NPO法人相馬はらがま朝市クラブ
当団体は、東日本大震災をきっかけに、福島県相馬市を拠点に、被災者・避難者の生活・コミュニティ支援からはじまりました。地域のニーズに寄り添いながら、支援プログラムや福島県の沿岸部に交流人口を生み出すプログラムを企画運営しています。
「相双ライターインレジデンス」プログラムへの想いーー
2011年3月11日の東日本大震災、そして福島第一原子力発電所事故により、「双葉町」と「相馬市」はそれぞれに大きな影響を受け、14年が経過する中で、それぞれに "復興の歩み" が異なります。
福島第一原子力発電所が立地する、「双葉町」
福島第一原子力発電所から40km圏外に位置する、「相馬市」
地形や気候、文化が似ているところもありますが、"復興"の時間軸や捉え方、課題が全く異なる 2つの地域の「今」や「ふるさと」について、両地域を合わせて冊子やWebでを発信する。それにより、「福島」や「相双」と漠然とひとくくりに捉えるのではなく、それぞれのまちの違いや共通点も感じながら、まちに住む方々に思いを寄せる解像度をあげていきたい。
そんな、願いがこの「相双ライターインレジデンスプログラム」にはあります。
それぞれのまちに住む方々の「ふるさとへの想い」を知りながら、2025年度は特に、震災で失われた日常や再開した喜びなど、住民の記憶や心の動きに注目。震災前からの暮らしや、そこで大切にしてきたこと。そして、災害の影響や教訓を伝えることで、関西地域をはじめ、他の地域の未来にもつながる内容にしていきたいと考えています。
そうした過程が、「福島」が震災由来の線引きした地域として捉えるのではなく、自分事で身近な存在の地域のひとつとなっていく。それがゆくゆくは、これからの日本全体の未来をよりよくしていくことにつながるはず、と考えています。
団体名 |
NPO法人相馬はらがま朝市クラブ |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | https://note.com/sousou_writer |