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更新日:2020/01/30
「否定せず関わる」D×Pが大切にする姿勢を体感!-D×P活動説明会-
認定NPO法人D×P
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基本情報
高校生と対話する登録制のボランティアも募集しているので、ボランティアの説明会も同時に開催いたします。ボランティアに興味があるかたも、まずは話を聞きにいらしてください♪
活動テーマ | |
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活動場所 |
認定NPO法人D×P(ディーピー)の事務所にて活動説明会を開催します。高校生と対話する登録制のボランティアも募集しているので、ボランティアの説明会も同時に開催いたします。ボランティアに興味があるかたも、まずは話を聞きにいらしてください♪ |
必要経費 |
無料 |
活動日 |
上記の日程で説明会を開催します。まずは、説明会にご参加ください。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
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募集人数 |
25名 |
募集詳細
私たちが授業をするために教室に入ったとき、ずっとゲームをしている生徒がいました。
こちらには目を向けてくれません。あなたならこの生徒とどう関わりますか?
この光景は、私たちがよく出会う状況のひとつです。D×Pは、定時制と通信制の高校で授業をしています。高校生にとっては、突然知らない大人が教室に入ってきます。イヤホンで音楽を聴いていたり、興味を持って話しかけてくれたり。高校生一人ひとりの様子はさまざまです。私たちはその一人ひとりの様子を否定せずに、関わる方法を模索し続けます。
「否定せず関わる」ことによって高校生とオトナといった関係でなく、一対一の人として関わり、お互いに学び合えるはずだと考えているからです。
そうしてその姿勢を通してつながった高校生が今、学校内外にいます。
D×Pでは今、高校現場での授業のほかにも、地域の方と連携した高校生の居場所づくり、「働く」を考える仕事体験の実施、「暮らす」をサポートするシェアハウス事業、オンラインでの相談窓口など、できるだけ多くの面から高校生をサポートしたいと事業を展開しています。
ひとりひとりが抱える問題と今の状況を把握し、その人にあう場所や人へとつながりが結べるように動いています。
今回の活動説明会では、実際にD×Pが現場でしているワークなどを通して、参加者のみなさんに私たちが大切にしている姿勢「否定せずに関わる」を体感していただこうと思います!
そして今の事業の話、そして来てくださる方一人ひとりとD×Pとのつながりのかたちを一緒に考えていく場にしたいと思います。
あなたとD×Pがつながることで、みえる可能性を一緒に模索したいです。どうぞお越しください。
■プレゼンター
今井 紀明(いまい のりあき)
認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長。
1985年札幌生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)卒。高校生のとき、イラクの子どもたちのために医療支援NGOを設立。その活動のために、当時、紛争地域だったイラクへ渡航。その際、現地の武装勢力に人質として拘束され、帰国後「自己責任」の言葉のもと、日本社会から大きなバッシングを受ける。結果、対人恐怖症になるも、大学進学後、友人らに支えられ復帰。
偶然、通信制高校の先生から通信制高校の生徒が抱える課題を知る。親や先生から否定された経験を持つ生徒たちと自身のバッシングされた経験が重なり、大阪の専門商社勤務を経て、2012年にNPO法人D×Pを設立。「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望がもてる社会」を目指している。通信・定時制高校に通う生きづらさを抱えた若者に、「つながる場」と「いきるシゴト」を届ける若者支援コミュニティをオフラインとオンラインで作っている。
NPOの未来を考えながら、資金調達や事業作りを実践的に学んでいくオンラインサロン「NPO未来ラボ」を運営。
また、NPO支援の会社として株式会社SOLIOを2018年11月に設立し、様々な分野のNPO支援を展開している。
「否定せず関わる」D×Pが大切にする姿勢を体感!-D×P活動説明会-
■日時
2020年1月29日(水)
開場18:45/開始19:00/終了20:30
D×P大阪・天満橋オフィス1階 11号室
大阪府大阪市中央区天満橋京町1−27
■参加費:無料
みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております!

D×Pが行う授業プログラムの様子です。高校生と大人が対話を重ね、関係性を築いていきます。

ボランティアとして参加する大人は、自分の過去や今を高校生に話します。集まっている人たちは、大切にする姿勢に共感する人が多く、回を重ねるごとにボランティア同士も仲良くなっています。

高校生から聞いた興味のある仕事につく人や、地域で働く人をゲストに呼ぶなどの機会もつくっています。また、高校生のインターンシップや職場見学を受け入れてくださる企業も募集しています。

定時制高校内では、定期的に居場所兼進路相談などを受け付けるブースを開いています。進学や就職だけでなく、どのような生活がしたいというところからお金や仕事の話をするなど幅広く話を聞いています。

ある学校での居場所事業では、無料で参加する高校生に軽食も配っています。毎回違うメニューを用意し、食事を理由に訪れることもできる場所をつくっています。
法人情報
代表者 |
今井紀明 |
---|---|
設立年 |
2010年 |
法人格 |
認定NPO法人 |
D×Pの法人活動理念
Ⅾ×P(ディーピー)のビジョン:「ひとりひとりの若者が自分の未来に希望を持てる社会」
人には、たくさんの可能性があります。
しかし、環境や周囲の人との関係性のなかで可能性が閉ざされ、
本来持っている自分を発揮できない10代に出会うことも多くありました。
そんな背景から、「自ら這い上がって立ち直れる」という意味でなく
「周囲の人の手を借りて、自分なりの一歩を踏み出せる」という意味をこめました。
子どもも大人も、豊かな人とのつながりを持っていて、
生きていくなかで嬉しいことも辛いこともありながらも、
「まあ、これからも大丈夫かも」と思えるような。
それが、"自分の未来に希望を持てる"ということだと思っています。
わたしたちは、若者がどんな境遇にあったとしても
自分の未来に希望を持てる社会の構造をつくります。
D×Pの法人活動内容
◾︎ユキサキチャット(オンライン事業)
不登校や高校中退、引きこもり状態、困窮などの困難を抱えた10代がLINEで相談することができる窓口です。本人の望む状態を聞きながら、一緒にひとりひとりに合ったつながりと仕事を考えていきます。
支出が収入を上回る「赤字」状態にあるなど支援が必要な場合、食糧支援や現金給付も実施しています。食糧や現金での支援とユキサキチャットでの継続した相談サポートを行ない、就労、福祉や医療などにつないでいきます。
◼︎ユースセンター(大阪・なんばでの事業)
居場所を求める若者が集まる、大阪ミナミの「グリ下(道頓堀のグリコ看板下)」から徒歩5分の場所で、ユースセンターを開所しています。ごはんを食べたり、ゆっくりしたり、仮眠をとったりと安全に過ごせる空間をつくっています。
繁華街にたどり着く若者はこれまで複数の大人との関わりで傷つき、福祉や医療などの既存の支援につながるハードルが高くなっています。しかし、本人だけではどうにもならない環境に置かれていることも多いです。
ユースセンターを開けていない日は、個別面談をしたり、医療機関や自治体の窓口に付き添う同行支援をして、本人の望む状態に進めるよう一緒に考えていきます。
ユースセンターが目指すのは「繁華街に新しいセーフティネットをつくる」こと。ユースセンターが中継地となって、世の中にある多様な社会的資源につながり、若者ひとりひとりが自分なりに生きていけるような環境をつくります。
■居場所事業(学校での事業)
学校のなかに、安心できる居心地の良い空間を学校のなかにつくります。
スタッフだけではなく、様々なバックグラウンドのあるボランティアや地域の方が訪れることもあり、
高校生が定期的に様々な人とつながることができる場です。スタッフは、日々の会話から困りごとを拾いサポートにつなげ、生徒が卒業した後も社会のなかに居場所がある状態を目指します。