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更新日:2024/09/24
あなたのスキルで”居場所”と”地域”を繋げてください~ひきこもり当事者の居場所
NPO法人ウィークタイこの募集の受入法人「NPO法人ウィークタイ」をフォローして、
新しい募集が始まった時にメールを受け取ってみませんか?
基本情報
居住支援施設”おうち”で庭づくり・料理・アート・音楽・コーヒー焙煎などのイベントを主体的に企画してくださる方を募集中です。ウィークタイは「ひきこもり」などの生きづらさを抱える方々の当事者団体です。
活動テーマ | |
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活動場所 |
https://toyonaka-relation.wixsite.com/toyonaka-relation/ |
必要経費 |
無料 ①上記の通り、ご自身名義での活動は場所代の費用が発生します。 |
活動日 |
期間は相談可 毎月当団体主催のもぐもぐ集会(料理)、もくもく集会(居場所)等があります。 |
注目ポイント |
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募集対象 |
自分の得意分野・スキル(料理・ガーデニング・アート・音楽・演劇などなど)を活かしたいけど、披露する場所がない方々。老若男女問いません。 一緒に活動する人の年齢層について
当事者は20~40代が多いです。一方で多世代交流によるお互いの気づきや、同質性の高い集団と離れることが生きづらさからの解放につながることがあります。多様な年代の方をお待ちしております。 |
特徴 |
募集詳細
とよなかリレーションハウスの現在
ひきこもり等の生きづらさを抱えた若者の当事者が集まる、泊まれる居場所「とよなかリレーションハウス」。
現在は当団体が主催するイベントに当事者が参加しています。参加者が知り合いを呼び、その知り合いがまた知り合いを呼ぶ、という数珠繋ぎのような人間関係が構築されてきました。
地域とのつながり
一方で地域や当事者以外の方々とのつながりはまだまだ希薄です。
仲間内で盛り上がるのもいいことです。しかし、あえて何も関係のない人々が呼び込み、その人の得意なことを披露してもらう。そんな地域に開かれた場所になれば豊中リレーションハウスはもっともっと面白い場所になるのではないかと考えました。
支援しないボランティア
私たちは「支援者ー利用者」という関係にうんざりしています。表面上の関わりにすぎず、支援が終われば、守秘義務だのなんだので、もう関わることもできません。しかし、当事者という横のつながりであれば裸のつきあいでさえできるのです。
そんな私たちの団体に支援者たるボランティアを普通に募集することは活動理念に反するのではないかと思いました。しかし「支援しないボランティア」なら呼び込めるのではないかと感じました。
私たちを支援するのではなく、一緒にイベントを企画して、知らなかったことを教えてくれる、そんな方々に来てほしいのです。
地域への開放性
当事者だけの活動では当事者のための活動にしかなりません。もちろんそれは当事者団体として当たり前のことでしょう。
しかしそこに当事者でもない地域の方も参加できるようなイベントがあればどうでしょうか?
普段は通り過ぎている近隣住民でも、豊中リレーションハウスを覗いてみたくなるようなイベントがやっていたら入りたくならないでしょうか。
そんな私たちの居場所と地域をつなぐようなイベントをあなたのスキルで実現してみませんか?
些細なことでも構いません。どんなスキルでも構いません。何が誰を引き寄せるかなんて未知数です。
豊中リレーションハウスの設備について
何かスキルがあると言ってもそもそも豊中リレーションハウスがどんな場所かわからなければ何ができるかもわからないと思います。
二階だての長屋で隣合う二軒をリノベしてくっつけています。1階に居間、和室、キッチン(冷蔵庫や料理器具・調味料あり)、お風呂があります。2階には大きめの和室が二部屋あります。外には小さい庭がありガーデニングもできます。
詳しくは上記の活動場所に記載されている公式HPをご覧ください。
今まで、アート活動・農作業・料理・当事者研究(自分の生きづらさを探求するワーク)・映画観賞・焚火などしてきました。
まだまだできることはあると思っています。私たちには思いつかないアイデアが欲しいです。そこで皆さんの知恵を貸してください。
最後に
是非気兼ねなくご連絡ください。皆さんのアイデアを聞かせて下さい。些細なことでも構いません。結果として実現できなくても構いません。スキルはないけどアイデアだけなら考えられる、でも構いません。
とにかく連絡お待ちしておりますm(__)m
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
・実家から自立したいけど経済的に困窮しててできない。豊中リレーションハウスで短期的にも泊まることで一人暮らしのイメージがついた。
・親が過保護で家事をしようとすると妨害してくる。でもここなら家事をたくさんできて、訓練になる。
特徴 | |
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雰囲気 | |
男女比 |
男性:90%、女性:10% |
代表のメッセージ
NPO法人ウィークタイは、不安や孤独などの生きづらい思いを抱える方々の当事者団体です。
大阪府北摂地域を中心に、そんな方々同士でやさしく、ゆるやかにつながりあって、一緒に生きていくという活動をしています。ひとよりも敏感で社会が怖くなってしまった方。気づけば最近ひきこもりがちになっているなあという方。ひとりぼっちは嫌だけど、でも誰かとつながることが不安に感じてしまう方。良くないとわかっていても、寂しさを不健康なもので埋めてしまう方。どこに行っても疎外感を感じて馴染めず、居場所が無いと感じている方。この頃思い返すと笑った記憶がほとんどないなと感じる方。「生きよう」の言葉より、「死にたい」の言葉に少し共感してしまう方
―――もしよければ私たちの活動に来てくれませんか。それで…明日がよくなるかと言えば、きっとそんなことはありません。でもこの一日、ほんの少しだけ幸せの気配を感じられる時間が、あると思います。ここには。
だから大丈夫。きっと大丈夫です。
法人情報
代表者 |
泉翔 |
---|---|
設立年 |
2014年 |
法人格 |
NPO法人 |
ウィークタイの法人活動理念
私たちの実践哲学
運営に関わる私たちの多くが、ひきこもりやメンタルヘルスの課題を経験しています。そんな私たちは、世間一般に想像される"フツーの生活"という社会復帰像がマボロシであることを、経験から知っています。 現に私たちの何名もが、現在は外に出ることもでき、また仕事をしていたりと、いわゆる"フツー"に生きることが出来ていますが、しかしいつまた「ひきこもり」を繰り返すことになるかもしれないともぼんやりと思っています。 でもだからといってまたひきこもってしまっても、「絶望するほどのことではない」ことも、また知っています。
ところで「ひきこもり」や生きづらい思いを抱える方々に対する専門家の各種支援は、大変力強く役に立つものですが、一方でそこでの人間関係というものは、「就業」や「経済的自立」のように長い人生の中のある一点にゴールが設定されているために、それが成し遂げられた時点で終わってしまうという形式的で表面だけの付き合いです。これは支援者がご飯を食べる「仕事」として私たちに関わっている以上しかたのないことです。
しかしながら考えてみると、私たちはこのような「利害だけの関係性」が溢れる社会の生きづらさに、「ひきこもり」という方法で自分を守ってなんとか生き抜いていたのでした。
私たちは声を大にして言います。ゆるやかにつながって、一緒に生きましょう。時に一緒に楽しむということです。時に一緒に美味しいと言い、嬉しいと笑い合うということです。時に一緒に怒ったり泣いたりするということです。悲しみをあなただけのものにしないで欲しい。嬉しかった話を是非私たちにも聞かせて欲しい。ゆるく、ゆるく、つながっていましょう。あなたが誰であっても、何であっても構いません。一緒に、生きていくんです。
私たちの活動は永久です。政治や世論で右往左往することもなければ、利益が無いから撤退する事もありません。この場所で、いつでも。必要とする人が来るのを待ち続けます。
ウィークタイの法人活動内容
ウィークタイは「ひきこもり」や、孤独や不安などの生きづらさを抱える方々の当事者グループです。同じような苦しさを抱えている仲間たちで、居場所や自助会、相談窓口、シェルターなどを運営しています。
<映像制作部門>
ウィークタイでは、仕事づくりの一環として、NPOや行政、民間企業からの依頼を受けてYoutube番組などの映像制作やシンポジウムなどの映像ネット配信のサービスを事業化しています。業務に関わって下さる方には謝礼金として最低賃金以上のお金をお支払いさせて頂いております。編集作業については自宅などリモートワークでOK。ひきこもりながらもお仕事をして頂くことができます。
映像撮影、脚本構成、各種アシスタント、編集作業等々、映像制作にご関心のある方は一度お問い合わせフォームからご連絡下さい。
最初面談を通じて選考をさせて頂きますが、未経験の方でも応募頂けます。初めからスキルのある方にはご相談の上で直ちにお仕事をご依頼させて頂くことが可能です。またスキルが無い方やご不安のある方に対しては、ウィークタイの担当者が研修を行いますのでそちらを受講して頂き、必要なスキルを身に付けて頂いた後にお仕事をご依頼させて頂いております。編集作業については、自宅に機材等の作業環境が無い方には、ウィークタイの編集スタジオに通っていただく形でお仕事をして頂くこことも可能です。
<事務作業部門>
準備中です
<中古販売部門>
準備中です
<ピアサポーター部門>
準備中です
ウィークタイでは独立行政法人福祉医療機構の助成事業に採択され、2022年4月より「ひきこもり」などの生きづらさを抱えた方々のための各種居住支援事業を行っております。大きな特徴の一つは、大阪府豊中市内に設けた施設「春日べーす」を活用し、家族や自宅がしんどくて、お一人ではその環境から抜け出すことができない状態の方に対し、一時的にそのような環境から"離れる"ための仮住まいをサポートしていることです。
私たちは、例えば家族から受ける言動がストレスとなり、ひきこもっていても自宅が安心できず、自分の気配を消し、息を殺しながら生きているあなたに、あなたは何一つ悪くないですよとお伝えしたいです。
私たちは、例えば家族関係が苦しくて外にしかいられず、行き場なく彷徨って寂しい思いをしているあなたに、ここに来て一緒に温かいミルクでも飲みませんかとお伝えしたいです。
その他にも、物件探しや契約の立ち合い、転居に関する各種手続きのサポートも行っています。
「春日べーす」基本利用料:5,000円(1日)
ただし以下の各種割引制度があります。
・事前面談(初回は必須):500円
・館内清掃:200円ー2,000円(清掃場所に応じて)
・その他事務作業などのお手伝い:500円‐2,500円
代表理事の泉翔や、他スタッフが、講演・講師活動をしています。
料金やテーマについては、ご依頼者様の立場や想いなどに合わせて柔軟にご相談をさせて頂きます。
取り組む社会課題:『引きこもり』
活動実績
2003年
ウィークタイは、2003年に「ひきこもり」や不登校の当事者らによって大阪吹田市で任意団体「SYP」として設立され、
2014年
その後2014年に特定非営利活動法人となりました。以降毎年法令を遵守し、所管庁に事業報告書や寄付金額等を記載した
活動計算書、賃借対照表等を提出しています。内閣府のウェブサイトにて書類一式が公開されていますのでご覧ください。