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更新日:2024/06/08
【長期インターン募集】子どもと遊んで・感じて・考えて、知る「プレーリーダー体験」
NPO法人PLAYTANK基本情報
子ども関係の専門職になりたい、本当に子どものためになる仕事がしたい学生&社会人の方!就職や転職をする前に、ぜひ、遊びを通して子どもと斜めの関係になる「プレーリーダー」という仕事を体験してください。
活動テーマ | |
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勤務場所 |
『練馬区立こどもの森』『学童保育あそびーむ』 |
待遇 |
無料 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週2~3回 日程は、月2回から週3日程度まで、ご都合に合わせてシフトを決めます。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
子ども関係の専門職になりたい、本当に子どものためになる仕事がしたい方 一緒に活動する人の年齢層について
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募集人数 |
10名 |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
●教員・保育士・学童指導員・プレーリーダー等への就職や転職を考えている学生・社会人の方
子どもと関わるアルバイトには、勉強を教える「先生」や、スポーツクラブ・学童保育などの「指導者」が多いと思います。しかし、子どもは、教えられている・指導されている、つまり、子どもの力を評価したり伸ばそうとする大人と一緒にいる時と、子どもだけで自由に遊んでいる時とでは、見せる顔が違います。
PLAYTANKの学童保育と冒険遊び場のスタッフは「プレーリーダー」と呼ばれています。
「プレーリーダー」は子どもと、教える人・教えられる人、指導する人・指導される人、というような上下関係ではなくて、子どもと一緒に遊びながら仲間になる「斜めの関係」 になります。
だから、
・子どもが見ている世界や子どもが求めていることがわかります。
・子どもの気持ちに寄り添い、子どもに慕われます。
・ケンカやトラブルを、子どもが成長する機会にできます。
・発達凸凹がある子や不登校の子も、楽しく!遊んでいるインクルーシブな場をつくります。
"おとなは、だれも、はじめは子どもだった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。"
『星の王子さま』アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(著)、河野万里子(訳)、新潮社
将来、子ども関係の専門職になりたい(教師、学童指導員、保育士等)、本当に子どものためになる仕事をしたいと考えている方が、就職や転職をする前に、子どもと「斜めの関係」になる「プレーリーダー」という仕事を体験できることを願って、このインターンを募集をしています。
「子どもたち」という総称ではなく、一人ひとりが違う「人」として、子どもが放つエネルギーと輝く個性を感じることは、大人社会の常識やあなた自身の価値観を揺さぶるはずです。
●「冒険あそび場」「学童保育」どちらも選べます。両方でもOKです。
インターンをしていただく職場は、都会の住宅街の中にある、農家の屋敷森跡を活用した公立の冒険遊び場『練馬区立こどもの森』と、毎日、『練馬区立こどもの森」で遊ぶ『学童保育あそびーむ』です。
冒険遊び場は、プレーパークとも呼ばれていて、乳幼児から小学生、中高生、保護者、地域在住の方々、だれでも無料で利用できる、日常的な地域の遊び場です。プログラムもや禁止事項はありません。、子どもたちは、バケツ、ロープ、スコップ、木工道具などの道具類や、木、坂、水、落ち葉、木ノ実、火、風などの自然を使って、穴掘り・木登り・たき火、秘密基地づくり等、「やりたい!」ことを自由に楽しんでいます。
大切にしているのは、「自分の責任で自由に遊ぶ」というスローガンに込められた思いの実現、子どもの主体性と生きる力が育つこと。そして、地域の大人が地域の子どもの育ちを見守る、子どもをまんなかに人と人がつながる「地域のコミュニティ拠点」になること。冒険遊び場は、不登校や発達凸凹がある子も多数集まる、子育て困難やストレスを抱えた保護者もホッとできる、インクルーシブだからこその「みんなの居場所」です。
以下、冒険遊び場で遊ぶ子どもたちの様子を、ショート動画でご紹介します。
動画のかなには、『学童保育あそびーむ』に通う子どもたちもいます。
●インターンで得られる経験
=子どもの見え方や、子どもとの関り方が変わる!?=
インターンは、冒険遊び場では閉園後に、学童保育では子どもが全員帰宅した後に、プレーリーダーと子どもたちの様子や自分の子どもとの関わり方について考える「振り返り」をします。「振り返り」は反省会とは違います。自分自身の感じ方や考えを整理したり、今までにはなかった視点を手に入れることができるチャンスです。
特に、プレーリーダーの子どものへの関わり方、保護者や様々な世代や属性の方々との関わり方のスタンスに、ぜひ触れてほしいと思います。
- ✔子どもと向き合い、深く知ることができる。
- ✔「教える、指導する」ではない、、子どもと関わり方を体験できる。
- ✔子どもは自分で伸びる力を持っていると、心から思えるよになる。
- ✔今での経験で、大人の子どもに関わるスタンスに違和感を感じていた理由が明確になる。
=社会課題の解決を本気で狙う、熱いNPOの心意気に触れる!?=
PLAYTANKのプレーリーダーは、様々な職種から子どもの育つ環境の課題に気づいた人が集まって、子どもが外で遊んで育つ!意義や必要性を広めていこうとがんばっています。
大切にしているのは、磋琢磨しながら学び合う関係性、「いいこと思いついた!」で変わる柔軟、一人ひとりの力を最大限に活かす人材配置、「みんなで力を合わせればできる!」3人寄れば文殊の知恵です。
インターンにもメンバーの一員になってもらいたいので、希望があれば、プレーリーダーたちの会議や研修への参加、プレイカーが出動するイベント会場でのお仕事、新プロジェクトの手伝い等、様々な活動も体験できます。
そしてインターン終了時=卒業時には、あなたのための卒業証書が子どもたちからもらえる?!
- ✔教育、保育、子どもについて、熱く話せる「仲間」ができる。
- ✔子どもが育つ環境の課題に気づく。
- ✔自分にできることを、やろう。やりたい!と思う。
●こんな方にお勧めです!
✔子どもの頃に、外でたくさん遊んだ」「子どもと一緒に走り回る体力に自信がある」「冒険遊びにワクワクする!」等、外遊びが好きなアクティブな方!
✔子どもに関わる仕事(教師・保育士・学童・児童館指導員・プレーリーダー等)を志している、自分に子どもの関わる仕事をする適性があるか?を試してみたいという方にもおすすめです。
✔市民活動(ボランティア活動)や自治体事業に興味があり、子どもの健全な成育環境や子どもが暮らす「まち」の在り方について、教育や学びの本質について、実践を通して考えたいという方も歓迎です。
(卒論や論文等のフィールド調査協力もできます。ご相談ください。)
インターン経験者は、どんな進路を選んでいますか?
小学校の教師、保育園の保育士、療育施設のスタッフ、大学院への進学、自治体職員(公務員)、ソーシャル系のメディア会社への就職等、進路は様々です。中には、冒険遊び場で働くプレーリーダーになった人もいます。
ちなみにPLAYTANKのプレーリーダ―には、インターン経験者の新卒採用が2人、中途採用が1人いました。
(中途採用は、学生時代のインターン終了後、公立小学校の教師を経てからのPLAYTANKへの転職です。)
インターン登録の流れ
応募はactivoの応募フォームより、ご応募ください。
ご応募いただいたのち、PLAYTANKよりメールでご連絡いたします。
playtank.tokyo(ドットは半角)のドメインから送信しますので、迷惑メールフォルダに入らないようよろしくお願いいたします。
インターンを始める前には、実際に現場を1日体験していただきます。
その際に、ご希望の頻度や期間について具体的に伺います。
両者ともに条件が合うようでしたら、インターン登録となります。
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
ニックネーム:きいち
なぜ遊びに関わるインターンをしようと思ったの?
遊びに興味を持ったのは、大学の先生の教職の授業がきっかけ。子どもの権利条約を扱うコマで、各条文を読み解いていくグループワークを行いました。遊びに関する条文があったけれど、うまく自分の中で消化できなかった。
先生は遊びが学びにつながっていると言っていたけれど、『本当かよ。遊びが学びになるのかよ。』と思っていた。それがずっと気になっていて、卒論で遊びを書くことに決めて、このインターンを見つけて参加することにしました。
実際にインターンに参加してみてどうだった
教わった「遊びのツボ」=「子どもの楽しいと感じているポイント」を意識してみようと思って、現場に入りました。なんでこの子がこの遊びでこんなに笑っているのか?まで、一緒に遊びながら、初めてそこまでちゃんと見ようとしました。
そしたら、今までただのハンモック遊びだと思っていたものが、その遊びの中でも
小さく揺れる⇒思いっきりこぐ⇒見つけた木の実に足を届かそうとチャレンジ⇒落ちた木の実を潰す⇒投げる⇒追っかける…まだまだ続く
子どもの遊びのツボってこんなにどんどん変わるのか!? と、初めて体感しました。
で、子どもはとにかくハンモックを押して―と言ってくるんですよね。1日目は押してあげていたけど、振り返りでプレーリーダーから、「ただ押してあげる人(子どもの遊び道具)になるんじゃなくて、子どもと一緒に楽しむ遊び仲間になってみて」と言われて、頭ではわかったけど、実際どうしたらいいのって2日目は色々試行錯誤でした。2日目終わっても、こんなんでいいのか?と自信はなかったですね(笑)
インターンをしてみると、自分の力の足らないところもいろいろ見えてきちゃって…。だから、もっと関わったら、何かつかめるんじゃないか?と思っていたら、長いインターンになりました。
続けてきて、自分自身が変化したこと
遊び場で子どもに関わる僕には、先生という肩書はないです。立場的に偉いわけでも、何でも知っているわけでも、何かを教える人でもない。実際、虫のこととか。僕なんかよりも子どものほうがよっぽど知ってるし笑
子どもだから、大人だからとかじゃなくて、1人の人間同士として、普段通りの自分で子どもと関わるようになりました。そっちの方が、先生のような役割を演じるよりも、子どもから僕という人を知ってもらえると感じています。
そういう時のほうが、僕自身も「いいこと思いついた!」がいっぱい出るんです。
また、最近気になるのは、子どもの「いいこと思いついた」の後の行動。何をするんだろう?どうするんだろう?と見ていると、そうくるか!なんてことがいっぱいあるんです。
子どものしたい、やってみたいを大事にしたいなーと思っている自分がいます。
ニックネーム:ふじもん
なぜ遊びに関わるインターンをしようと思ったの?
大学に入りたてのころ、教職の授業も受けはじめ、教育分野に漠然と興味を持っていました。何か子どもと関わる機会はないか!?と探していた時に、このインターンを見つけ、子ども達のキラキラした笑顔の写真を見て、おもしろそう!!と思って参加しました。参加前、正直子どものことはよくわかなくて、学校で、大人の下で教育を受けている。そんなイメージでした…笑
実際にインターンに参加してみてどうだった
2年間子どもと関わって、プレーリーダーと振り返りをして行く中で、子どもの見え方が変わってきました。
まずは、子どもが「やりたい!」と思うことを自分の手で実現している(遊んでいる)姿は生き生きとして見えるよになりました。そして私自身も、子どもと一緒に思いっきりやりたいことをやっている時は、ワクワクしていることにも気づきました。やりたいことをやるって、大事なんだなーと思います。
活動を続けてきて、自分自身が変化したこと
以前は、子どもが何かできないでいると、簡単に手を貸したり、ケンカの時にも大人として何かしなきゃ!と思って仲裁に入ったりしてました。だから、毎回の現場でヒヤヒヤしていた記憶があります…(:_;)
でも今は、子どもが遊んでいる時は、自分で次のアイディアを思いついて、あれやこれやと試していけると思っていいます。ケンカも、いつの間にか仲良く遊んでいることもあるし。
子どもは、思うようにいかなくて、何度も失敗ても、そこから学んでいることもある。もちろん、状況や、その子の力を見極めて手を貸すことが必要な場合もありますが、もっと「子どもの力」を信じてもいいんだと思えるようになりました。
子どもの力を信頼したうえで、子どもの「やりたい!」を、その子自身の手で実現できるように、陰からサポートできる人になりたいと思っています。
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
代表者 |
中川 奈緒美 |
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設立年 |
2011年 |
法人格 |
NPO法人 |
PLAYTANKの法人活動理念
●PLAYTANKが目指すこと
「未来を創る力」が育つ外遊びが、子どもが暮らすべての"まち"のどこにでも!広がっていくこと。
私たちは"外遊び離れ"を、子どもが健やかで豊かに育つために必要な"成育環境の貧困化"だと考えています。
合言葉は JOIN US!
PLAYTANKが運営するPLAYFIELD=「あそび場」には、保護者の方、地域の方、施設職員の方、研究者の方、企業の方等たくさんの方の想いや知見や力が集まります。自治体の協力もあります。子どもたちの活き々とした姿に心が動き、「未来を創る力」はこうした外遊びで育つと思えるからでしょう。
PLAYTANKは、FIELD「あそび場」だけでなくQUEST「探求」やLEARN「学び合い」にも多くの方の想いや知見や力を集めて、目指す社会に向っていきます。合言葉は「JOIN US!」みなさんのお力をかしてください。
PLAYTANKの法人活動内容
●自治体の拠点・放課後事業を受託運営
「冒険遊び場(練馬区立こどもの森)」の運営、「学童保育所」の運営、「外遊び型子育てひろば」の運営
●練馬区内の市民活動「プレーパーク」のサポート支援
●冒険遊び場・プレーパーク立ち上げのサポート支援(※練馬区以外の自治体からのオファーを受ける)
●講座開催 など