特定非営利活動法人寺子屋方丈舎
どこか自分が真剣になりたいものを探しながら、見つけられない。
いや、答えは自分自身の中にあるのを信じながら、どこか自信がない本人がいる。
私たちは、子どもは未来の大人であると考えます。
年金や社会保障、国債の償還問題、食物自給率40%の不安。
こうした課題を大人は子どもに伝えようとしません。
大人は子どもには「早い」と決めつけたような議論をします。
しかし、実際にこうした問題を引き受けて生きるのは子ども自身です。
私たちは、小さな頃から自分を取り巻く課題と向き合うという事を大切にしたいと考えています。
これまでの教育がもたらした数々の不幸が、社会参画の必要性を焦点化させました。
これまで、高校までの教育を受けても社会の課題と向き合う事をしないで若者は学校での「教科」を学ぶ事に集中させられ、結果的に若者が学んだのは「忘れるだけの知識」でしかありません。
公教育は、
なぜ生き、どのような人生を歩みたいか?
人間関係の困難にどのように向き合うか?
このような問いかけに一切答えてきませんでした。
これは「自分で学ぶ」事ですが、同時に他者と問題を分けあい考える事でもあります。
私たちは、学校外の学びの場で、徹底的な「自分発」の問題提起による学びを行ってゆく事が必要であると考えています。
自分で立ち、自分で考え、自分で判断する。
多くの不登校の子どもも「やる気がない」、「忍耐力がない」、「根性がない」、と決めつけられてきました。多くの不登校の子どもは、状況が変われば、自分が認められる状況さえ整えば自分で学んでゆきます。
問題は、あるがままに生きる自分を肯定する柔らかさを身につけるという事。
学校に行く事もそれだけで威張れることではないし、学校に行かない事も自分を卑下する理由にはなりません。
あなたは自分の為に何を学んだのですか?
この問いになるものこそが私たちが子どもとつくり出してゆく学びであるのです。
私たちは若者が多くの課題の中で成長し、自分自身を育む事を支援いたします。
私たちの活動は、不登校児童生徒の支援活動からはじまりました。
「学校に行く子も行かない子も同じように認められる社会の実現」が当初のミッションでした。しかし活動を始めてみて、文科省の指導要領にのっとった学校に通う子も、学校外で学ぶ子も大きく区別する必要性を感じられなくなりました。
私達は、不登校・引きこもり・ニートと呼ばれる若者のフリースペース事業、学校に行くいかないに関わらず地域の子ども達が環境を通じてコミュニケーションスキルを育む環境教育事業によって、子どもの社会参画を支援しています。
団体名 |
特定非営利活動法人寺子屋方丈舎 |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | http://www.terakoyahoujyousha.com |
代表者 |
江川 和弥 |
設立年 |
1999年 |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/houjousya/ |
fax番号 |
0242-85-6863 |