特定非営利活動法人 ぷれいす東京
ぷれいす東京はCBO(Community Based Organization)として、HIV/エイズとともに生きる人たちがありのままに生きられる環境(コミュニティ)を創り出すことをめざして1994年より活動しています。 「ぷれいす」"Place"は、集い、憩い、活動し、ネットワークする「場」を意味するとともに、"Positive Living And Community Empowerment"の略でもあります。 "Positive Living"は「自分らしく生きる」こと、"Community"は私たちが生活を営む「環境」や関心・利害を共有するグループ(たとえばHIV/エイズとともに生きる人々)、 "Empowerment"は「内なる力を引き出し可能にすること」をそれぞれ意味します。
HIV陽性者に電話相談や対面相談によるサポートを行っています。また、陽性者同士で安心して語り合える場の提供として「ネスト・プログラム」を定期的に開催しています。具体的には、感染がわかったばかりの人、40代以上の男性、異性愛、女性、陽性の子どもを持つ母親など、様々な属性によるミーティングを当事者のニーズから立ち上げて開催しています。HIVという難しさ、人に話しにくい何かをもつことで、多くの陽性者は孤立したり、自分の交流を制限してしまうことがあるため、当事者同士で交流できる場の提供を行い、陽性者やその周囲の人々がその人らしく生きてゆけることへの応援を目的としています。
その他の活動として、HIV/エイズの感染が不安な方への電話相談、陽性者の自宅や病院にボランティアを派遣するバディ派遣プログラム、女性向けの予防啓発活動、ゲイによるゲイのための電話相談/予防啓発活動、当事者の視点を生かした調査研究、学校や企業などへHIVの出前講座や情報発信などを行っています。 また、声を上げにくいHIV陽性者の声を「Living Together~ぼくらはもうみんな一緒に生きている」という戦略のもと、冊子を制作し社会に届ける活動も行っています。また、その冊子を活用し、セクシュアルマイノリティ支援の他団体と連携して手記朗読のイベント等を通じて、より当事者に近いコミュニティに声を届ける活動もしています。 |
団体名 |
特定非営利活動法人 ぷれいす東京 |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | http://www.ptokyo.org/ |
代表者 |
生島 嗣 |
設立年 |
1994年 |
Twitterアカウント | placetokyo |
FacebookページのURL | http://www.facebook.com/PLACETOKYO |
fax番号 |
03-3361-8835 |