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更新日:2023/02/16
メルカリ創業者が立ち上げた公益財団、 広報/SNSプロボノを募集!
公益財団法人山田進太郎D&I財団
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基本情報
STEM(理系)分野で女子学生をマイノリティにしない。社会を変える次世代STEM人材の育成に共感いただける方へ。文理選択で悩む女子学生・保護者をはじめ、社会への情報発信を行う広報プロジェクトです。
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
無料 ※原則としてオンラインでのワークですが、イベント等の実施の場合は活動場所までの交通費は財団で負担します。 |
活動日程 |
随時活動(活動期間:1年間) まずは1年間一緒に活動をしてくださる方を募集します。活動期間の終了時に、継続又は新たな活動への参加についてご相談ください。 |
募集対象 |
以下の条件に合致する方を探しています。 |
注目ポイント |
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対象身分/年齢 | |
募集人数 |
2名 |
関連スキル | |
特徴 |
募集詳細
―― STEM女子問題の今
日本はD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)のテーマにおいて、ジェンダーギャップの改善が遅々として進んでおらず、これは国際社会からも問題視されています。世界経済フォーラムが公表した「Global Gender Gap Report 2022」では、経済・政治・教育・健康の4つの分野を基にしたジェンダーギャップ指数が146か国中116位と主要先進国の中で最下位という厳しい状況です。日本におけるD&I問題の一つは、国際的な学力テストにおいて、日本の15歳の理数科の成績に男女差はほぼないにもかかわらず、OECD加盟国の中で、大学における理系分野の女性学生の割合は18%と最下位であるということです。この状況を改善するため、中学校・高校、あるいはそれ以前の段階でSTEM等の理系領域に関心を持ち、積極的に進路を選択する女性の比率を高める働きかけが必要とされています。―― 財団が考える大切なこと
このSTEM女子問題は日本だけではなく、世界では特に先進国を中心として見られる問題です。なぜ今、この問題は世界的に注目されているのでしょうか。その背景にはダイバーシティとイノベーションの成果に関する相関関係があります。アメリカや中国をはじめとして各国は将来の国の経済力を左右するとの考えから、人工知能(AI)、ビッグデータなど、最先端技術の開発やスタートアップの育成への投資を行っています。一方、特定のグループの人たちによって開発された技術では、複雑化する世界の多様な課題を解決したり、性別・人種・年齢・所得などによって異なるニーズに対応することに限界があることも認識されつつあります。特に、STEM分野の研究や開発は男性主導で行われてきており、新たなイノベーションの創出を促すためには、STEM分野への女性をはじめとする多様な視点からの参画が急務なのです。ただ、この問題は複合的な要因が絡み合っていて、解決には様々な角度からのアプローチが必要です。女子は数学が苦手だという意識的もしくは無意識の思い込み=「アンコンシャス・バイアス」のような解決が難しい問題も根深くあります。そのため、女子のSTEM分野への参画に影響を与える4つの軸、女子生徒、家族や友人、学校、社会のそれぞれのレイヤーに働きかけていくことが重要とされています。
財団ではこのうち、まずは対象となる中学生/高校生女子の皆さんにSTEM分野に興味を持ってもらうためのきっかけ作りとして、「STEM(理系)女子奨学助成金」を第一弾として展開しています。奨学助成金を支給することでサイエンスキャンプやプログラミングスクールなど理系進学に資する体験、PCや実験道具などの物品などに充てていただき、その夢の後押しをしたいと考えています。
―― プロボノを募集する理由
財団の活動においては、女子のSTEM分野への参画に影響を与える、女子生徒、家族や友人、学校、社会(企業や自治体/省庁等含む)の4つの軸から様々な働きかけや連携が必要です。ステークホルダーが分野あるいは国境を跨いで多岐に渡るため、公式ウェブサイトやメールマガジンなどのオウンドメディアから、TwitterやLINE、Instagramのようなシェアードメディアに至るまで、様々なメディアチャネルを活用して、コミュニケーションを図る必要があります。しかし、財団のリソースも限られていることから、対象者や多数ある媒体の特性を踏まえた発信や海外への情報発信ができていません。
今回の募集においては、財団が対象とするステークホルダーそれぞれの方向性や特性を踏まえた上で、国内外における広報やライティング分野におけるご経験や知見、専門性を生かして財団のゴールに向かって共に歩んでくださるプロフェッショナルを探しています。
―― 具体的な業務内容
まずは財団の活動内容と広報活動の現状を把握していただき、認知度向上のために、特に下記2点について私たちと共に戦略的に取り組んでいただける仲間を2名、募集いたします。いずれも週に1〜2時間程度、オンラインのコミュニケーションがメインで、ご自身のお仕事の空き時間等に作業いただけるタスクです。
①オウンドメディア(メールマガジンと公式ウェブサイト)における記事執筆
特に対象者である女子生徒の皆さん、その保護者、学校の先生など、最もこのテーマに近い方々を対象に、メールマガジンや公式ウェブサイト記事などによる有益な情報提供を行いたいと考えています。メールマガジン等のペルソナ像を明らかにしながら、どのようなコンテンツであればSTEM(理系)に関連した接点や気づき、機会の創出につながるのか、検証しながら、読者数と開封率を上げていく形を想定しています。主に発信するコンテンツ/記事の企画と記事執筆が具体的なジョブの内容です。
②SNS発信にあたっての戦略アドバイスと学生アンバサダーとの連携
財団が運用を想定しているシェアードメディア(ソーシャルメディア)チャンネルは、LINE、Instagram、Facebook、Twitter、YouTube、Linkedin(英語)です。それぞれにおける位置づけやターゲット層を財団メンバーと共に整理しながら、発信戦略を策定、学生アンバサダー等が発信する内容への指示や示唆をいただければと考えています。SNS配信に関しては、主に企画へのアドバイスと発信内容に対するフィードバック/チェックが具体的なジョブの内容です。
―― 私たちがつくりたい社会/未来
公益財団法人山田進太郎D&I財団は、誰もがその人の持つ能力を発揮し活躍できる社会の実現に寄与するために、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進する目的で設立しました。その中でも、まずはSTEM(理系)分野におけるD&I活動にフォーカスして、ジェンダーギャップの解消に向けて活動を推進しています。ぜひ、私たちとともに、女性たちを阻む様々な壁や問題に積極的に取り組み、好きなことを目指せる社会を作っていきませんか。
―― 募集要項
事業のテーマ:
人材育成
子ども・教育
職種:
マーケティング/広報
契約期間:
1年
期待すること:
財団のビジョン/ミッションのもと、
認知度向上とステークホルダーとの関係性構築を目的とし、以下を企画/遂行する。
①オウンドメディア(メールマガジンと公式ウェブサイト)における記事執筆
②SNS発信にあたっての戦略アドバイスと学生アンバサダーとの連携
募集する人材像、スキル:
・財団のビジョン/ミッションに心の底から共感くださる方
・社会貢献活動の意義性を理解し、多様なステークホルダーへの発信に賛同/ご協力いただける方
・様々なステークホルダー/読者の課題やニーズを踏まえて、適切で役立つコンテンツや記事を継続的に執筆できる方
・広報/PR業務の経験
・ライティング/編集業務経験
・各種ソーシャルメディアの発信・運営に携わった経験(あればなお可)
・グローバル広報/PR(英語ベース)業務の経験(あればなお可)
勤務スタイル
・広報関連ミーティング(2〜4週間に1回、30〜60分程度)への参加をお願いします。
※ミーティング等はGoogleミートを使用、普段のコミュニケーションは各種チャットツール等で行います。
※ミーティングで決めたことのアクションをご自身の可能な時間で行っていただきます。(メルマガ記事や公式ウェブサイト記事コンテンツ企画、STEMロールモデル等へのインタビュー取材、STEM関連情報収集、執筆、原稿チェック、学生アンバサダーとの連携等)
・原則、在宅勤務(フルリモート)
マッチングプロセス:
Step1:団体による書類選考
Step2:1次面接(Zoom等を使用)
Step3:最終面接(Zoom等を使用)
その他:
履歴書・職務経歴書任意
体験談・雰囲気
このプロボノの雰囲気
STEM(理系)領域におけるジェンダーギャップに関して、経験者あるいは当事者としてなんらかの問題意識を持っていたり、次世代育成や教育に興味を持つメンバーが原則としてフルリモートで参加しています。
特徴 | |
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雰囲気 |
法人情報
代表者 |
山田進太郎 |
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設立年 |
2021年 |
法人格 |
公益財団法人 |
山田進太郎D&I財団の法人活動理念
公益財団法人山田進太郎D&I財団は、メルカリCEO山田進太郎が2021年7月に設立した財団です。誰もがその人の持つ能力を発揮し活躍できる社会の実現に寄与するために、D&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を推進する目的で設立しました。
山田進太郎D&I財団の法人活動内容
特に、STEM(理系)のジェンダーギャップに注目し、2021年より女子中学生/高校生がSTEM(理系)キャリアを前向きに検討し、積極的に自己決定するための機運を創ることを目的に奨学金事業を開始しています。2023年からは、さらに活動の幅を広げるべく、対象者となる女子生徒を取り巻くステークホルダーとなる保護者や学校等教育機関、企業、行政/省庁の皆様と連携しながら、将来の日本を支える人材づくりに貢献していく所存です。
※STEM(S:Science / T:Technology / E:Engineering / M:Mathematics)
取り組む社会課題:『ジェンダー』
「ジェンダー」の問題の現状
日本はD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)のテーマにおいて、ジェンダーギャップの改善が遅々として進んでおらず、これは国際社会からも問題視されています。世界経済フォーラムが公表した「Global Gender Gap Report 2022」では、経済・政治・教育・健康の4つの分野を基にしたジェンダーギャップ指数が146か国中116位と主要先進国の中で最下位という厳しい状況です。日本におけるD&I問題の一つは、国際的な学力テストにおいて、日本の15歳の理数科の成績に男女差はほぼないにもかかわらず、OECD加盟国の中で、大学における理系分野の女性学生の割合は18%と最下位であるということです。この状況を改善するため、中学校・高校、あるいはそれ以前の段階でSTEM等の理系領域に関心を持ち、積極的に進路を選択する女性の比率を高める働きかけが必要とされています。