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更新日:2025/07/10
子ども達(小学4年生以上、中高生対象)とオンラインで対話するメンターを募集!
mimamo/学びと対話のオンライン教室
基本情報

子どもが「話していいんだ」「話してよかった」と思える対話の時間を届けるお仕事。オンラインで1対1、やさしく話を聴くメンターを募集しています!
活動テーマ | |
---|---|
活動場所 | |
必要経費 |
無料 |
所属期間/頻度 |
活動頻度:週1回からOK ◎頻度 |
注目ポイント |
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募集対象 |
◎必須条件 一緒に活動する人の年齢層について
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募集人数 |
10名 |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
「きみのじかん」は、mimamoが提供する1対1のオンライン対話プログラムです。
対象は小学4年生から高校生まで。1回30〜45分間、Zoomなどを通じて「その子が話したいことを、自由に話す時間」を届けています。
テーマはなんでもOK。
進路、勉強、友だち関係、家庭のこと、推しの話、モヤモヤした気持ちなど、話すこと自体に正解も目的もなく、「ただ聴いてもらえること」が子どもにとっての安心や自己肯定感につながります。
この時間では、アドバイスや評価は行わず、「否定せずに耳を傾けること」を一番大切にしています。
子どもたちは、話しながら気づきを得たり、気持ちを整理したり、「話せた」ことで少し自信が持てたりします。
そんな小さな前進を、そっと後押しするのがメンターの役割です。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
メンター体験談|30代・子育て経験ありの女性(福祉職)
子育てをしてきた中で、「親以外の大人が子どもと関わる価値」を、mimamoで改めて実感しました。
家庭でも学校でもない"第3の居場所"で、安心して話せる大人がいることって、想像以上に大きな意味があるんですね。
話を聴いていると、「あ、子どもってこんなふうに世界を見ているんだ」と驚かされることばかりです。
対話のあと、「話してよかった」「保護者から"今日はすごく笑顔だった"って言われました」と聞いたときは、ほんとうに嬉しくなります。
困ったことや迷いがあっても、月1のメンター共有会で話し合える安心感があって、孤独を感じたことはありません。
mimamoの活動は、誰かのためになるだけじゃなく、自分自身が成長できる時間でもあると感じています。
このボランティアの雰囲気
mimamoのメンターには、大学生から社会人、子育て経験のある方まで、幅広い世代・背景のメンバーが参加しています。年齢は20代前半〜40代後半が中心。職種も、教育・福祉・IT・クリエイティブなどさまざまです。
共通しているのは、「子どもにとって安心できる存在になりたい」というやさしい想い。
誰かのために何かしたい──そんな気持ちで集まった人たちだからこそ、お互いの違いを尊重し合い、温かくつながっています。
月1の振り返り会では、「こんな子との関わりで悩んでいます」「こうしたら話してくれたかも」など、実践の中で感じたことを率直に共有できる雰囲気があり、孤立せずに活動できます。
「完璧じゃなくていい」「迷いながらでも寄り添いたい」──
そんな人たちが、ゆるやかにつながって支え合っているチームです。
特徴 |
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団体情報
代表者 |
寺田紫衣真 |
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設立年 |
2023年 |
法人格 |
任意団体 |
mimamo/学びと対話のオンライン教室の団体活動理念
はじめまして。学びと対話のオンライン教室「mimamo(ミマモ)」です。
私たちは「すべての子ども達が安心して本音を話せる場をつくり、自己肯定感や可能性を広げてほしい」という想いから、オンラインでの1対1対話「きみのじかん」と、さまざまな世代が一緒に"もくもく"と学ぶオンライン自習室を運営しています。
mimamoの代表は、経済的に厳しい環境で育った自身の経験から「出会う大人や情報が限られてしまうことで、子どもの視野や将来の選択肢が狭まる」という課題意識を抱いてきました。だからこそ、家庭や学校とは異なる"第3の居場所"で、子どもが気兼ねなく学び・語り合える機会をつくりたい。そんな想いを事業化して生まれたのがmimamoです。
いま私たちは「より多くの子どもが自分のペースで成長できるよう、大人と出会い、対話できる場を全国へ広げたい」と願っています。そのためには、子どもを支える大人側の仲間や応援が不可欠です。あなたの力が、子どもたちの未来を支える一歩につながります。
mimamo/学びと対話のオンライン教室の団体活動内容
1. 1対1のオンライン対話「きみのじかん」
- 月2~4回、専任メンターがZoom等でお子さんと向き合い、30~45分じっくり話を聴きます。
- 話題は勉強・進路に限らず、日頃の気持ち、友だち関係、趣味や将来の夢などなんでもOK。
- 子どもが「いま話したいこと」「聞いてほしいこと」を尊重し、肯定的に受け止める姿勢を大切にしています。
2. 多世代交流型オンライン自習室「もくもく部屋」
- 小学4年生から社会人・シニア世代まで、幅広い年齢層が同じオンライン空間で"もくもく"作業をします。
- 開始時に「今日やりたいこと」を宣言し、終了後に感想・進捗をシェアするシンプルなスタイル。
- 他世代との緩やかなつながりを通じて、子どもたちが「大人っていろんなことを学んでいるんだ」と知り、自分の将来像を広げられるのが大きな特徴です。
3. 聴ける大人を増やす「対話講座(2025年6月開始)」
- 子どもの声を丁寧に聴くための基礎スキル(コーチング・カウンセリングの初歩、傾聴の姿勢など)を学ぶ講座です。
- 受講者同士でフィードバックし合い、"聴ける大人"としての視点を磨きます。
- 将来的にmimamoのメンターとして関わることも検討できるため、「子どもを支えたい」「想いをカタチにしたい」方におすすめのプログラムです。
- ①子どもの話を"ただ聴く"存在になる
大人だからといってアドバイスばかりするのではなく、子どもたちが抱える思いを受けとめ、安心して話せる環境を用意することが大切です。mimamoでは、「対話の時間」や「もくもく自習室」での交流を通じて、子どもの言葉に耳を傾ける姿勢を広げていきたいと考えています。 - ②お仕事や趣味を"見せる・共有する"ことで、子どもたちの可能性を広げる
もくもく部屋には、大人の方も参加できます。たとえば「資格勉強」「読書」「イラスト制作」「プログラミング」など、ご自身の取り組みを子どもに見せるだけでも「こんな世界があるんだ」と気づきを与えられます。 - ③継続的な支援とネットワークづくり
必要に応じて、イベントやプロジェクト立ち上げなどの面でも力を貸してくださると助かります。子どもたちに講義やワークショップを開いていただいたり、mimamoを他のNPO・企業とつなげていただくなど、ネットワークの力が今後さらに重要になります。
④資金面でのご支援・スポンサーシップ
利用料を下げてより多くの子どもが参加できるよう、企業スポンサーや個人サポーターからのご寄付・支援金を受け付けています。継続的に子どもたちの受講をサポートする「奨学枠」のような仕組みも検討中です。
経済的なハードルを少しでも低くし、より広く支援を届けたいと考えています。
■関わり方の例
- ・ボランティアメンターとして月数回のオンライン対話を担当(対話講座修了後など)
- ・もくもく部屋の参加者(学習者)として、自身の勉強を進めつつ子どもに刺激を与える
- ・イベントや講座の講師として専門分野のワークショップを実施
- ・SNSや口コミでmimamoの活動を広める・保護者や教育関係者へ周知する
mimamoは、まだ立ち上げたばかりの小さなオンライン教室です。
しかし私たちの目標は大きく、「どんな家庭環境の子でも、多様な大人や学びの機会に出会える社会」を実現したいと本気で考えています。
そのために、私たちと想いを共有してくださる大人の皆さまの力が必要です。
あなたが持っている経験・知識・優しさは、子どもたちにとって大きな一歩となり得ます。
「興味があるけど自分に何ができるかわからない」という方も、まずはお気軽にご連絡やもくもく部屋への参加をお試しください。きっと、あなた自身も子どもたちとの交流の中で新しい発見や学びを得られるはずです。
一人ひとりが無理せず続けられる方法で、子どもたちの未来を見守り、支えていく。それがmimamoの願いであり、活動の根底にあるメッセージです。
どうぞ、ご一緒にこの輪を広げていただければ幸いです。
取り組む社会課題:『子ども達の孤独、機会格差』
「子ども達の孤独、機会格差」の問題の現状
1. 不登校・通信制高校生の学習機会格差
- 課題の概要
- 通常の学校生活から離れた子どもたちは、学習機会や進路情報へのアクセスが限定されがちで、学力低下や進学・就労選択肢の狭まりにつながります。
- mimamoのアプローチ
- オンライン自習室「もくもく部屋」で、好きな時間に静かに取り組める学習環境と「誰かと一緒に頑張っている」感覚を提供。
- 週次・月次の「学習計画リフレクション」で学習目標を可視化し、挫折リスクを低減。
- 課題の概要
- 不登校・一人親家庭の子どもは、人間関係が狭まり「自分の話を聴いてくれる大人」を得にくい。精神的な孤独は自己肯定感やレジリエンスを損ね、長期的な社会参加にも影響します。
- mimamoのアプローチ
- 大学生や若手社会人が伴走する「定期面談」&「スポット談話(キャリア対話会)」で、安心して気持ちや悩みを言語化できる相手を確保。
- 面談者には研修+スーパーバイザーのOJTを必須化し、心理的安全性と質を担保。
- 課題の概要
- 一人親家庭などでは家庭の経済状況や時間的制約が学習環境に直結しやすく、塾や家庭教師といった有償リソースの利用が難しいケースも多い。
- mimamoのアプローチ
- 月額制+減額制度を設定し、「必要とする子どもが金銭的に参加しやすい」料金設計。
- オンライン完結型のため、地域差や移動コストを抑え、全国どこでも同一品質のサポートを提供。
- 課題の概要
- 通常の学校ルートから外れると、職業・進路情報に触れる機会が乏しく、将来像が描きにくい。
- mimamoのアプローチ
- 多様な専門職と気軽に話せる「スポット談話」を定期開催し、ロールモデルに触れる場を創出。
- 「study share」機能で、学びや挑戦を共有し合い、他者からの刺激で視野を拡大。
- 課題の概要
- 学校や家庭での評価軸が限られると、「ありのままの自分」を肯定される経験が不足しやすい。
- mimamoのアプローチ
- サービスガイドラインに「多様な子どもの受け止め」「孤独の防止」を明記し、運営方針として徹底。
- 対話型ワークショップやアートコラボ(例:イラスト大教室)で、非認知スキルと自己表現を伸ばす仕組みを拡張中。
- 課題の概要
- 寄付や助成金頼みのモデルでは、サポート継続が不安定になりやすい。
- mimamoのアプローチ
- 一般社団法人化と助成金申請を並行しつつ、利用料モデルとスモールビジネスを組み合わせて「収益+社会貢献」の両立を目指す。
- 大学生スタッフを育成し、将来的に運営側に回る循環型エコシステムを設計。
- まとめ
- mimamoは 「学習機会」「安心できる対話相手」「将来の選択肢」「多様性の尊重」 という4つの柱で、子どもたちが抱える複合的な課題にアプローチしています。
- オンラインと伴走型コミュニティを組み合わせることで、時間・場所・費用の壁を越え、孤立しやすい子どもたちに継続的な学びとつながりを届ける──それがmimamoの社会的ミッションです。
- 今後もビジョンに沿ってプログラムを強化し、「子どもが自分らしく学び、語り、前へ進める社会」の実現を目指していきます。