特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ
これまでの歩み
シャイン・オン!キッズの前身であるタイラー基金は、2歳を目前に小児がんで亡くなったタイラー・フェリスの両親マークとキムにより、2006年7月、特定非営利活動法人として発足しました。
タイラー は、完治することが非常に困難な白血病との闘いの末、東京の病院でその短かすぎる生涯を閉じました。タイラーを失った後、マークとキムは悟ったのです。つらい闘病生活でも笑顔を絶やさなかったタイラーの勇気と自分たちの経験がきっと役に立つに違いない、苦しみを背負っている小児がん患者の子どもたちとその家族のためにポジティブな何かを創造できるはずだ、と。
設立当時、タイラー基金はご家族の困難を軽減し、インスピレーションを提供することに注力していましたが、少しずつ特別なものへと発展してきました。
今日、私たちは各プログラムを通じて、何千人もの子どもたち、両親、きょうだい、医療従事者の方々を力づけています。子どもたちの勇気、笑顔、ストーリー、つまり子どもたちが、現在の私たちの活動の中心になっていると言えるでしょう。
シャイン!オン・キッズの5つのプログラム
当団体では小児がん、重い病気と闘う子どもたちと家族の支援のために、現在以下の5つのプログラムを通して心のケアを行なっております。
・ファシリティドッグ・プログラム
・ビーズ:オブ・カレッジ
・キャンプカレッジ
・シャイン・オン!コネクションズ
・シャイン・オン!フレンズ
ファシリティドッグ・プログラムについて
ファシリティドッグは医療チームの一員として、特定の病院にハンドラー(ペアを組む臨床経験のある看護師)と共に常勤します。犬の育成には国際基準に準じたトレーニングやフォローアップを採用し、2010年の日本に初導入以来、現在は以下の4病院で活動しています。
ファシリティドッグが寄り添うことにより、小児がんや重い病気の子どもたちが治療を前向きに捉え、自尊心を保てるよう、子どもたちとその家族の生活の質の向上を目指す活動です。
ビーズ・オブ・カレッジについて
ビーズは治療の記録。そして勇気の証。ビーズ・オブ・カレッジはアートを医療に融合させるプログラムの一つで、アメリカの小児腫瘍科で看護師勤務経験を持つジーン・バルーシ氏によって考案されました。シャイン・オン!キッズは日本で唯一の国際パートナーです。
小児がんや重い病気の子どもたちが、自分の闘病生活での治療過程を記録し、勇気や頑張りを讃えるものです。白は化学療法、黒は穿刺、手術のときは星・・・色や形それぞれに意味のあるビーズが子どもたちの強さ、誇り、希望を物語っています。自らの回復力や抵抗力を高められるように考えられた、人間の持つ治癒力に根ざした介在法です。
団体名 |
特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズ |
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法人格 |
認定NPO法人 |
HPのURL | https://sokids.org/ja/ |
代表者 |
キンバリ・フォーサイス |
設立年 |
2006年 |
Twitterアカウント | https://twitter.com/sokidsJP |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/sokids.org |