- ホーム
- 海外ボランティア/ツアー
- フィリピンの海外ボランティア/ツアー募集一覧
- フィリピンでのこども・教育系海外ボランティア/ツアー募集一覧
- セブの貧困集落での活動ボランティアリーダー募集
- 募集終了
- 海外ツアー/プログラム
更新日:2020/01/31
セブの貧困集落での活動ボランティアリーダー募集
CECジャパンネットワークこの募集の受入企業「CECジャパンネットワーク」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
フィリピンのセブで夏休みに高校生を対象にした貧困の子どもたちをサポートするグループ活動を行います。このグループのリーダーとして活躍いただける学生、社会人の方を募集します。
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 |
セブ市内の複数のスラム街や孤児院、ストリートチルドレン支援センターでの活動です。 |
必要経費 |
無料 交通費と宿泊、食事代費用は自己負担となります。 |
活動日 |
高校生の国際ボランティア活動のリーダーとして活動します。 |
注目ポイント |
|
募集対象 |
学生、社会人の方でいままで海外(アジア)でボランティア活動をした経験がある方を募集 |
募集人数 |
2名 |
特徴 |
募集詳細
サンプルスケジュール
3月26日から4月1日まで、1週間の活動になります1週間のおよそのスケジュールを下記します。
1)木曜日 日本各地からセブに到着します。オリエンテーション
2)金曜日 午前中 ストリートチルドレンの生活の様子を見ます。午後-夕刻スラムでの夕食提供活動
3)土曜日 午前中 ストリート・チルドレンの食事提供活動 午後は墓地スラムの子どもたちを訪問
4)日曜日 終日自由行動。観光、リゾート、ショッピングなどご自由に。
5)月曜日 午前中 孤児院での活動 午後 港地域の貧困地区で子どもたちを集めて学童保育活動
6)火曜日 午前中 ゴミ山での活動、午後 山村集落で学童保育活動
7)水曜日 帰国の途につきます。
宿舎は参加者の皆さんと同じ現地のホテルでの滞在になります。
CECのFACEBOOK、インスタグラムなどで活動の様子をご覧になれます。
体験談・雰囲気
この海外プログラムの体験談
参加いただいた大学生の方からの感想文:
一番印象的だった思い出は海上スラムです。海上スラムでは足場が悪く、竹や木を組んで足場ができているのですが、そこら中にガタガタな場所があり、大丈夫そうに見える足場も突然壊れることがあるので大変でした。実際、僕は踏んだ場所が悪く、足場が崩落して片足がはまってしまいました。幸い軽い怪我で済んだので、今となっては笑い話ですが、そこで生活されている人たちはいつもそんなリスクと隣り合わせの生活をしておられることを思うと、笑い話だけで終わらせてはいけないと感じました。
一番記憶に残ったのは山村集落での家庭訪問です。ある家庭のお母さんに話を聞いたのですが、「お母さん」といっても僕より年下で、それでいて1人の娘とお腹に子どもを抱える女性でした。その方に「一番幸せを感じる時はいつですか?」と尋ねたところ、真剣な表情で「たくさんあるなぁ」と仰って、しばらく考え込んでしまいました。僕にはその答えが衝撃的で、もし自分が同じ質問をされたら「幸せな時、あるかな」と思ってしまったことでしょう。
たくさんある、なんて言えなかったと思います。ですが、今回のボランティアを経て、幸せがなかったのではなく、幸せはあるのに、自分がそれに気づいていなかっただけだとわかりました。というのも、このお母さんに限らず、出会った多くの人が、大変貧しい生活を送っているのにも関わらず、皆さん「幸せだ」「自分を愛している」と答えられていたからです。
友達と一緒に過ごしたり、家族とともに生活することは幸せなことなのです。彼らはそれを当たり前ではなく、1つの幸福として受け止めていました。これまで私はそういう幸せを、当たり前だと一蹴し、あたかも幸せではないように感じていたのです。おかしな話ですが、「幸せな時はいつですか?」と尋ねた本人が、幸せな時とは何かを理解していなかったのです。とても良い気づきになりました。
日本人と比べると、本当に皆さん幸せそうで、何より自分を大切にされています。それは人として当たり前のことかもしれませんが、日本では謙遜の文化がありますから、なかなか自分を素直に認めてあげられない、愛してあげられないことが多いと思います。その点、フィリピンの人たちはまっすぐ自分を見つめ、大切にしながら生活しておられます。それが一番現れるのが彼らの笑顔です。くしゃっと破顔するような笑顔を見るだけで、こちらも楽しい気分になる。そういう人たちだと感じました。
この海外プログラムの雰囲気
真剣、ハード、でも楽しくあっという間に期間がすぎていく。。。新しい友人を作る絶好の機会です。
特徴 | |
---|---|
雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:30%、女性:70% |
企業情報
代表者 |
池頭稔 |
---|---|
設立年 |
1988年 |
法人格 |
株式会社・有限会社・合同会社 |
CECジャパンネットワークの企業活動理念
各国、各地域の文化、慣習を尊重し、地域に根ざしたボランティア活動を通じて、社会格差問題に取り組む。
グローバルだけど、地域に根ざした経営により、社会との調和ある成長をめざす
CECジャパンネットワークの企業活動内容
「社会的な役割を果たす」ための企業として、利益をだしながら社会貢献を継続できるようなソーシャルビジネスを目指します。私達の海外ボランティアプログラムが参加者にとり「貢献活動」と「学び」につながること、それを日本でフィードバックしてくれる人材を育てることが目的です。
活動実績
1988年に任意団体として設立
1988年04月04日
任意団体 文化教育交流会(cec)を設立。CECとはCulture, Education Connectionの略称。イギリスから帰国したボランティアOB会として、関西のボランティア団体協議会に登録し、国際交流を目的とした任意団体として発足。設立の目的はイギリスでのボランティア活動を体験しながら人間力を高めようというものです。
1992年
オーストラリアで日本語ボランティア開始。このころから少しずつ、CECの事を全国の人が知ってくれるようになりました。口こみで参加者が増加しました。
1995年
1月、阪神大震災に遭い、スタッフの家も半壊。沢山のボランティアOBが神戸に集結する。ボランティアの言葉がある種の人気になり、ボランティア元年と呼ばれた頃。確かにイギリスへのボランティアの参加者数も急伸した年でした。
1996年
英国最大のチャリティ団体・CSVの代表が大阪府に招待されました。CECが日本事務局を務めるイギリスのチャリティ団体の代表が大阪府から招聘を受け、ボランティア会議で公演しました。
2000年
より社会的、経済的な信用を持つために株式会社として法人化。組織が法人になっても、設立当時にはじまった任意団体のときからずっと保っている「参加者は同じプログラムの仲間」という意識は変らず、ますますスタッフ一同思い入れをもって活動(仕事)しています。
2003年
インド人との交流をきっかけに、インドでのマザーテレサボランティアプログラムをスタート。ハードなボランティアワークにもかかわらず参加者がきてくれたことに驚き!
2004年
大阪西成のアイリン地区で福祉介護事業所設立ホームレスの高齢者のサポートを目的として福祉介護事業を開始。その活動拠点をアイリン地区に限定し、ホームレスに長期滞在できる場所を提供し、必要な保護、そして介護を提供することを目的として設立。CEC代表がこの事業所の代表を兼任する。イギリスボランティア参加者がこの事業所で責任者となって活動中。
2005年
フィリピン・セブ島の孤児院でのボランティアプログラム開始。準備でセブ島に渡り、セブ島の美しさと子供たちの純真さに打たれました。
2006年
スリランカでのマザーテレサの施設でのボランティア活動を始める。その国の自然、優しい人々は久しぶりに「長く住んでみたい」と思わせてくれる国でした。
2007年
タイの孤児スクールでの活動プログラムを開始、多くの孤児の子供達と触れ合うプログラムができるようになった。一回のグループでなんと80人の会社の研修で1日ボランティアをしてくれた企業があったのに驚きました。
2008年
オイルの価格が急上昇し、航空機の燃油サーチャージが高なった年。年末には一段落する。
イギリスでのボランティアのビザが変り、ボランティアの資格では英語研修をやってはいけないということが年末に決まる。これにより、イギリスのボランティアプログラムを大きく形を変えなければいけないという宿題を背負ってこの年を終えることになりました。
2009年
突然世界の経済危機が起こりました。世界的な株の大暴落などで、旅行は落ちたが、円高になったために留学するのにはもってこいの年となる。イギリスボランティアの英語研修をセブで行なったり、スカイプを利用するなどして、サポートしながら続けています。
2010年
相変わらずイギリスのビザは厳しくなる一方で3月3日からは大学以下のレベルの学生ビザでの就労が週20時間から10時間に制限されることになった年です。
ベトナムでの孤児ボランティア、そしてバリ島での文化体験プログラムなどをこの年に追加しました。
2011年
正月初めからイギリスYMSビザの問題(英国政府のミス)があり、大勢の人が迷惑を被りました。この3月に東日本大震災。未曾有の大惨事を体験します。なでしこジャパンがワールド女子サッカーでアメリカを破り、世界一に!8月にはイギリスのロンドンで若者による暴動が続きました。
2013年
CECは26年目を迎え、現在派遣先の国が15カ国。ますます独自の路線を明確にしています。組織を小さくキープし、各担当が出来る範囲の仕事に専念する。各々が派遣先の国に精通し、その分丁寧でキメの細かなアドバイスをすることができる私達の強みを活かした運営を守っています。
2014年
昨年の年末から年始そうそうフィリピンのセブが地震、台風、そして大火事などの被害にあいました。その分、この場所での活動プログラムに力を入れていきたいと考えています。この年、文部科学省がもっとたくさんの留学生を出すために、海外ボランティアに参加する高校生や大学生にも奨学金を支給する制度を始めました。トビタテ!留学JAPANとう名称です。
2017年
この数年フィリピンのセブ島に留学される日本人が急速に増えてきました。それに伴いこの島でボランティア活動に興味ある方も多く参加されています。代表の池頭は1年のうちおよそ半分をセブで過ごす日々が続いています。トビタテ留学の高校生の受け入れも引き続き行っています。貧困層の子供たちや家族をサポートするために職を提供したい、その目的で小さな弁当屋をセブ市内に期間限定で開始しました。
2018年
CECの海外ボランティア、ついに30歳になりました。こんなに長く仕事を続けることができたのも、真面目に良い仕事をしてくれているスタッフ一同、また、何度も私達のプログラムを利用していただいているお客様、そして、提携各機関の皆様からのあたたかい協力のおかげです。 私自身が初めて海外ボランティア活動したのが35年も前になるのですが、その時に感じた新しい発見と驚き、そして感動を参加者の皆さんに提供することができるようにこれからも精一杯努力していきます。
2019年
台南での活動が伸びてきました。日本語を勉強する大学生のみなさんとの交流活動が新鮮です。貧困にかかわるボランティアではありませんが、絆をつなげる良い機会を提供できることに誇りをもっています。
2020年3月から2022年3月までコロナ感染のためすべてのプログラムを停止、現在もその影響を受けています。2022年の夏休みには多くの参加者がセブをはじめ、オーストラリアやアメリカなど再開できたプログラムに参加いただきました。2023年の春休みも多くの人たちが海外に出かけてくれました。