ミライのたいよう
不登校の子ども達が安心して過ごすことができ、社会や同年代の子ども達と繋がることのできる居場所を提供したいと思い、「ミライのたいよう」の設立に至りました。
代表者は以前、新聞記者として従事しており、横須賀を担当していたご縁もあり、地域の方々とのつながりは強いと自負しています。これまで、子どもたちと地域をつなぎながら、様々な活動を行ってきました。今後も子ども達に様々な体験の場を提供していく予定です。
また、当団体が居場所としてのモデルケースとなることで、横須賀市内においてこういった取り組みが増え、将来的に子ども達を受け入れる事のできる居場所が増える事を願っています。
当団体の拠点は、周囲を山に囲まれた自然環境豊かな古民家です。
古民家や蔵、広大な山や広々とした庭を保有しており、こうした恵まれた環境をサポーターの寄付で維持しながら、平日は不登校の児童を対象とした居場所「ミライのたいよう」を、放課後の時間帯には学童クラブを開所しています。
活動内容は特に定めず、子どもがその時々で「やりたい」と思う活動をサポートしています。
(庭や山での遊び、読書、工作、ゲーム、スポーツ、調理、畑作業、 たき火など)
また、会話や遊びなどを通して、このフリースペースが子ども達にとっての安心した「居場所」となるように手助けをしています。
古民家では、休日には様々なイベントやマルシェを開催しており、地域のコミュニティー形成の場になっています。その為、近所の方々と普段から交流ができるという利点もあります。
2024/06/21更新
横須賀市の不登校児童・生徒数は、他自治体と比較しても驚異的な速さで年々増加傾向にあり、全国・県の約1.4倍の出現率だそうです。今まさに苦しんでいるこども達や、保護者の為にも、横須賀市が掲げる「誰一人取り残されることのないまちづくり」や、ニーズの早期把握、多様な教育機会の確保が求められています。
しかし、不登校の児童・生徒が増え続けているにも関わらず、そういった子どもたちの受け皿が横須賀市内には数か所あるのみで、全く足りていないのが現状です。しかも、ヒアリングしてみると、そこに来ている児童はほんの一握りということがわかりました。
不登校に悩む子ども達や、そのご家族と交流する中で、様々な声を聞きました。「勉強や教育よりも、まずは子ども同士で安心してコミュニケーションを取れる場所が欲しい」、「集団生活には不安がある為、少人数の所が望ましい」、「親以外に、安心して心を許せる大人がいてほしい」―。
そうした声を直接聞き、「子ども達が安心して過ごすことのできる居場所を提供したい」との思いを強く持ちました。そして、当団体は2022年より、居場所が必要な子どもの受け入れを開始しました。
2024/06/21更新
・不登校の子どもが増え続けているにも関わらず、その受け皿が全く足りていない横須賀市において、子ども達が安心して過ごすことができ、社会や同年代の子ども達と繋がることのできる居場所を提供する。
・多様な自然に触れ、子どもたちの心身を休ませ、一人ひとり安心して過ごすことのできる居場所を提供する。
・地域の方達が集まる古民家において、他者や社会と繋がりを持ちつつ、子どもたちや保護者がリラックスして過ごすことのできる居場所を提供する。
・恵まれた環境下において、ひとりひとりの「やりたい」活動をサポートする。
2021年
有志が集まり、活動開始
子ども達や地域住民向けに、様々なイベントを開催する
2022年01月
法人設立
以後、地域イベント、学童保育、フリースペース等の運営を開始
2022年06月
不登校に悩む児童・保護者からの要望を受け、不定期ではあるものの、「居場所」を必要としている子どもの受け入れを開始した
2022年11月
週2回(月曜日・水曜日)の開所開始
居場所の名称は子ども達が決めた「ミライのたいよう」とした
2024年
週2回(月曜日・水曜日)の開所を継続している
現在、10数名の児童が登録しており、1日あたり5名~8名程の利用がある
団体名 |
ミライのたいよう |
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法人格 |
一般社団法人 |
HPのURL | https://www.miraiemura.com/ |
代表者 |
池井 将 |
設立年 |
2022年 |