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更新日:2024/11/12
空き家を再生して児童養護施設退所者の自立応援!企業・個人大家様募集!
東京里山開拓団都心で2軒開設済!
住む所に困る人と空き家が無数に存在する社会的矛盾に立ち向かう!
基本情報
児童養護施設との里山開拓、ふるさとの家づくりに続いて、立ち上げましたのは、東京都心の空き家を活用した児童養護施設退所者が最大5年家賃無料で住める家!空き家を抱える企業様・個人大家様募集!
活動テーマ | |
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活動場所 |
オンライン会議、あるいは直接、協議検討が中心。改修片付け作業、運営は当団体にて担います |
必要経費 |
無料 空き家リフォーム費や固定資産税、火災保険等は当団体で負担、居住のための光熱水費等や積立て金は退所者本人が負担する予定 |
活動日 |
期間は相談可 ご要望ご希望に合わせて協議の機会を設定します |
注目ポイント |
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募集対象 |
本企画に賛同し未活用の空き家を最大5年間家賃無料で提供いただける企業様、あるいは自社に働きかけていただける社員様 ※個人的な参加を希望される方は、当団体WEBサイトから会員、サポーターとしての参加をご検討ください。 一緒に活動する人の年齢層について
児童養護施設との里山開拓につきましては18歳から49歳までの年齢制限を設けていますが、本件につきましては特に年齢制限はございません |
特徴 | |
応募方法 |
こちらのページから応募してください。 |
募集詳細
東京里山開拓団とは
当団体は東京周辺の荒れた山林やふもとの空き家を5つの児童養護施設の子どもたちと自ら再生してふるさとづくりを推進するボランティア団体です(代表:堀崎茂、会社員・主婦・学生など約40名がボランティア参加)。2009年に発足、2012年に八王子の荒れた山林にて児童養護施設との里山開拓を開始。2023年には八王子の築300年の古民家を児童養護施設とともに再生した、ふるさとの家「さとごろりん美山」を開設。13年で6つの児童養護施設と連携し合同の活動は100回以上開催、親から離れて暮らす子どもたちのべ700名が参加。環境保全と児童福祉の一石二鳥として注目され、環境大臣・厚生労働省表彰、環境白書掲載、中央環境審議会紹介。企業や大学、イベントでのCSR、SDGs、環境保全、児童心理などの講演やマスコミ取材等多数。
無数の住む家に困る人と無数の空き家が存在する日本
親からの虐待や貧困などで特に苦しんで、児童養護施設で暮らす子どもたちは全国で約3万人。子どものうちは公的な手厚い支援がありますが、多くの人は18歳で成人すると頼る人もいない中で自立を迫られます。しかし、18歳で自立できる人などいったい世の中にどれくらいいるでしょうか。彼らのなかにはちょっとしたきっかけで人生を転落させ、住む家にも困る人もいるのが現実です。
また、全国すべての家のうち7軒に1軒はいま空き家となっており地域経済・景観・治安上の問題を引き起こしています。都心部にも数多くの空き家が存在し、東京都世田谷区は全国で最も空き家の多い自治体となっています。
住むところにも困る人が無数に存在する一方で、人の住まない空き家が無数に存在するという日本社会の矛盾。みなさんはどう感じていますか?
児童養護施設退所者が家賃無料で最大5年住める家づくり
当団体は東京郊外ですが空き家を家賃無料で借り受けて、自ら改修し、児童養護施設のふるさとの家「さとごろりん美山」を開設した経験があります。東京都心でも同じようにできるのではないか?と考えまして、2023年夏、東京都心の空き家探しを始めました。
しかし企画は難航を極めました・・・いくら空き家でも知らない人に無料で貸そうなんて人はほぼいません。でもゼロではなかったのです。東京都世田谷区の家屋を所有する個人大家様、東京都豊島区の家屋を所有する企業大家様に本企画に全面賛同いただいて、最大5年間家賃無料で家屋を提供いただき、2024年4月、ついに児童養護施設退所者の自立応援の家「まちごろりん世田谷/豊島」(合計7名入居可能)を開設することができたのです!
本企画は、家賃無料にとどまらず積立促進・仲間づくり・就職応援、そしてふるさとづくりも含めた総合的な自立応援です。入居者からは感謝の声がやみません。しかも公的な支援に頼らず民間の力で応援する画期的な試みであり、厚労省・環境省・東京都など行政機関から視察、マスメディアでの特集なども相次いでいます。
空き家を抱える企業様・個人様募集!
2軒の成功実績を元に、私たちはさらに施設退所者の自立応援の家「まちごろりん」をさらに拡大していきたいと考えています。
ただ今、東京都心部で最大5年間家賃無償で提供いただける空き家をお持ちの企業様・個人様を募集しています!
もしご関心ご興味のある方がいらっしゃれば、まずはオンラインやご訪問などで当団体や本プロジェクトについてご紹介させていただきますので、どうぞお気軽にお問合せください。
体験談・雰囲気
このボランティアの体験談
すでに開設した2軒には現在5名が入居し、毎月1回のオンライン会議を中心にみんなで話し合い開拓者精神を発揮して様々な課題を乗り越えようとしています!
このボランティアの雰囲気
かわいそうな人を支援しようというより、仲間としていっしょに楽しみながら応援しようというスタンスでみんなボランティア協力しています!!
特徴 | |
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雰囲気 | |
男女比 |
男性:50%、女性:50% |
法人情報
代表者 |
堀崎 茂 |
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設立年 |
2009年 |
法人格 |
NPO法人 |
東京里山開拓団の法人活動理念
東京里山開拓団の目指すところ
東京里山開拓団は荒れた山林や空き家といった埋もれた資源を自ら開拓者精神を発揮して活用することを通じて、ふるさとを自ら創り出し、様々な社会課題も楽しみながら乗り越えて、心豊かない社会づくりに貢献することを目指しています。
私たちの活動の3つの柱、①児童養護施設との里山開拓、②ふもとの空き家をDIY再生したふるさとの家「さとごろりん」づくり、③都心の空き家をDIY再生した「まちごろりん」づくりは、超低コストで究極の社会的価値を実現する社会貢献事業のモデルとなりつつあります。
もし本気でご一緒いただける企業大家様、個人大家様がいらっしゃればぜひ声がけ願います!
東京里山開拓団の法人活動内容
活動の柱① 児童養護施設とのふるさとの山づくり:『里山開拓』
2012年より児童養護施設の子どもたちと八王子市美山町の荒れた山林を開拓。5つの児童養護施設と合計100回以上実施、のべ約700名以上の親と離れて暮らす子どもたちが参加(3つの柱合計・会員のみの活動も含めると500回以上実施、2000名以上参加)。何十年も放置されて荒れ果てた山林の中に入り込んで、道も、広場も、かまども、テーブルも、ブランコも、ツリーハウスも自ら創出。絶滅危惧種の鳥ミゾゴイはじめ多種多様な生物あふれる里山として保全継続。保全している里山を企業の方に研修・会議の場として提供する自主事業も推進。
活動の柱② 児童養護施設のふるさとの家づくり:『さとごろりん』
2023年、八王子市美山町の里山のふもとでゴミ屋敷となっていた築300年の古民家を児童養護施設の子どもたちとともに超短期・超低予算で里山経験を生かしたDIYリフォームを実施。里山や小川に隣接し、囲炉裏、薪ストーブ、ハンモックで心を癒しながら本物の里山ライフが実践できるふるさとの家「さとごろりん美山」がついに誕生。連携する児童養護施設は無料で利用できます。
活動の柱③ 児童養護施設退所者のまちの家づくり:『まちごろりん』
都心にもあふれる空き家を個人家主(一般財団法人世田谷トラストまちづくりの紹介)より無償で借り受け、児童養護施設の子どもたちとともにDIYリフォームし、民間ボランティアの知恵と工夫で5年家賃無料などの自立応援する画期的なフリーシェアハウス「まちごろりん世田谷」2024年4月にいよいよオープン!また、不動産会社(株式会社住栄都市サービス様)と協定を結び、再開発予定地のアパートを3年間無償で借り受けてDIYリフォームした「まちごろりん豊島」も同時オープン!
取り組む社会課題:『子どもの貧困・虐待、里山保全』
「子どもの貧困・虐待、里山保全」の問題の現状
私たちは「子どもの虐待・貧困」と「荒れた山林」という二つの全く異なる領域と思われていた社会課題に一石二鳥で取り組んでいます。
児童養護施設は全国に600あり、3万人の子どもたちが親から離れて暮らしています。その6割以上が親からの虐待を受けているとされます。しつけとしての体罰も犯罪とする法律もできましたが、児童虐待の数は増える一方です。そして、児童相談所にはたくさんの相談が寄せられてパンク状態のなか、本当に命にかかわるような高いリスクにさらされた子が児童相談所の判定、家庭裁判所での法的手続きを経て、親から時に強制的に引き離されて児童養護施設にやってきます。
荒れた山林の問題についていうと、所有者不明の山林だけで青森県以上、所有者がわかっていても荒れている案林も林業不振、不在地主化、過疎化、高齢化などの進む現状では相当な広さと考えられ、当方では国土の3割から5割は荒れた山林(当方定義ではかつて人間の手が入ったことはあるものの現状は手の入っていない山林)となっているものと推定しています。獣害、土砂崩れ、不法投棄などの被害が拡大しています。
「子どもの貧困・虐待、里山保全」の問題が発生する原因や抱える課題
「子どもの虐待・貧困」も、「荒れた山林」も、個人的・属人的な問題ととらえるのではなく、現代都市社会のひずみがもたらした構造的な問題ととらえることが必要と考えています。そうでないと、根本的な解決につながらないからです。
「子どもの貧困・虐待、里山保全」の問題の解決策
現代都市社会に暮らすごく普通の人たちが、他人事ではなく「私たち意識」をもってできるところでつながりを持つことこそが根本的で理想的な解決を導き出すものと考えています。私たちは児童養護施設の子どもたちとともに荒れた山林に通い、そこを自らのチカラでふるさとを創り上げていくという環境保全と児童福祉に一石二鳥のボランティア活動を進めています。
活動実績
2006年
代表の堀崎が個人で八王子市美山町の荒れた山林開拓を開始
2009年04月
任意団体として東京里山開拓団発足
2012年01月
児童養護施設との里山開拓を開始
2016年05月
2件目の児童養護施設との里山開拓を開始
2017年01月
NPO法人化
2019年
学生支部Enpentas発足
全国の里山紹介サイト「日本ノ里山ヲ鳥瞰スル」リリース
企業向けに里山での研修・会議支援を行う自主事業「アット里山」開始
毎日新聞社他よりエクセレントNPO大賞ノミネート表彰
厚生労働省より健康寿命をのばそうアワード子ども家庭局長賞表彰
2020年
3件目の児童養護施設との里山開拓を開始
児童養護施設にて里山スライド上映会を開催
環境省よりグッドライフアワード環境大臣賞最優秀賞表彰
2021年
4件目、5件目の児童養護施設との里山開拓を開始
あきる野市菅生に新たな里山を確保
児童養護施設のための里山付き別荘「さとごろりん菅生」オープン(~2023年3月閉鎖)
環境白書に当団体の活動掲載
2023年03月
八王子の里山のふもとにあったゴミ屋敷(築300年の古民家)を素人DIYで再生。
7月、児童養護施設のための里山付き別荘「さとごろりん美山」オープン