さいたまユースサポートネット
私たち「さいたまユースサポートネット」は、さまざまな理由により居場所がなく、将来への不安を抱えている子ども・若者たちを支援するNPO法人です。
「地域で孤立する子ども・若者のための居場所をつくる」
これが私たちのミッションです。
子ども・若者が抱える困難は数多く存在します。しかし、それらの困難そのものに加え、そうした困難が「社会の中で見えづらくなっている」ことも、私たちが直面する課題の一つです。
2019年の国民生活基礎調査によると、わが国で相対的貧困の状態にある子どもは13.5%、およそ7人に1人の割合で存在すると言われています。
しかし、いざ私たちが自身の生活をかえりみた時、貧困状態にある子どもがそれだけの割合で存在していると実感することはあるでしょうか。朝晩に子どもたちの通学風景は目に入っても、不登校や引きこもりにより、自宅の中で孤立している子ども・若者が存在すると感じることは、難しいのではないでしょうか。
生きづらさを抱えた子ども・若者は、その困難やSOSのシグナルを、なかなか自分から表に発することができません。この悩みをどうしたらよいか分からない──そんな不安や孤独感を解消するためには、"地域の中に自分を認め、受け止めてくれる居場所がある"という安心感が何よりも必要です。
私たちは、さいたま市という"地域"に根差した活動を続けて10年目に入りました。これからも貧困をはじめとする、様々な困難を抱えた子ども・若者とその家族が安心して相談できる"地域の居場所"であり続けることが、私たちの使命です。
さいたま市を拠点に、2023年度は下記の5つの事業を行っています。
(1)学習支援教室
生活に困窮する子どもたちを対象に、無料の学習支援を行っています。大学生やボランティアスタッフが一人ひとりに寄り添いながら、学校の勉強や受験をサポート。子どもたちが望む進路実現を応援しています。
(2)たまり場
不登校、高校中退などで、居場所がない人が自由に集まれる場所が「たまり場」です。集まったメンバーで交流したり、一緒に勉強したり、文化祭の参加やクリスマスパーティなど、季節に合わせたイベントを行っています。
(3)さいたま市若者自立支援ルーム
社会生活を送る上で困難を抱える若者を対象に、自立支援プログラムを提供しています。個人作業、集団・共同作業、就労・復学の準備など、一人ひとりに合わせたプログラムを相談しながら決め、自立につなげます。
(4) 子ども第三の居場所(あそぼっくすみぬま)
小学1年生~3年生を対象に、放課後の遊び、学び、生活を保障し、自立する力を育てる場です。
日本財団の支援により、開設しました。
(5) サッカー教室
小学生が地域の大人に見守られていることを実感し、他者と協働する力を獲得することを目指して、サッカーのグループワークと食事を提供する事業を実施しています。
団体名 |
さいたまユースサポートネット |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | https://saitamayouthnet.org/ |
代表者 |
青砥 恭 |
設立年 |
2011年 |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/NPO.SYNET/ |