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更新日:2023/06/26
熱い仲間とつながり、教育・人材分野に強い社会人になるためのインターン
学習支援塾ビーンズ
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「開拓型伴走人材」を目指すインターンプログラム
開拓型伴走人材とは
「開拓型伴走人材」とは、様々な心理的ストッパーを抱える相手と信頼関係を築き、相手が一人ではたどりつけない場所へ向けて共に走るスキルを備えている人材のことです。
一般的なコーチングとの違いは3つあります。
①開拓型伴走スキル独自の基準により、相手のためになると判断すれば、伴走者自身の考えも積極的に提示・実装すること
②自分だけで相手を伴走するのではなく、他の開拓型伴走人材とのマッチングや役割分担もプランニングすること
③最終的には、チーム全体で開拓伴走が当たり前のように行われるような組織開発施策の立案・実行まで行うこと
この開拓型伴走スキルを身につけることで、組織・チームの変革の中心的な役割を担う人材へと進化でき、組織課題や社会課題を解決できる「どこでも通用する社会人」となります。
社会の第一線で活躍する「やわらかい」社会人があなたをサポート
メインファシリテーター
ゲストファシリテーター
※その他、大手人事コンサル勤務の社会人・国家公務員・上記で紹介している以外の弁護士など、ゲストファシリテーターが多数在籍。
インターンの見どころ
キーポイント
■メンターの存在 ~頑張るあなたを一人にしない~
ビーンズのインターンプログラムは、「自分と本気で向き合いながら、大量のノウハウを習得する」高負荷なプログラムです。そして、チームに入ったばかりの頃って、右も左もわからず不安ですよね。
ビーンズが大事にしている考えは、「頑張るあなたを一人にしない」です。
あなたに、現場の第一線で活躍している先輩インターンたちが優しく本気で伴走します。
【メンター陣(一部)】
■仲間の存在 ~頼り頼られる関係をつくる~
あなたが「開拓型伴走人材」になるためには、先輩インターンや社会人のファシリテーターに伴走してもらいながら、
あなた自身が自分と向き合って同世代と接する際に生じる心理的ストッパーを外し、仲間と本気で頼り頼られる関係を築くことが重要です。
頼り頼られる関係は、1回作ると、コツが分かり、どのチームでも作ることができます。
相手と自分の本音を伝え合うプログラム・仲間と本気で遊ぶプログラムを準備していますので、その中で自己変革していきましょう。
■洗練され続けるノウハウの存在 ~ビーンズメソッド~
開拓型伴走人材になるために、不登校・無気力などの課題を抱える悩める10代への対応方法を学び、実践します。
「悩める10代」を元気にするまでの伴走は本当に大変です。だからこそ、彼らへの伴走スキルを学ぶことで、社会に出た後でもあらゆる人への開拓型伴走が可能になります。
※このあたりの理由は後述しますね
そして、悩める10代への開拓型伴走の方法をまとめたものが、計50万字以上の資料でまとめられたビーンズメソッドです。この膨大なビーンズメソッドを学び、実践する中で、開拓型伴走人材へと進化できます。
なお、ビーンズメソッドの概要について詳しくは↓をご覧ください。
開拓型伴走人材に必要な力
メンター・仲間と一緒に、ビーンズメソッドを学び実践する中で、どこに行っても通用する「開拓型伴走人材に進化します。
インターンプログラムで身につけられる力は以下の通りです。
【基礎力】
開拓型伴走人材となるために前提として必要な3つの力のことです。
■対自分力
自分の心・体調をコントロールし、自分の価値観や今後の方向性について分析する力のことです。
■仕事力
社会人として必須な基礎的なビジネススキル(メールの書き方から営業や経理のやり方まで)・マインド(仕事をする上での基礎的な心構え)のことです。
■対仲間力
仕事や挑戦は必ず仲間とおこないます。
同世代と本音で深くつながって協力することで、試練を達成し、大きな成果を得ることができます。これが対仲間力です。自己変革(自分自身の同世代への苦手意識の払拭)をしたうえで、同世代と深くつながる方法を学びます。
【伴走力】
基礎力の上に、具体的なスキルである伴走力も身についていきます。
■優しく寄り添う伴走力
対人トラウマや心理的ストッパーを抱えている相手を否定せずに、どこまでも優しく寄り添う力のことです。この力は、「対自分力」と「対仲間力」があることで身につきます。
■泰然自若な伴走力
伴走する相手が深刻な状況に陥っても感情的にならず、目標との差分を測りつつ、冷静に対応する力のことです。この力は、対自分力と仕事力があることで身につきます。
■緻密で本気な伴走力
伴走する相手の目標の達成のために、積極的にひと肌脱ぎ、相手にとって必要な支援を提供し続ける力のことです。この力は、対仲間力と仕事力があることで身につきます。
【全体変革力】
一人の相手に伴走するだけではなく、チーム全体の変革を行う力が全体変革力です。
この力を身につけることで、開拓型伴走人材に一層近づきます。
ミッション
■「開拓型伴走人材」を増やして、社会を変革する
日本の10代の多くが自分に自信を持てない現状にあります。
このことは国や様々な機関の統計データから見ても明らかです。
悩める10代はデリケートなので、「ただ優しく伴走するだけ」だと、かえって傷ついてしまいます。
条件さえ整えば、こちらからグッと踏み込んで、本人たちの思いの言語化や行動変容を促すメッセージを伝える必要があります。
これを可能にするのが、「開拓型伴走スキル」です。
開拓型伴走人材が社会の中に増えれば、悩める10代を少しでも減らし、社会全体をより良くできるのではないかと考えています。
■開拓型伴走人材として、社会の中で活躍していける大学生を増やす
先ほど、悩める10代を例に社会課題を確認しました。
しかし、これを読んでいる大学生の皆さんも、同じような課題を抱えていることが多いとビーンズは考えています。
一方で、企業側がみなさんに求めている資質は「主体性」「実行力」です。
※グラフの出典:一般社団法人 日本経済団体連合会 「高等教育に関するアンケート」 主要結果
ただでさえ、自信がなくなっている悩める10代、そして大学生です。
一方で企業側は「主体性」「実行力」を求めています。
さらに悩める10代や大学生の心理構造を企業側が解像度高く理解しているわけではありません。
当然、ミスマッチが発生します。
このままでは、あらゆる企業で若手が活躍できない組織課題が噴出するでしょう。
そのためビーンズでは、
①まずあなた自身が、ビーンズのインターンプログラムを通じて、仲間とつながり、自信を得て、ビジネスパーソンとしてどこでも通用するスキルを身につける。
②開拓型伴走人材として、就職先の企業をあなたのできる範囲から変革していく。
これらを解決策として提示し、社会の中で活躍していく大学生を増やしていきます。
悩める10代への対応を通じて社会で通用する開拓型伴走人材へと進化する
皆さんにチャレンジしてもらうのは、不登校・無気力などの課題を抱える「悩める10代」の対応です。
なぜ10代なのか。そこには3つ理由があります。
①10代が「課題先進世代」だから
サポートの難易度が高い「悩める10代」をサポートし続けることで、あなたが社会人となって、取引先や上司や部下に開拓型伴走を行う際のハードルが下がります。
②10代は変わるスピードが速いから
確かにサポートの難易度が高い10代たちですが、変化スピードが早いのも特徴です。半年や1年といった(人生全体に比べれば)短期間で変化し、元気になっていきます。
③元気になった10代は、開拓型伴走人材になる可能性があるから
今まで述べてきた課題を自分事として深く理解してくれているので、私達の仲間として課題に共に立ち向かってくれる可能性が高いのです。
応募にあたってお願いしたいこと
■インターンプログラムのための十分な時間を確保してください
このインターンプログラムは「本気の」インターンプログラムです。
様々なサークル活動・就活・インターン活動の一つとして参加するのはおススメしません。
ビーンズは大学生の時間をとても貴重なものと考えています。
せっかくビーンズのインターンに参加したのに、少ない活動量だと学びや経験が得られず、大学生の時間を無駄にしてしまいます。
ビーンズでしっかりとした経験や学びを得るためには深くコミット(時間を割く)する必要があります。
その理由については以下のバッドサイクルをご覧ください。
そのため、ビーンズでは大学生の時間をより有意義に使っていただくため、活動時間のボーダーラインを設けています。(活動時間が一定量を下回った場合はインターン活動が休止となります。)
※所属するコースによってボーダーラインは異なりますが、勤務頻度欄に記載されている時間を継続的に確保いただければボーダーラインについては問題ございません。
一方で、このインターンプログラムにフルコミットし、仲間と先輩を本気で助ける姿勢をとり続けてくれる方には私たちもあなたの就職活動・社会人生活を本気でサポートします!
■自己変革する心の準備が必要です
仲間に本音を打ち明ける・自分の弱みを見せる・仲間のためにひと肌脱いで本気で助ける・受け身ではなく自分からチャレンジしにいくといった姿勢を持ってもらうことがゴールの一つです。
あくまでゴールですから、最初はできなくて当然ですし、そのためにメンターがあなたを本気で「開拓型伴走」します。
あなたに求めることは、ゴールを目指す姿勢を取り続けてもらうことです。
ゴールに向かって自己変革しようとし続ける限り、私たちもあなたを全力でサポートします!
基本情報
ビーンズは「人間の生きづらさ」をテーマに活動しているソーシャルベンチャーです。教育関係、人材関係に強い組織で中で熱くやわらかく活動していく仲間を募集します!
活動テーマ | |
---|---|
勤務場所 | |
待遇 |
・Basicコース:無償 |
勤務日程 |
随時勤務(勤務期間:応相談) 【活動時間】 |
勤務頻度 |
週3日以上の活動時間の確保をお願いしております。(1日あたり3時間以上をお考えください。) |
募集対象 |
《大学1、2年生》 |
注目ポイント |
|
対象身分/年齢 | |
特徴 |
募集詳細
プログラムスケジュール
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
内定者:松田珠璃(Matsuda juri)
内定先:株式会社 LITALICO
青山学院大学 教育人間科学部 教育学科
■参加する前はどんな学生でしたか?
①やる気はあるけれど、自信はなく自尊心が低い学生
私は「子どものメンタルヘルス」「個別最適化教育」などに興味があったので、やりたいことがぼんやりとは存在している学生でした。そのため、興味に任せて様々な団体に所属をしてしまっていました。結果として、「選択と集中」ができず一つひとつの団体に対するコミットが分散していて、いつも忙しいけれど、目に見えた成果が出せていない状況でした。
②青春がしたいけれど、チームで何かやることが少しめんどくさい
チームメンバーとなにかを作り上げる喜びや達成感、いわゆる青春を求めていました。ただ、チームで何かすると必ずトラブルが発生しますし、一人ではできないことばかりです。
「やらないといけない状況であればやるけれど、率先してやりたいとは思わない」と感じてました。
■ビーンズではどんな活動をしましたか?
①生徒の授業を担当
ビーンズメソッドでは、元気になってきた挑戦期の生徒に対して「正論を伝える」という段階があります。実は、インターン生として経験が浅い時期にこの「正論を伝える」という技法を最も苦手としていました。理由としては、私自身が自分に自信がなかったので、「生徒に踏み込むのが可哀そう....」と感じていたからです。
そんな私が変わったきっかけは、ビーンズに関わる大人(ゲストファシリテーターのみなさん)や他のインターン生たちに、幾度となく「就職活動/進路」という「挑戦」に対して踏み込んでもらったからです。みなさんに自分の本音をさらけだし、癒されつつも時には愛のある率直な意見をもらいました。その中で、なんとか進んでいった経験から、「生徒たちに対しても愛のある正論を伝えないと、生徒のためにならない」という感情が生まれ、以前よりも「正論を伝える」ことが得意になりました。
②ビーンズメソッドを見やすくビジュアライズした内部サイトを作成
これまでの項目で言及している通り、私は自分に自信がありませんでした。そのため、「自分発のアイデア出し」にも自信がなく、ましてや「自分発のアイデア」を実装するために人を巻き込むことは「めんどくさい」し、できればやりたくないな...と感じていました。
あるとき、「研修で使うビーンズメソッド、わかりやすく整理できそうだな~、きっと新しく参加してくれたインターン生たちが何を見ていいのかわからなくなるな~」とつぶやくと、聞いていたインターン生の仲間数名が「いいですね!協力しますよ~~✨」と言ってくれ、ビーンズメソッドをWEB上で見られるようにするプロジェクトが発足しました。仲間たちと「あーでもない、こーでもない」と言いつつも「わいわい」と雑談しながら作業しました。気が付いたら、以前と比べて仲間に頼みごとをするハードルが減っていたり、雑談がしたくて作業会が楽しみになっていました。
完成後、他のインターンたちに利便性の向上やビジュアルの良さ、そしてこれまでクラウド保存していたものをサイトの形にするというアイデアの新規性を褒めてもらいました。「自分のほんの少しの勇気と行動がきっかけで、インターン生が喜んでくれて嬉しい!」と感じて自分に対する自信へと繋がりました。
■ビーンズで活動していて良かったと思えることは?
①自分自身の「べき論」に気が付き、根底にある真の価値観に気が付いた
HRDiv.リーダーのあまね先生がチーム文化形成のために様々な交流企画を実施してくれました。特に「キャンドルナイト」のイベントでは、暗闇の中の小さな灯という雰囲気が手伝って、自分の弱み「すね」を見せる自己開示ができました。そのようなイベントで自己開示を繰り返していき、聞き手から質問やフィードバックを受けるうちに、自分の中で無意識に植え付けられていた「べき論」の存在に気が付きました。
個人的に就職活動で一番大変なことは「自分は本当はどうしたい?」という問いに対して、素直に答えることだと思っています。誰でも、「見栄っ張りな自分」や「過去の経験から自分はこうでないといけない!」という考えに縛られてしまうからです。私は「べき論」の存在に気が付いたことで、この問いに対して自分なりの暫定解をもって進められました。
②第一志望の選考準備を全てビーンズで行えた
ビーンズはチームのために頑張ってくれている人は全力で応援する文化があります。私も日々の頑張りを認められて、就活までの伴走をしてもらえることになりました。
社会の第一線で活躍されているゲストファシリテーターの大人たちと話すことで「面接やOBOG訪問」に対する拒絶感が少なくなっていきました。特に、「社会で大活躍している大人たちも人生に悩むことはあるし、自己矛盾に苛まれるものなのだな」と知ることができたことは「大人も私と同じ一面があるのだな」という安心感を得ることができました。
選考対策では、「この企業、興味がある....!」と言うと、ゲストファシリテーターの方々がすぐに知り合いの方を紹介してくださり、OBOG訪問から面接対策まで一緒にしてくださいました。また、志望理由書や自己PRについては、ビーンズの仲間たちが夜な夜な私のために集まってくれて、丁寧にフィードバックをしてくれました。私のことをよく知るからこそ、ただの文法上の添削だけではなくて「アピールするところ、少しズレているよ...」とさらに、私の良さが伝わるようにアドバイスをくれました。
ビーンズでチームに対する苦手意識を克服して自分への自信をつけたという土台があったので、就職活動において自分の「挑戦」へ向き合うことができたと思います。これから来年度4月の社会人生活スタートまで、ビーンズでさらに頑張って「どこでも通用する社会人」に進化していきたいです!
特徴 | |
---|---|
雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
企業情報
代表者 |
塚﨑 康弘 |
---|---|
設立年 |
2015年 |
法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
学習支援塾ビーンズの企業活動理念
□ビジョン:なんだかんだで毎日楽しく生きていける人があふれる社会をつくる
「なんだかんだで毎日楽しく生きていける」とは、今、この瞬間の自分に寛容に、「至らない自分もオッケー」
「まあ、明日もできるだけ楽しく生きていくか~」といった思いで日々を過ごせている状態のことです。
なんだかんだで毎日楽しく生きていくために必要なものは生徒(人)によってそれぞれ違います。
成績を上げることが必要な生徒もいれば、友達との付き合い方を学ぶことが必要な生徒もいれば、とにかく遊ぶことが必要な生徒もいるでしょう。
ビーンズの講師は、生徒それぞれで違う「なんだかんだで毎日楽しく生きていけるために必要なもの」と向き合います。最終的には生徒をビーンズがなくても毎日なんだかんだで楽しく生きていける状態にまで導いていきます。
▢ミッション:2030 年までに「悩める 10 代 100 万人とその横で泣いている保護者をサポート」するビーンズメソッドを完成させ、2040 年までに社会全体に広められる存在になる
【今目指しているゴール】
ミッションの達成に必要な、「人材・ノウハウ・社会からの信頼・資金」の「4つの資本」を獲得するための戦略が確定し、実行できている状態。もっと具体的には、「ビーンズメソッド」の全国展開への道筋が確定できている状態を目指しています。
【最終的なありたい姿・ゴール】
基軸メソッドである、ビーンズメソッドを開発し、全国に普及させるだけの力をつけ(上記、「4つの資本」を集めて)、悩める10代100万人課題を解決し、ビジョン(パーパス)である、「なんだかんだで毎日楽しく生きていける人であふれる社会をつくる」を実現する
学習支援塾ビーンズの企業活動内容
学習支援塾ビーンズは、不登校・中退・発達の特性など様々な背景をもつ、小学校高学年、中学生、高校生向けの塾です。
子どもたちに共通する「自分に自信が持てず、進路を想像できない」という悩みに向き合い、子どもたちの「心のケア」と「社会性・主体性の獲得」のために、マンツーマン授業と集団授業、子どもたちへの居場所支援をミックスさせた独自の教室づくりをしています。
私たちの使命は、第一に、そんな彼らの悩みに寄り添い、居場所となること。
第二に、彼らの好きや得意を引き出し、目標を見つける手助けをすること。
そして第三に、定めた目標に向かって走ろうとする彼らの伴走者となることです。
子どもたちのためにできることは何か、私たちと一緒に考えていきましょう!
取り組む社会課題:『不登校』
「不登校」の問題の現状
日本財団の調査では不登校及び不登校傾向にある中学生は全国で約43万人(内10万人が文科省定義の不登校)と推計されています。また東京都だけを見てみても、不登校の生徒の数は増加の一途をたどっています。
不登校の状態から学校への復帰率も3割を大きく超えることがないまま、推移しています。
※「不登校児童・生徒数の推移」の図の出典は
東京都教育庁資料:『令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査』について より
まずビーンズは、「不登校」の問題=子どもが学校に行かないことそのものが問題である……という立場をとっていません。学校に通っていない中高生で、楽しく「青春」謳歌している人もビーンズにはいます。こういう生徒たちは、自分の進路について前向きに考えることができますので、情報ときっかけがあれば、自分のやりたいことへ向かうことができるのです。
一方、「不登校」をトリガーとして、家庭での親子関係が急速に悪化したり、本人が自尊心を失い、社会に出ることに不安を感じ、ひいては自身の進路について悲観的な考えを持つことは解決すべき課題と捉えています。
この「本人が自尊心を失い、社会に出ることに不安を感じ、ひいては自身の進路について悲観的な考えを持つ」プロセスは、「不登校」状態にあるかどうかにかかわらず、日本の多くの中高生の課題だと感じています。
つまり、ビーンズは不登校の子どもたちが抱える問題は、不登校の子どもたちだけの問題ではない。と考えています。
日本財団の調査結果には"学校には通っているものの、学校の通うことが苦痛だ、ツラいと感じている"「仮面登校」という、子ども像が提示されていますが、同じようにビーンズにも一見学校に問題なく通っていても、本人の中で悩みや、自尊心の低下があり、特に自分の進路を考える際に「こんな自分では何もできない」「将来を考えるのが怖い(不安になる)」といった生徒たちが珍しくありません。
(もしかしたら、この記事を読んでくれている方の中にも、中高生時代にそういった感情にさいなまれていたこともあったかもしれません)
ビーンズは、不登校の中高生を元気にする「ビーンズメソッド」より多くの中高生に届け、全国に広げることで、多くの日本の子どもたちを元気にしたいと考え、活動を続けています。
「不登校」の問題が発生する原因や抱える課題
「不登校」になる理由は個人により千差万別であるという前提はありつつ、
・子どもたちの「ふつう」を求める気持ち ・子どもたちの「令和なのに昭和的な価値(キャリア)観」 ・受験や進学塾で、勉強は恐ろしいものだと刷り込まれた経験 ・学校という市民社会からみて特殊な環境への適応がうまくいかない/強いネガティブな経験 ・子どもが感じる「人間の集団の中」での生きづらさ (中学生以降になると、集団内での振舞い方のコツを教えてくれる教育プレイヤーがほぼ皆無) |
こういったものを、ビーンズでは原因として挙げる場合が多いです。
(ここに挙げたものはあくまで一例です。詳しくは、採用後の研修でお伝えします)
「不登校」の問題の解決策
■ビーンズは「子どもたちを元気にするメソッドの開発と普及」を目指しています
ビーンズには、不登校・無気力などの課題を抱える中学生・高校生、50名ほどが通っています。
「ビーンズメソッド」と呼ばれるノウハウ体系を基盤として、"マンツーマン授業" "グループ授業" "青春ラボ(生徒居場所)" を実施し、中高生の心のケアから目的意識づくり、職業観育成、受験対策を一手に引き受けています。
活動実績
新宿区立高田馬場創業支援センターにて学習支援塾ビーンズがうまれました
2015年08月
新宿区立高田馬場創業支援センターにて学習支援塾ビーンズはうまれました。
開業当初からインタビューをいただいたり、講演の機会をいただいたりしました。
東京都中小企業振興公社「創業助成事業」採択
2015年09月
東京都の「創業助成事業」に採択されました。
活動を評価いただき、のちに事例集への掲載もしていただきました。
新宿区から取材を受け、PR動画を公開
2017年03月
ビーンズ×日本財団CANPAN共催授業 「寄付ってなに?」を実施
2017年12月
東京都「創業NET」にてインタビュー公開
2018年07月
東京都よりインタビューを受け、記事を公開していただきました。
「花王社会起業塾」に採択される
2018年09月
NPO法人ETIC.さん 花王さんによって開催されている社会起業家の登竜門「花王社会起業塾」のメンバーとして採択されました。社会起業家の先輩の皆さんとの出会いが、ビーンズを大きく変えていきました。
生徒増加のため、塾校舎を高田馬場から飯田橋へ移転
2019年01月
東京都 女性・若者・シニア創業サポート事業(融資)に採択される
2019年02月
西武ソーシャルビジネス成長応援融資「CHANGE」に採択される
2019年06月
(お世話になっている)日本財団さんと(いつもお世話になっている)西武信金さんに大きく応援してもらいました。頑張ります!
日本教育新聞様よりインタビュー
2019年12月
「ビーンズの変化と居場所について」">
“個別指導"の“学習支援"塾なのに、なんで居場所やってるの? 通塾が登校として認められるの?
こういったことをお話ししました。
『不登校でも学べるー学校に行きたくないと言えたとき』 集英社新書 おおたとしまさ に「ビーンズメソッド」が掲載されました
2022年08月
『不登校でも学べるー学校に行きたくないと言えたとき』の第2章 居場所・塾・ホームスクールにて、悩める10代を傷つけることなく、無理なくサポートできるビーンズメソッドの内容を端的にかつ、分かりやすく説明していただいています。
花まる学習会代表 高濱正伸先生、教育ジャーナリスト おおたとしまささんとの対談をさせていただきました。
2022年11月
「情熱大陸」「カンブリア宮殿」などの各種メディアで著名な花まる学習会代表/高濱正伸先生
ビーンズメソッドをご著書でとりあげてくださった教育ジャーナリスト/おおたとしまささんのお二方とビーンズ塾長の長澤が、講演会にてビーンズメソッドをテーマに対談いたしました。
花まる学習会代表 高濱正伸先生、教育ジャーナリスト おおたとしまささんとの対談動画が公開されました
2023年02月