CICD(College for International Co-operation and Development)
CICD では、実践を通して学ぶことを団体のミッションとしています。そのためCICDプログラムは、従来の一方通行な授業である教室の枠を超え、実践的な経験やプロジェクトを国際色豊かで多様なバックグラウンドをもつコミュニティ並びにチームで取り組みます。
地球規模の課題は人類の存続も最終的には脅かします。
本当に世界を変えるための唯一の方法は、教育プログラムを通して日本を含めた世界各国の次世代リーダーとともに解決策のために協力していくことが大切です。
座学で学べる学習は正しい分析を行うのに役立ちます。しかし、一番身になる学習方法は、座学並びにチームと取り組む実践の組み合わせです。
CICDのプログラムで得られるのは、このような実践ベースの学習です。アフリカやインド、カリブ諸島のプロジェクト、イギリスの地域コミュニティ、チーム等グループの大きさの規模は異なりますが、一人一人ができること精一杯を行います。貧困問題、気候変動、途上国開発等の課題に取り組むことはやりがいだけでなく、キャリア形成にもつながります。
2025/01/28更新
世界の人口の半数以上が、1 日 2.5 ドル未満で暮らさざる得ない状況に陥っています。また、経済成長により貧富の差も広がっています。アフリカ国内での1家族あたりの平均消費は、過去25 年間で 20% 減少したデータが出ました。
経済成長と引き換えに人類は環境破壊を行いました。その結果、自然災害や異常気象等が近年話題になりますが、気候変動が起こっていることにはもはや疑いの余地はありません。そして、経済的活動を通して自分たちの住む地球を壊していることに並行して、世界のどこかでは貧困層では十分な教育を受けることができず、健康被害や経済的困窮にあえいでいる人たちが沢山いるのです。
2025/01/29更新
途上国支援などをよく見ると、実は経済活動の上に成り立っています。支援の形は、極貧の国々に債務の支払いを要求し、融資や寄付に条件を課して、途上国の利益を考えているように見えますが、結果的に、貧困層の利益ではなく、援助国自身の利益につながっている背景があります。この様な今日のグローバル経済システムの結果が気候変動や貧困問題などをもたらしています。
2025/01/28更新
"問題を調査することは、問題を解決することと同じである(To investigate a problem is to solve it)"
これはある哲学者の言葉で、今日の私たちのケースにも当てはまります。
地球規模の人類共通の課題に立ち向かうには、学習・調査を行い、状況を理解し、対処方法を学び初めて、解決策となる行動をとることができます。私たちが直面している課題は、一人で解決するには大きすぎるため、国籍、性別、年齢を超え、多様な人たちとの協力が不可欠になります。
後世に地球をのこしていくためには、できることから、行動を起こさなければなりません。
CICDの運営する教育プログラムを通して想像力と創造力を持ち、失敗から学び、勇気を持ち、様々な国籍の仲間達と目標達成のために活動を行う次世代リーダーの育成に力を入れています。
私たちは教育プログラムを通して、次世代リーダーを育成することが気候変動や貧困問題などの地球規模の課題を解決できる一歩だと考えています。
団体名 |
CICD(College for International Co-operation and Development) |
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法人格 |
その他 |
HPのURL | https://cicd-volunteerinafrica.org/ |
代表者 |
マリー・フォレル |
設立年 |
1998年 |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/pages/CICD-College-for-International-Co-operation-and-Development/194744437234406?fref=ts |