シングルマザーに安心の住まいを、空き家に新たな価値を

YOROZUYA

活動理念

YOROZUYAが大切にしているのは、

「誰かが安心して暮らせる場所を、みんなでつくること」 です。


シングルマザーやお一人で暮らす女性の中には、
住まいや生活の不安を抱えながらも、
周囲に頼れる人が少ないまま、毎日頑張っている方がいます。

その不安が少しでも軽くなり、
「ここに来てよかった」と思える居場所をつくりたい。


① “住宅”ではなく、“安心”を届けたい

私たちが提供したいのは、
ただの部屋ではありません。

・夜に帰ってきても安心できる家
・子どもが笑顔で過ごせる環境
・困った時に相談できる人がそばにいる暮らし

「安心できる住まい」こそ、次の一歩を踏み出す力になる。
そう信じて活動しています。


小さな優しさが、誰かの大きな支えになる

子どもと遊ぶこと。
掃除を手伝うこと。
荷物を持つこと。
話を聞くこと。

ほんの少しの行動が、
「一人じゃないんだ」と思えるきっかけになります。

YOROZUYAは、
そうした小さな優しさの積み重ねが人を救う力になると信じています。


③ 誰かの未来のために、今できることを

住まいや生活の不安があると、
将来のことを考える余裕もなくなってしまいます。

だからこそ、
「安心して暮らせる場所」 をまずつくることが大切。

その先で、
・仕事や学びのステップアップ
・子どもの成長
・健康や生活の安定
など、未来への選択肢が広がっていきます。

YOROZUYAは、
その“最初の一歩”を支える存在でありたいと願っています。

活動内容

YOROZUYAは、横浜市の空き家を活用して、シングルマザーやお一人で暮らす女性が安心して生活できる住まいをつくる活動を行っています。


ただ家を提供するだけではなく、
「安心して暮らせる環境」や「孤立しないつながり」も大切にしています。
そのために、住まいの整備から日々の生活サポートまで、幅広い取り組みをしています。


① 空き家を“住める家”に再生する活動

横浜には使われずに放置された空き家が多くあります。
そんな空き家を、地域の力を借りながら リフォーム・清掃・家具の搬入 などを行い、
安全で住みやすいお部屋として再生しています。

単なる物件管理ではなく、
「誰かが安心して暮らせる場所にするためのリノベーション」 に取り組んでいます。


② シングルマザー・女性の“安心できる住まい”の提供

リノベーションした住まいは、
● 子育てと仕事の両立が大変なシングルマザー
● 経済的・社会的に不安を抱える女性
が安心して暮らせる場所として活用されています。

・家賃を抑えたい
・子どもが安全に安心して暮らせる環境がほしい
・頼れる人が少なく不安を感じている
そうした方が無理なく生活できるよう、環境づくりを行っています。


③ 入居者の方の生活を支える日常的なサポート

YOROZUYAが大切にしているのは、
「家ができたら終わり」ではなく、“暮らしを支えること” です。

その1つが、ボランティアさんと一緒に行う 日常生活のサポート です。

例:

  • 子どもと遊ぶ
  • 掃除・片付けのサポート
  • 食材・日用品の買い出し
  • イベントや交流会のお手伝い
  • 必要に応じた生活面の相談サポート
    など

入居者の方を“お客様”と見なすのではなく、
同じコミュニティの一員として、穏やかにつながる関係づくり を大切にしています。


④ “安心できる居場所をつくる”という理念

YOROZUYAの根底にあるのは、
「もう、1人で抱え込まなくていい」
という想いです。

住まいを整えることも、
生活を支えることも、
地域とつながることも、

すべては、
入居されている方が安心して未来のことを考えられるように。


そのためにYOROZUYAは、入居者さん・ボランティアさん・地域の方々と一緒に
あたたかいコミュニティづくりを進めています。

取り組む社会課題:『シングルマザー問題と空き家問題』

「シングルマザー問題と空き家問題」の問題の現状

2025/11/28更新

現代の日本では、シングルマザーが直面する経済的困難と、増加する空き家問題が深刻な社会問題として浮かび上がっています。

母子世帯が急増し、生活基盤の確保が一層困難になっている一方、全国で拡大する空き家率が地域社会の活力を脅かしています。



「シングルマザー問題と空き家問題」の問題が発生する原因や抱える課題

2025/11/28更新

日本では、シングルマザーの家庭が年々増加しており、現在約 120 万世帯にのぼるとされています。

シングルマザーの多くは、経済的、社会的、心理的な問題に直面しており、安定した生活基盤を築くことが難しい状況にあります。


日本では、人口減少や少子高齢化の進行に伴い、空き家問題が深刻化しています。
空き家の増加は、地域社会や経済に多大な影響を及ぼす重大な社会問題となっています。

総務省のデータによると、2023年時点で全国の空き家率は7戸に1戸(約14%)に達しており、2038年には4戸に1戸が空き家になると予測されています。

「シングルマザー問題と空き家問題」の問題の解決策

2025/11/28更新

豊かな生活を届けることで、共に明るい未来を築きます。

yorozuyaは、シングルマザーの生活支援と空き家問題の解決に同時に取り組んでいます。家賃補助を活用した低価格の住居提供に加え、リノベーションによる空き家の有効活用、地域コミュニティとの連携、そして子育てサポートサービスとの協力体制を構築することで、安心して暮らせる環境づくりを実現しています。私たちは、住まいの確保がシングルマザーの自立と生活の安定、そして地域全体の活性化に寄与する重要な鍵であると信じています。経済的な不安や社会的孤立を解消し、誰もが新しい生活へ一歩踏み出せる未来を目指すことが、yorozuyaの使命です。

YOROZUYAと一緒に社会課題の解決に取り組みませんか?

ボランティア/インターン募集

活動実績

2019年
住居運営開始

2019年04月

自己所有の戸建1つをシングルマザー向けシェアハウスとして運営

2020年
国交省にセーフティネット専用住宅として登録

2020年10月

2021年
横浜市から家賃減額補助を受ける

2021年05月

シェアハウスに家賃補助を出しているのは全国で唯一横浜市だけ

2024年
株式会社YOROZUYA設立

2024年08月

よこはま居住支援サポーターとして登録

2024年09月

国土交通省「人生100年を支える住まい環境整備モデル事業」に選定

2024年10月

国土交通省「みんなが安心して住まいを提供できる環境整備モデル事業」に選定

2024年12月

2025年
神奈川県に居住支援法人として申請予定・新しい住居も開設予定

2025年

補助金をもとに2025年もう1つのシングルマザー向けシェアハウス(3世帯入居+シェルター)と1つのシングルマザーハウス(1世帯入居)を開設予定

法人概要

団体名

YOROZUYA

法人格

株式会社・有限会社・合同会社

HPのURL https://yorozuya-ltd.com
代表者

小林 剛

設立年

2024年

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