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更新日:2024/02/21
【広報インターンシップ】子どもの貧困問題に取り組むNPOの広報インターン募集
NPO法人ユースコミュニティーこの募集の受入法人「NPO法人ユースコミュニティー」をフォローして、
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基本情報
ファンディング(寄付)を広げていくための広報を実習体験!
SNS・寄付チラシ作成を通じて、広報の基礎が実体験で身に付きます!
活動テーマ | |
---|---|
勤務場所 | |
待遇 |
無料 交通費は支給します。 |
勤務期間/頻度 |
勤務頻度:週0~1回 週1回程度(月3回程度)オンラインおよび現場に来れる方。 |
注目ポイント |
|
募集対象 |
専門学校生、大学生、大学院生 |
募集人数 |
3名 |
スキル | |
特徴 |
募集詳細
■インターン内容
・学習支援教室やイベントの現場体験
・広報PRサポート(寄付チラシの作成、Facebook,Twitter,ブログ等での発信)・広報企画の立案実行
・広告代理店との打ち合わせ◯お願いしたい実習
広報(ブランディング~寄付チラシ作成)/SNSでの拡散等
◯ソーシャルメディアを利用した広報
Instagram・Twitter・FacebookなどのSNSとを中心にソーシャルメディアや様々なウェブサービスを利用しての広報。各プログラムの訴求点を把握し、的確にプログラムの魅力を伝えるスキルを極めていくことが必要。
◯寄付チラシ作成
写真撮影および選定。テキスト作成。(広告代理店との)デザイン作成
<その他付随業務>
事業の進捗具合によって変化します。タイミングにより寄付先企業への同行を行なうこともあります。
未経験でも大丈夫です。あなたの熱意をぶつけてください。
実習を通じ、私たちと一緒に、子どもの教育格差を解決していきましょう!
◆応募方法
まずはボランティア希望者を対象とした説明会に参加してもらいます。
ページ下部の応募フォームよりご連絡ください。
体験談・雰囲気
このインターンの体験談
周りが続々とNPOのインターンシップに応募しているのを見て、私も経験してみようと思ったのがきっかけでした。
インターンシップは3段階で行われました。最初のテーマは、事業の現場訪問、団体が運営している居場所拠点に3人のグループで参加し、不登校の子ども達と交流するというものでした。子どもたちと一緒に遊んだり、話したり、時には勉強したり。とても楽しい時間だったのですが、そこは生活困窮で学校にも居場所がない子どもたち(小6~中3)で、これからの事について、皆不安そうに自信を無くしているように感じられました。
そして、つぎにボランティアさんの研修を企画しました。タイムスケジュールや講師の配置、そして研修ごとの獲得目標を明確にして、のべ4日間、36人が集合して、グループディスカッションとプレゼンを行いました。
現場での参加の体験をふまえ、子どもたちを対象に長期的かつ継続的に支援するしくみづくりと、基礎学力の定着を考えるのがテーマでした。
皆一様に一人の人間としてどんな貢献ができるか真剣に考え、こういう想いが社会とつながっていくということであり、利益だけがすべてではないんだと実感しました。
最後は支援者を増やすための仕組みづくりです。
主に広報の進め方、HPや取り組みの普及・啓発でした。普段何気に利用しているSMSがこうやって社会貢献できるツールになることも実感しました。
他のインターンさんやボランティアさんは、みんな意識が高く、充実感がありました。考え方はもちろん、プレゼンテーションの一つをとっても参考になる部分がたくさんあり、普段の学校では決して学べないインターンシップの醍醐味を感じました。
彼らとはインターン終了後も頻繁に情報を交換するなど、今も友人として連絡を取り合っています。
このインターンの雰囲気
地域密着型のNPOです。大学生スタッフ(ボランティア)が40人いて、和気あいあいとした雰囲気です。
また、参加者研修やアイスブレイクなどの交流も充実しているので、学校外の友人がたくさんできます。
特徴 | |
---|---|
雰囲気 | |
関連大学 | |
男女比 |
男性:40%、女性:60% |
法人情報
代表者 |
濱住 邦彦 |
---|---|
設立年 |
2012年 |
法人格 |
NPO法人 |
ユースコミュニティーの法人活動理念
「子どもの孤立」が社会問題としてクローズアップされる中、独自の実態調査を行う自治体が増えています。
調査結果から判明したことは、
「頑張っても報われることはない」「自分は価値のない人間だと思う」
といった考えを持った子どもたちの存在。
自己肯定感がないまま、大人になっていく
そんな子どもたちを想像できますか?
私たちユースコミュニティーは
子どもたちの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、
地域力を活かし必要な環境整備と教育の機会均等を図り、子どもたちが自分の可能性を信じて
未来を切り拓く力を身につけることを目指しています。
私たちのビジョンとミッション
ユースコミュニティーは、親の経済状況によって、子どもの可能性が奪われてしまう、いわゆる「教育格差」はあってはならないと考えています。
2012年の設立以来、地域の課題は地域で解決すること。生きづらさを抱えている子ども達の支援を取り組み、無料の学習教室や地域イベントなどを開催し、「地域の子ども達が将来への夢や希望を持てる社会の実現」を目指しています。さらに、子どもの支援活動を契機に、地域の大人たちが集い、そこに新たなコミュニティーを作っていく…そんな人にやさしい地域社会の実現を目指しています。
ユースコミュニティーの法人活動内容
大田区内で学習支援教室を13教室運営。
家庭の事情によらず誰でも利用できる教室づくりを進めると同時に、イベント活動や地域のお祭りなども取り組んでいます。写真は、キャンプ合宿の一幕。
取り組む社会課題:『教育格差』
「教育格差」の問題の現状
格差社会、生活困窮などが社会問題としてクローズアップされ、現在では課題解決に取り組むNPOや行政の施策など、様々な形で支援の輪が全国的に広がってきています。とりわけ子どもの問題では、家庭の経済状況により将来の選択肢が限定されないよう、学習習慣の確立から基礎学力の定着、そして高校進学等を通じての努力体験による自己肯定感の育成を目的とした学習支援。さらには保護者を支援するソーシャルワークについても重要になっています。
子どもの学習支援活動において、とりわけ大事なのは、その活動が教育の一翼を担うということです。すなわちそれは子ども達を向上させることが求められています。すでに多くの識者や科学的データーが示すように、人間にとって中学~高校の思春期という時期は、心身ともに急激に成長する期間であると同時に、あらゆることを学んで習得し、吸収するに最も適した一生で一度しかない大切な時間です。
私たちの学習支援活動では、こうした世代の子ども達を対象にしているため、一人ひとりの子どもたちの生涯において、非常に重要な影響を与える活動であることをまずは心得ておく必要があります。
皆様が学習支援サポーターとして活動していくにあたり、一番大切なことは、子どもとの信頼関係を築きながら、子ども達を向上させていくことです。
学習支援というといわゆる「居場所」的な、学習というよりは「学童」のような活動に近いものをイメージされる方もいらっしゃいます。もちろん子ども達の気持ちを大切にしながら、寄り添っていくことは大切です。しかし彼らはごく近い将来大人になり、自立して社会の中で生きていかなければなりません。中学や高校といった時期はまさにその準備期間にあたります。
基礎学力の定着や高校進学、希望の進路を目指した学習支援活動をする中で、時には子ども達が嫌がることを提案・実践しなければならない場面もあるかと思いますが、その際重要になるのは上述した「信頼関係」です。「〇〇さんが言うのだったら、自宅でも勉強をしてみよう」「〇〇先生が、僕のためを思って、遅れている単元を宿題で出してくれたのだから、頑張らないと」こうした関係性を築きながら、子ども達の学習を支援していっていただきたいと思います。子ども達がわたしたちの教室で学び、努力した経験は、彼らが大人になってからもどんな環境においても必ず役に立つと確信しています。
「教育格差」の問題が発生する原因や抱える課題
個人心理学の祖であるアルフレッド・アドラーは、教育の役割を重視し、第1次大戦後、荒廃したウィーンに世界初の児童相談所を設立、やがて欧州全土に普及させるなど多大な影響を与えました。
アドラーの次のような有名な言葉があります。
Somebody must begin. Even as other people is not a cooperative, it is not relevant to you. My advice is this. You should begin. Without that other person is thinking, such as whether it is a cooperative.
そしてアドラーの有名な心理学の理論に「共同体感覚」という考え方があります。かいつまんで言えば、和をもって尊しとなす日本の古きよき文化そのものです。協和、協調を重んじることこそが共同体の中で人が幸福に暮らしていくための鍵だとアドラーは述べています。
現在、子どもの貧困がこれほどまでにクローズアップされているのは、つまるところ、長い間受け継がれてきた家族のありかた、戦後の終身雇用制度、地域のコミュニティー等が、ある時期をさかいに急激にしぼんでしまったからではないかと私たちは考えています。
和をもって尊しとなす日本の古き良き文化が崩れていったことで、私たちは共同体感覚を感じにくくなり、その結果「自分さえよければ」という個人主義や自己責任論に陥ってしまっているではないでしょうか?
「教育格差」の問題の解決策
そんな中、経済的に困難を抱える子どもたちの「助け」になりたいとの志を持つ人達が多く集まっています。私たちの活動では、子どもの学習支援を契機に、支援者同士の繋がりとコミュニティーを形成してきました。
こうしたことも合わせて、この活動の大きな意義だと感じています。
学習支援は「子ども達の居場所」と言われいますが、同時に「支援者(大人たち)の居場所」でもあります。
子どもの支援を契機に地域の大人たちが集い、学校や職場以外の繋がりができ、地域の課題を地域の大人達で解決していく社会ができれば何と素晴らしいことでしょう!
勇気を出して活動にコミットしようとする皆様が、ご自身の人生に実りのあるものを得られるよう願っています。
活動実績
2000年
2012年5月 団体の設立準備。「ユースコミュニティー」に名称決定。
2012年8月 大田区大森西図書館会議室にて「夏休み宿題お助け塾」を開催。
2012年12月 団体規約最終案作成。大田区ジャンプアップ助成に採択。福祉事務所と連携して中学生の学習支援事業を開始。
2013年4月 学習支援教室「自由塾・大森教室」を大田区山王のカフェヴェルデで開催。
2013年12月 NPO法人アスイク、㈱すららネットと業務提携。
2014年4月 学習支援教室「自由塾・蒲田教室」を大田区西蒲田のナイス㈱で開催。
2014年6月 セカンドハーベスト・ジャパンと連携。
2014年7月 日本コスモトピア㈱と業務提携。
2014年8月 TBSテレビで紹介。
2014年10月 学習支援教室「自由塾・仲池上教室」をパルシステム内で開催。NPO法人化。
2015年11月 学習支援教室「自由塾・蒲田教室」が若葉婦人会館内に移転。生徒在籍数が50名を超える。
2016年5月 生活困窮者自立支援法にもとづく「子どもの学習支援事業」を大田区から受託。
2017年1月 学習支援教室「自由塾・糀谷教室」を池上長寿園内で開催。
2017年3月 住友生命子育て「子ども未来賞」受賞。
2017年4月 六郷ユースクラブを開始。
2018年4月 子どもの未来応援基金の助成団体、ベネッセ子ども基金の助成団体、ろうきん若者応援ファンドの助成団体に採択。
2019年4月 福祉医療機構(WAM)の助成団体に採択。
2019年9月 NTTドコモ市民活動助成団体に採択。
2020年3月 臨時休校に伴う、「大田区の子どもの生活支援プロジェクト」を生協や子ども食堂と連携して開始。
2021年12月日本財団と連携し、こども第三の居場所事業を開始。
2023年5月エクセレントNPO「市民賞」受賞