキング」することもあり得ます。とてもダイナミックかつ刺激的な業務経験を積めるはずです。もちろん法的に絶対に超えてはならない場面では、ストップをかける役割を意識しつつも、D×Pさんが「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」の実現を目指していることを、法務面でも常に意識し、法的リスクのみに傾注し過ぎない姿勢が求められます。ここに、D×PさんというNPO法人の法務に携わる者の「苦悩」と「醍醐味」があるように感じています。このような法務に興味を持つ方と一緒にお仕事ができることを心より楽しみにしております。
代表からのメッセージ
D×Pのビジョンは「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」です。時に、制度や法律の狭間で困難を抱えてしまい、自分の未来に希望が持てない状況に置かれてしまう若者がいます。D×Pは創業期から、顧問弁護士の高橋先生のお力を借りながら事業を進めてきました。ひとりひとりが自分の未来に希望を持てる社会や組織とはどういうものなのか、どう実現していくのかを一緒に考え、アクションを起こすメンバーとともに、次の10年のD×Pをつくっていきたいと思います。ご応募お待ちしています。
体験談・雰囲気
特徴 |
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法人情報
代表者 |
今井紀明 |
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設立年 |
2010年 |
法人格 |
認定NPO法人 |
D×Pの法人活動理念
「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」
これが、私たちDxPのビジョンです。
その若者がどんな境遇にあったとしても、
自分の未来に希望をもてるような社会の構造をつくること。
"自分の未来に希望が持てる"とは、
「自ら這い上がって立ち直れる」という意味ではなく
「たくさんの人の手を借りながら、自分なりの一歩を踏み出せる」
ことを意味しています。
子どもも大人も、豊かな人とのつながりを持っていて、
生きていくなかで嬉しいことも辛いこともありながらも
「まあ、これからも大丈夫かもな。」と思えるような。
それが、"自分の未来に希望を持てる"ということだと思っています。
D×Pの法人活動内容
若者がいきるセーフティネットをつくる
D×Pは、既存のセーフティネットでは拾い上げられなかった10代と出会い社会につなげていく役割を果たします。
生きづらさを抱えた10代が、この社会で生きて・活きることができる新しいセーフティネットをつくっていきたいと思っています。
◾︎ユキサキチャット事業
「不登校や中退、困窮などいろいろある10代の進路・就職相談」
・LINE相談
不登校や高校中退、引きこもり状態、困窮などの困難を抱えた10代がLINEで相談することができる窓口です。本人の望む状態を聞きながら、一緒にひとりひとりに合ったつながりと仕事を考えていきます。
・食糧支援、現金給付
保護者に頼れず困窮する10代が、一時的に安心できる環境を整えるために食糧支援や現金給付を行ないます。ユキサキチャットでの継続した相談サポートと食糧や現金での支援を掛け合わせ、相談者が他にも頼れる先を増やしていきます。
◼︎街中アウトリーチ事業
「繁華街に新しいセーフティネットをつくる」
・ユースセンター運営
大阪ミナミには、家庭に居場所がない若者が集まる通称グリ下(グリコ看板の下)があります。そこから徒歩4分の場所にユースセンターを開設しました。週に2〜3回、午後4時から10時まで開館し、若者たちが安心してソファでくつろいだり台所で一緒に食事を作って食べたりすることができる施設です。ユースセンターには社会福祉士など資格を持つスタッフが関わり、本人から悩みや困りごとを聞いたときは、病院などさまざまな機関と連携し、サポートを行ないます。
◼︎クレッシェンド事業、居場所事業
・クレッシェンド事業
「通信制・定時制高校のなかにつながる場をつくる」
通信制・定時制高校で行っているD×Pの独自プログラム。高校生とD×Pのボランティア「コンポーザー」が対話する全4回の授業です。ひとりひとりに寄り添いながら関係性を築き、人と関わってよかったと思える経験をつくります。4回の継続した授業のなかで次第に人とのつながりを得て可能性がひろがるように、音楽用語でだんだん強くという意味のクレッシェンドと名付けました。
総合的な学習の時間などの出席に関わる授業の枠組みで行なうことで、サポートを必要とする高校生にも出会いやすくなります。
・居場所事業
「学校の中から、今と未來の居場所をつくる」
週1回、安心できる居心地の良い空間を学校のなかにつくります。コンポーザー、地域の方、他団体のスタッフが訪れることもあり、高校生が定期的に様々な人とつながることができる場でもあります。スタッフは、日々の会話から困りごとを拾いサポートにつなげ、生徒が卒業した後も社会のなかに居場所がある状態を目指します。