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更新日:2023/03/15
【練馬】冒険遊び場にて開催!まちづくりイベント「こどもり町」ボランティア募集!
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基本情報
「こんなお店を出してみたいな」「こんな場所があったらいいな」など、子どもそれぞれの“やってみたい”を発揮しながらみんなで町をつくっていくイベントです。どんな町になるかは子どもの発想次第!
活動テーマ | |
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活動場所 | |
必要経費 |
無料 活動場所までの交通費はご負担お願いします。 |
活動日 |
上記、全日程参加可能な方優遇。子どもたちはこの期間を通してイベントをつくり続けています。一緒にイベントをつくっていくボランティアスタッフを募集しています。なるべく全日程ご参加ください。 |
注目ポイント |
|
募集対象 |
大学生、大学院生、20代社会人 |
募集人数 |
5名 |
募集詳細
今回のイベントを開催する「練馬区立こどもの森」は冒険遊び場です。
子どもが自由に主体的に遊びながら育つことを大切にしているのが「冒険遊び場・プレーパーク」です。1940年代のデンマークで始まり、その後世界各地に広がりました。日本には1970年代に上陸し、冒険遊び場とも呼ばれています。現在日本には、市民活動から自治体が委託運営する事業まで合わせて約340ケ所の「冒険遊び場・プレーパーク」があります(*冒険遊び場づくり協会HP参照 )
今回のイベントを開催する「練馬区立こどもの森」はロープ、バケツ、スコップ、木材、工具、布など、子どもが自由に使える道具類があって、綱渡りロープや木製遊具等もプレイリーダーと来園者が一緒につくる区立施設です。泥んこ、水遊び、木登り、虫捕り、たき火、工具を使う木工作、秘密基地づくり、鬼ごっこや陣取り合戦系の集団遊び、奇想天外な企画遊び等、子どもの「やりたい!」ことは大抵できます。そして、「あ、いいこと思いついた!」という誰かのアイディアで、遊び方がどんどん進化していきます。「練馬区立こどもの森」は、地域の子どもが誰でも無料で利用できます。学年や学校が違っても、学校に行っている子も行かない子も、発達障がいの認定を受けている子もそうでない子も関係なく、「楽しい!」「やりたい!」遊びを通して仲間になっています。また、保護者の方や近隣にお住いの大人の方がどなたでも気軽に立ち寄れるので、子どもたちと生き物の話をしたり勝負をしたり等、遊びを通して顔見知りが増えていく、地域の子どもと子ども、子どもと大人をつなぐコミュニティ拠点でもあります。
●冒険遊び場のモットーは「自分の責任で自由に遊ぶ」●
誰と何をしてどんな風に遊ぶかを決める自由(=主体)は子どもにあって、遊びの中で起きることへの対応責任(responsibility)を負うのも子どもという意味です。
つまり、子どもが自由に遊んでいる時、子どもは全てを自分で考えて決めています。だから、挑戦も探求も創造も主体的で、共感や達成感は自己肯定感・自己有力感を育みます。また、ケガの痛さ、ケンカの気まずさ、失敗の悔しさ等を受け止めて、対応策を考えるトライ&エラーも楽しめるようになるのです。
「自分の責任で自由に遊ぶ」精神の元で遊ぶ子どもたちは、自ら興味関心を広げ、人との関り方、臨機応変な判断力、やりきる力、多少のことでは折れない心等、生きていくために必要な力(文科省が非認知能力と呼ぶ力等)を、"自ら" 育てていきます。
●プレイリーダーと呼ばれるスタッフがいます●
子どもたちからはよく、「プレイリーダーは遊ぶことが仕事なの?」と不思議そうに聴かれることがありますが、その通りです。プレイリーダーは子どもと一緒に遊ぶことが一番の仕事です。そして、遊びに来る子どもと子ども、子どもと大人たちをつなぐことも仕事です。他にも、魅力的な遊び環境設づくり、園内アナウンスの掲示、イベントの企画や近隣の学校等にお便りをだす、いろんな事情で辛い思いをしている子のためになることを、保護者や地域の教育支援施設の方々と一緒に考えることも仕事です。
プレイリーダーが子どもとの関りで大切にしているのは "斜めの関係"です。子どもを導いたり指導したりする上下関係とは違う、子どもと一緒に楽しむ、子どもが自分で考えて決める邪魔をしない、いざという時には頼りになる存在になることを大切にしています。
「こどもり町」イベントって?
2018年度から開始し今年で4回目となる本イベント。
子どもたちが普段生活している町の中で、人と人とのコミュニケーションが稀薄化していることから、 "私たちの住みたい町"をこどもの森に再現し、店主とお客さんとしての関わりだけでなく、住民として身近にいる人たちと関わる体験ができたらいいなとう想いで本イベントを企画しています。子どもたちはイメージを形にする為に試行錯誤しながら作り込む体験をしていきます。本格的な建築を立てお店を開店する子、お巡りさんになってパトロールする子、タクシー運転手になって交通の利便を図る子、占い屋さん、八百屋さん、時には穴を掘って地下のダミ屋が現れたりします!
外からたくさんのお客さんを呼ぶイベント本番は4月1日・2日ですが、それまでの期間つくり続けながら、突如だれかの「あっ、いいこと思いついた!」の発想が飛び出し、色んな建物や職業が現れていくこと、変化していくことがこのイベントの醍醐味です。ぜひ、子どもたちが主体となって町をつくっていく躍動感や子どもたちの力を感じて一緒に楽しんでいきましょう!
ボランティアスタッフにお願いしたいこと
本イベントも、こどもたちが主体の「遊び」です。ですので、ボランティアスタッフの方も、子どもにプログラムをさせたり、指示や指導をすることはしません。プレイリーダーと一緒になって、子どものやってみたいという思いを支えます。子どもと一緒に資材を近隣にもらいに行ったり、一緒に建築を立ててみたり、一緒に店主になったり、タクシー運転手になったりします。子どもと大人という関係性から脱し、子どもの主体を支える、子どもと対等に付き合うことがどういうことなのかを感じ考える機会になるかと思います!
法人情報
代表者 |
中川 奈緒美 |
---|---|
設立年 |
2011年 |
法人格 |
NPO法人 |
PLAYTANKの法人活動理念
●PLAYTANKが目指すこと
「未来を創る力」が育つ外遊びが、子どもが暮らすべての"まち"のどこにでも!広がっていくこと。
私たちは"外遊び離れ"を、子どもが健やかで豊かに育つために必要な"成育環境の貧困化"だと考えています。
合言葉は JOIN US!
PLAYTANKが運営するPLAYFIELD=「あそび場」には、保護者の方、地域の方、施設職員の方、研究者の方、企業の方等たくさんの方の想いや知見や力が集まります。自治体の協力もあります。子どもたちの活き々とした姿に心が動き、「未来を創る力」はこうした外遊びで育つと思えるからでしょう。
PLAYTANKは、FIELD「あそび場」だけでなくQUEST「探求」やLEARN「学び合い」にも多くの方の想いや知見や力を集めて、目指す社会に向っていきます。合言葉は「JOIN US!」みなさんのお力をかしてください。
PLAYTANKの法人活動内容
●自治体の拠点・放課後事業を受託運営
「冒険遊び場(練馬区立こどもの森)」の運営、「学童保育所」の運営、「外遊び型子育てひろば」の運営
●練馬区内の市民活動「プレーパーク」のサポート支援
●冒険遊び場・プレーパーク立ち上げのサポート支援(※練馬区以外の自治体からのオファーを受ける)
●講座開催 など