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更新日:2025/07/02
関西の学生対象!福島の声を発信するライターインレジデンスプログラム参加者募集
NPO法人相馬はらがま朝市クラブ
基本情報
福島の相馬市と双葉町に滞在をしながら、様々な物語と出会い、地域に暮らす人々の声や人生に耳を傾け、聞き書きとエッセイに記録し未来へ発信する、「関西と福島を言葉でつなぐ、半年間のライティングプログラム」
活動テーマ | |
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開催場所 |
県の相馬市と双葉町、どちらか希望する地域に滞在 |
必要経費 |
※ 5,000円は、プログラム参加代・資料代 です |
開催日 |
10日間~ ① 8月10日:聞き書きの学習会@京都 |
注目ポイント |
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募集対象 |
関西(大阪・京都・滋賀)の大学生・大学院生(全学年対象) 参加する人の年齢層について2024年度のプログラムでは、大学1年生~4年生、院生、海外留学生まで幅広く参加をしました。 |
募集人数 |
12名 |
スキル | |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
この「相双ライターインレジデンスプログラム」のゴールは、福島県の相馬市と双葉町に滞在をしながら、出会った人々の生きてきた時間や、土地の記憶を丁寧に受けとめ、「聞き書き」と「エッセイ」に記録し未来へ発信する原稿を執筆すること!そして、オリジナルの小冊子やWeb、関西でのマルシェで実際に広く発信することです。
滞在や地域の人々との交流を通じて、自分が感じ取った相手のことを、自分の表現でどうやったら伝えたいことが伝わるか。自分が紡いだ言葉が、誰かの心を動かすきっかけになるように。
地域に滞在し、そこで暮らす人々の姿や想いを知るだけではなく、"誰かに伝える" ことを考えるからこそ、地域や物事への理解が深まり、書き手や伝える人としてのスキルアップになります。何より、地域の方々との出会いや、5日間ともに過ごす参加者同士のつながりは、かけがえのない財産になるはずです。
体験談・雰囲気
このイベントの体験談
インタビューから執筆という過程で、より具体的に土地や文化、生産者や担い手の想いなどの理解を深めることができた。合宿プログラム終了後、かなり疲労感と共に帰宅したにもかかわらず家族に対して福島での経験を何時間もに渡って熱弁している自分がいました。また、発信交流会後に完成した冊子を目にして、自分自身が福島で考えたことや感じ取ったこと、耳にした話などが形に残り、離れた場所にいてもその時の光景が鮮明に目に浮かぶようなライティングの良さを感じました。
このイベントの雰囲気
福島に訪れたことがある人も、福島が初めましての人も、「伝える」ことに強く想いをもった大学生・院生が集まっています。同じ想いを持った仲間たちと、合宿を通して高めあい、地域や人と向き合うことの楽しさを一緒になってあじわう、そんな雰囲気です。
特徴 | |
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雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:20%、女性:80% |
法人情報
法人格 |
NPO法人 |
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相馬はらがま朝市クラブの法人活動理念
当団体は、東日本大震災をきっかけに、福島県相馬市を拠点に、被災者・避難者の生活・コミュニティ支援からはじまりました。地域のニーズに寄り添いながら、支援プログラムや福島県の沿岸部に交流人口を生み出すプログラムを企画運営しています。
「相双ライターインレジデンス」プログラムへの想いーー
2011年3月11日の東日本大震災、そして福島第一原子力発電所事故により、「双葉町」と「相馬市」はそれぞれに大きな影響を受け、14年が経過する中で、それぞれに "復興の歩み" が異なります。
福島第一原子力発電所が立地する、「双葉町」
福島第一原子力発電所から40km圏外に位置する、「相馬市」
地形や気候、文化が似ているところもありますが、"復興"の時間軸や捉え方、課題が全く異なる 2つの地域の「今」や「ふるさと」について、両地域を合わせて冊子やWebでを発信する。それにより、「福島」や「相双」と漠然とひとくくりに捉えるのではなく、それぞれのまちの違いや共通点も感じながら、まちに住む方々に思いを寄せる解像度をあげていきたい。
そんな、願いがこの「相双ライターインレジデンスプログラム」にはあります。
それぞれのまちに住む方々の「ふるさとへの想い」を知りながら、2025年度は特に、震災で失われた日常や再開した喜びなど、住民の記憶や心の動きに注目。震災前からの暮らしや、そこで大切にしてきたこと。そして、災害の影響や教訓を伝えることで、関西地域をはじめ、他の地域の未来にもつながる内容にしていきたいと考えています。
そうした過程が、「福島」が震災由来の線引きした地域として捉えるのではなく、自分事で身近な存在の地域のひとつとなっていく。それがゆくゆくは、これからの日本全体の未来をよりよくしていくことにつながるはず、と考えています。