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更新日:2019/03/14
【さいたま市学習支援教室の運営を支える】ボランティアマネージャー募集
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基本情報
さいたま市からの委託を受け、生活に困窮する中高生を対象に無料の学習支援を行っています。ボランティアが一人ひとりに寄り添いながら学校の勉強や受験をサポートし、子どもたちが望む進路実現を応援しています。
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 |
団体事務所(浦和区)及びさいたま市内で開催する学習支援教室内で活動していただきます。 |
必要経費 |
無料 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週4~5回 基本的には月曜日~金曜日の週5日(13:00~21:45)の活動です。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
・企業や支援団体等でマネジメントの経験がある方 |
募集人数 |
1名 |
特徴 |
募集詳細
生活困窮者自立支援法に基づき、さいたま市からの委託を受けて運営する学習支援教室です。
学習支援教室では、さいたま市在住の生活保護受給世帯や児童扶養手当全額受給世帯の中高生を対象に、「学ぶ権利」の保障や「居場所づくり」の取り組みを行っています。
教室は市内11か所で開催し、各教室とも10~20名を超える生徒が参加していますが、ボランティアの参加人数は曜日や地域によって偏りが生じているのが現状です。
そこで今回は各教室に参加するボランティアのシフト(参加予定)の管理や研修、新規ボランティアの募集・登録等をお手伝いいただくマネジメント役の方を募集します。
教室の運営にあたっては、教室運営を担う「室長」やそれを補佐する「教室アシスタント」「学習アドバイザー」が、200名近くのボランティアスタッフとともにより良い支援を模索しながら日々奮闘しています。
室長は教員や塾講師を経験した者、社会福祉士など福祉系の有資格者を中心に構成され、皆20代の若手です。本事業のボランティアや教室アシスタント業務を経験してそのまま室長に就任した者が過半数を占めますが、近年は同様の学習支援事業を展開する他団体との研修・交流を通して積極的にノウハウを学ぶことで支援スキルを高め、自分たちの事業にブラッシュアップをかけているところです。
そんな若手スタッフが多い組織の中、今回の募集を通じて企業や他の支援団体等でマネジメント経験・社会人経験をお持ちの方にご協力いただくことで、ボランティア人材を十分に活用したより円滑な教室運営を目指したいと考えています。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
【ボランティアに参加する大学生の声】
学習支援教室に来ている子どもたちの勉強の遅れを補うだけでなく、一緒に遊んだり、おしゃべりをしたりして、「その子本来の姿を出せる場」にしたいと思い活動しています。もちろん子どもと関わる中での失敗もたくさんあります。しかし、その失敗を通して悩み苦しんで出した答えにはお金には代えがたい価値があると思います。
ボランティアの魅力は「失敗してもいい」、「挑戦できる」ということです。活動は生徒だけじゃなく、ボランティアもやってみたいことに挑戦できます。やってみたいことを提案すれば、賛成派も反対派も一緒になって提案したことを考えてくれます。実際にやる前から真剣になってくれるし、挑戦すれば反省も一緒にしてもらえます。「教育」について経験的に学んだ人たちは頼りになりますよ。
このボランティアの雰囲気
私たちの運営する学習支援教室には、一般的な学習塾のように「勉強を教わる」というだけでなく、子ども同士や大人との交流を求めて参加する子どもも多く、教室は賑やかでアットホームな雰囲気に満ちています。
ボランティアは大学生を中心とした若い世代が多数活躍し、子どもたちにとっては「気軽に関わることのできるお兄さん・お姉さん」といった立場で接することができます。また、社会人ボランティアが自身の仕事の話やこれまでの人生について語ることは、子どもたちが多様な将来像を形成するための「ロールモデル」として大きな意味があります。
また、日常の学習支援以外にも、季節ごとのレクリエーションや受験生向けの面接練習といったイベントも適宜実施しています。
「勉強を教えたい」「進路の相談に応じたい」「気軽におしゃべりや交流をしたい」など、ボランティアさん一人ひとりの得意分野を活かすことのできる活動がここにあります。
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 |
法人情報
代表者 |
青砥 恭 |
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設立年 |
2011年 |
法人格 |
NPO法人 |
さいたまユースサポートネットの法人活動理念
私たち「さいたまユースサポートネット」は、さまざまな理由により居場所がなく、将来への不安を抱えている子ども・若者たちを支援するNPO法人です。
「地域で孤立する子ども・若者のための居場所をつくる」
これが私たちのミッションです。
子ども・若者が抱える困難は数多く存在します。しかし、それらの困難そのものに加え、そうした困難が「社会の中で見えづらくなっている」ことも、私たちが直面する課題の一つです。
2019年の国民生活基礎調査によると、わが国で相対的貧困の状態にある子どもは13.5%、およそ7人に1人の割合で存在すると言われています。
しかし、いざ私たちが自身の生活をかえりみた時、貧困状態にある子どもがそれだけの割合で存在していると実感することはあるでしょうか。朝晩に子どもたちの通学風景は目に入っても、不登校や引きこもりにより、自宅の中で孤立している子ども・若者が存在すると感じることは、難しいのではないでしょうか。
生きづらさを抱えた子ども・若者は、その困難やSOSのシグナルを、なかなか自分から表に発することができません。この悩みをどうしたらよいか分からない──そんな不安や孤独感を解消するためには、"地域の中に自分を認め、受け止めてくれる居場所がある"という安心感が何よりも必要です。
私たちは、さいたま市という"地域"に根差した活動を続けて10年目に入りました。これからも貧困をはじめとする、様々な困難を抱えた子ども・若者とその家族が安心して相談できる"地域の居場所"であり続けることが、私たちの使命です。
さいたまユースサポートネットの法人活動内容
さいたま市を拠点に、2023年度は下記の5つの事業を行っています。
(1)学習支援教室
生活に困窮する子どもたちを対象に、無料の学習支援を行っています。大学生やボランティアスタッフが一人ひとりに寄り添いながら、学校の勉強や受験をサポート。子どもたちが望む進路実現を応援しています。
(2)たまり場
不登校、高校中退などで、居場所がない人が自由に集まれる場所が「たまり場」です。集まったメンバーで交流したり、一緒に勉強したり、文化祭の参加やクリスマスパーティなど、季節に合わせたイベントを行っています。
(3)さいたま市若者自立支援ルーム
社会生活を送る上で困難を抱える若者を対象に、自立支援プログラムを提供しています。個人作業、集団・共同作業、就労・復学の準備など、一人ひとりに合わせたプログラムを相談しながら決め、自立につなげます。
(4) 子ども第三の居場所(あそぼっくすみぬま)
小学1年生~3年生を対象に、放課後の遊び、学び、生活を保障し、自立する力を育てる場です。
日本財団の支援により、開設しました。
(5) サッカー教室
小学生が地域の大人に見守られていることを実感し、他者と協働する力を獲得することを目指して、サッカーのグループワークと食事を提供する事業を実施しています。