学校外で学ぶ子どもたちが通う異年齢・少人数の学び場

こちゃっこい

活動理念

すべての子どもには「教育を受ける権利」が保障されるべきであり、不登校の子どもたちも例外ではありません。たとえ既存の学校に馴染めなかったとしても、学ぶ機会は平等に確保されるべきです。そして、その機会は家庭の経済的・精神的な状況に左右されることなく、誰もが安心して利用できるものでなければならないと考えています。


この理念のもと、当団体では「自由料金制」を導入し、経済的に困難な家庭でも継続して利用できる仕組みを整えてきました。2016年の活動開始以来、定額の利用料を設定せず、参加者が支払える範囲での寄付によって運営を続けています。現在は、東京都の補助金(月額上限2万円)のみで週4回通うことが可能であり、申請が難しいご家庭には無償での受け入れも行っています。


また、不登校の子どもたちの中には、発達障害やその傾向を持つ子どもが一定数いることが指摘されています。しかし、当団体に通うご家庭の中には、経済的・時間的・物理的な制約から療育を受けることが難しいケースも少なくありません。これまでスタッフが独自に学びながら対応してきましたが、専門的な支援の必要性を強く感じています。2025年度は、作業療法士との連携を深め、家庭が無償で療育に関する助言や支援を受けられる体制の構築を目指していきます。


すべての子どもたちが、自分に合った形で学び、安心して成長できる社会を目指して——

これからも、私たちはそのための場をつくり続けます。

活動内容

こちゃっこいは主に都立野川公園にて、こどもたちが主体となって遊び・学び、ルール作りや運営にも関わる異年齢少人数の学び場です。本人の興味関心を起点に、主体的で対話的な深い学びに取り組んでいます。


1)異年齢・少人数

年齢ではなく、本人の興味関心に応じて、共に学んでいます。ひとりひとりの違いを尊重し合いながら、共に場を作りあげる1人と感じられるよう努めます。


2)親子でも子ども単独でOK

本人の希望を最優先にして、ひとりひとりの参加のカタチを一緒に探します。


3)ていねいな話し合い

ルールは大人から与えられるものではなく、本人たちの話し合いの中で決めています。参加者同士で話し合う習慣がつくことで、自分とは異なる考えを持つ人と共に生きる力を育みます。


4)参加頻度は自由に設定可能

学校や家庭とのバランスはひとりひとり違います。お子さんの気持ち最優先で頻度を決めてください。


5)参加費は自由料金

各ご家庭が無理なく支払える金額を寄付していただいております。



取り組む社会課題:『不登校』

「不登校」の問題の現状

2024/10/26更新

全国で30万人近くいる、学校外で学び育つ子どもたち。その中でフリースクールに通う児童生徒は3%、適応指導教室に通う児童生徒は10数%とごく僅かで、9割近い子どもたちが在宅で過ごしています。その中には「不登校」という言葉につくネガティブイメージや「学校に行くのが当然」という社会風潮によって外に出られなくなる人たちがいます。

こちゃっこいと一緒に社会課題の解決に取り組みませんか?

ボランティア/インターン募集

その他の支援・参加の方法

寄付で支援したい方

銀行振込、クレジット決済のいずれかの方法で、寄付でご支援ください。

https://congrant.com/project/kochakkoi/706/form/step1



activoでの受付停止時には

公式LINEアカウントからご応募ください

https://page.line.me/931atldi

活動実績

2016年
小3の発案により「こちゃっこい」活動開始

2016年04月

春休み、当時小3次男の発案で「こちゃっこい」活動開始。

当初は休日不定期に開催していました。

2017年
平日の活動(週3回)開始

2017年04月

参加者からのリクエストに応えて、平日週3回の活動開始。

2023年
野川公園近くの家で解体改修DIY開始

2023年

・4月から、平日週4回ひらくことになりました。

・7月から、野川公園近くの家を借りて、解体改修DIYを始めました。

法人概要

団体名

こちゃっこい

法人格

任意団体

HPのURL https://kochakkoi.jimdofree.com/
代表者

下津彩子

設立年

2016年

Twitterアカウント @kochakkoi
FacebookページのURL https://www.facebook.com/kochakkoi

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