久留米市アドベンチャーキャンプ実行委員会

活動理念

 子どものうちに、学校も学年も性別も異なる人達とチームを組んで、協力しないとクリア不可能な課題にチャレンジをする経験は、とても重要だと考えています。育った環境や価値観も異なるため、最初はどうしても感情の衝突が起こります。しかし、様々な葛藤を乗り越えていく過程で、自分と他者の存在と気持ちを尊重し認め合う心が芽生えていくのを感じます。

 私達のキャンプに参加した多くの子がリピーターになってくれている理由も「ここは自分が自分でいられる場所」「ここは成長できる場所」「ここは信頼できる仲間ができる場所」ということを保護者や子ども達が感じてくれているからだと思います。

 本番を迎えるために、会議や研修、現地の下見などの準備で大変なこともありますが、子ども達の「楽しかった!来年も参加したい!」という声を聞くと「これは続けていかなければならない」という使命感に燃えます。

 2009年から継続して続けているため、かつてキッズとして参加した子が時を経てスタッフとして戻って来てくれることも嬉しいですし、学生で参加したスタッフが社会人になってから戻って来てくれることもあって、スタッフにとっても居場所になっています。

 参加費無料で実施している団体は全国的にも珍しく、ましてやアメリカで開発された【プロジェクトアドベンチャー】という教育手法を取り入れている団体は稀だからこそ、誇りを持って活動を続けています。


活動内容

 事前研修では、子ども達の居場所づくり&仲間づくりのための交流レクリエーションゲームを実施しています。レクの実施をやってみたいという方は、会議で練習をして本番に臨むのでサポート体制も安心してください。

 本研修では、ローエレメント活動という特殊なチームビルディング活動を班ごとに実施します。夜はナイトハイクで夜の森を歩き、2日目の午前中はオリエンテーリングで森の中を探検します。

 事後研修は、毎年何をするかはその時のメンバーで話し合って決めています。ニュースポーツをやった時もあれば、運動会をやった時もありますし、対話を深めるワークを取り入れたこともあります。是非やってみたいという企画があれば、遠慮なく意見表明してください。

取り組む社会課題:『教育格差』

「教育格差」の問題の現状

2026/09/09更新

 経済格差が教育格差を生むと言われていますが、同時に体験格差も生んでいます。キャンプに限らず様々な体験活動イベントは有料なものが多く、毎月数万円の参加費を支払っていろんな体験をさせてもらっている子がいる一方で、参加費が500円であっても親に参加したいと言うことができない貧困家庭もあります。

「教育格差」の問題が発生する原因や抱える課題

2026/09/09更新

 学校教育以外に様々な体験活動をすることで、人脈や価値観を広げることができるだけでなく、いろんな職種の大人との繋がりも生まれることで、仕事に対する意識も深まります。また、学校も学年も異なるチームで課題に取り組む中で、コミュニケーション能力の向上だけでなく、リーダーシップ及びフォロアーシップも醸成されます。こうした社会教育の経験値が高いほど、自分がやりたいことを実現できる可能性も高まる傾向にあります。

 結果として、豊かな社会体験を積んだ子が親になって、我が子にも「自分もいろんなことをさせてもらったから」ということで、体験学習活動の場を積極的に与えることにお金を費やすことを惜しまなくなります。逆に、子どもの頃に学校以外の体験活動の場を与えてもらわなかった子は、そもそもそういった環境があることを知らなかったり、存在は知っていても中身を知らないので我が子にも体験させてあげようという思いになりにくい傾向にあります。(木登りをしたことがない人が親になっても、我が子に木登りをさせようとしないのと同じ)

 これらに附随して、そもそも参加費を払ってあげられるだけの余裕がなければ、参加させてあげたいと思っても現実的に難しいという問題があります。(音楽やウィンタースポーツのようなお金のかかる習い事と同じ)

「教育格差」の問題の解決策

2026/09/09更新

 私達は、経済的に余裕がある家庭の子だけが様々な体験学習の機会を得ることができるのは社会的不公平だと考え、参加費無料の宿泊型の体験学習事業を立ち上げました。原資は久留米市の税金で、かつて市議会議員から「受益者負担の考えから参加者には500円くらい払わせるべきだ」と言われたこともありましたが、500円であっても親に払ってもらうことが難しい貧困家庭があることを知らない数名の議員に怒りを感じて、無料でやることの意義を訴えて参加費を徴収することを頑として断ったという過去もあります。

 現実として、私達のキャンプに参加した子ども達の中には「他のキャンプにも参加したいけれど、お金がかかるから無理だ」と家計を心配してやりたいことを我慢している子が相当数いることが分かり、参加費無料でやることの意義を再認識しました。

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ボランティア/インターン募集

法人概要

団体名

久留米市アドベンチャーキャンプ実行委員会

法人格

任意団体

HPのURL https://www.instagram.com/adventure_camp_kurume/?hl=ja
設立年

2009年

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