特定非営利活動法人Grow&Leap
大切にしたい価値観
私たちは、1人ひとりの「個性」を大切に活動しています。「個性」というのは、突出して何かできることだけではなく、それぞれのバックグラウンドからくる感性や思考のこととして定義しています。
それぞれの感性や思考を丁寧にあつかい、それを言語化しながら表に現れるようにすることでそれぞれのキャリアの道しるべにしています。ここでいうキャリアとは、職業に限らず「ありたい自分像」や「向かっていきたい方向性」といった広い意味で使っています。
では、それぞれの「個性」を活かすことは、独りよがりなことでしょうか?全体の秩序を乱してしまうことでしょうか?(もちろん、自分や相手を傷つける発言や行動はすべきではありません。)
私たちは、それぞれの素直で率直な表現を大切に扱います。なぜなら、社会の中に存在している「当たり前」や「前提」に疑いをかけることで、新しい価値が創造されていくと考えるからです。これは、全体にとってもっといい明日に向かっていく原動力になり得ると考えます。
私たちの使命
1人ひとりの個性を原点になる、自己探究の場を多様に備えます。そして、互いの価値を認め合うことができる空間をつくり「みんなの未来」を描く力をそれぞれが養っていける機会を提供します。
そんなミッションを日々達成していく時に見ている先は、
互いの個性がチームのように1つになることです。ここを目指すことで自分1人では描き得なかったもっとより良い明日に向かっていくことができます。
以下のグラフのように、自分の個性を原点としながら、相手の個性と一つになった
自分1人で描いた理想を超える未来に到達していくことを日々目指しながら活動していきます。
My Story Projectって?
中高生対象のキャリア教育プログラムです。およそ週に1度受講生と大学生メンターが1対1でオンラインで集い、1コマ90分の個性教育をします。それを6ヶ月間(24コマ分)実施し、中高生の自己理解及び自分らしいキャリアデザインのはじまりをサポートします。
オンラインを活用することで、生まれた境遇に関係なく(社会資源が少ない離島に住む中高生も受講しました)支援ができています。中高生を支援したいサポーター(専門家や起業家、会社員など)やイベント参加者は、真剣に自分の人生と向き合う中高生の姿を見ることで、自身の人生を振り返ったり活力をもらうなど相乗効果も起きています。さらに自分の価値観を押し付けるのではなく、各々の個性を大切にする価値観を拡げることもできています。
My Story Projectには集大成の発表の場があります。以下は3期My Story Projectの集大成の様子をまとめたニュース動画です。
また以下は、中高生のメンター希望者(主に大学生)を対象に行った説明会の様子です。(2024年4月撮影)
・代表の自己紹介
・団体概要・組織
・事業区分
・MyStoryProjectの特徴と内容
・研修とライセンス
など団体概要も含めて事業概要が理解できます。
個性教育ってなにするの?
90分間の個性教育の内容は以下のようなことをします。
最初の20分は テーマ設定ーー①
次の60分は 実践の場ーー②
最後の10分が 振り返りの場ーー③
この三段階を通して受講生の個性を見つけ、磨き、発展させていきます。
①テーマ設定
個性に関する認識観を共有しながら、個性開発における基盤を整えていきます。自分を見つめる視点を増やしたり、今まで持っていた認識を転換したりすることを通して、今まで見えなかった世界を見る足掛かりにしていきます。
例)「表現」しよう。「核心」を捉えよう。「継続」すること。「主体性」の大切さ。など
②実践の場
視点を増やすことを覚えたら、自分を見つめていく段階に入ります。
主に、3つあります。(1) 自己分析 (2) オンラインイベント立案 (3)アクティブラーニングです。
これらを通して自分自身を客観的に見つめなおし自分の個性に受講生自らが気づけるように促します。
③振り返りの場
今日の講義/対話を通して出てきた新たな自分の側面、考え方や好みを言葉にして、自己像を改めて自分で把握します。
2024/05/09更新
中高生は、テストの点数や学歴で評価をされる場面がまだまだ多いです。自分の価値が分からず、1人で悩んでいる中高生が多いと言える現状があり、日本の10代死因、1位は自死です。また、グローバル化やテクノロジーの発達に伴い、不確実で曖昧で将来が描きにくい現代社会に生きながら、中高生の社会との接点はいまだほとんどが学校の先生か親に限定されています。思春期を迎え、自分の価値観を確立する大切な時期にありながら、自分自身について向き合う機会や時間がないことで、「将来やりたいことがわからない」と1人で悩む中高生がたくさんいます。
2024/05/09更新
①テストの点数や学歴で評価をされる場面が多く、多様な価値観を認められる機会が少ないこと。
②中高生の「社会」との接点は、いまだほとんどが学校の先生か親に限定されていること。
③部活や勉強で忙しく、自分自身について向き合う機会や時間がないこと。
これらの要因から、「やりたいことがわからない」「やりたいことがあっても何から始めていいかわからない」と悩む中高生が非常に増えています。
2024/05/09更新
中高生の悩みに寄り添うため、伴走するメンターを独自のメソッドで育成し、オンラインを活用して毎週1回マンツーマンでプログラムを提供しています。より多くの中高生に知ってもらうために、中高生向けのサイトで広報を行っているため、中高生の8割は自らエントリーしています。また、中高生の疑問や悩みを解消するために中高生を支援したいサポーター300名を迅速に繋げる仕組みがあるため、必要な人財とのマッチングもしています。
このような取り組みよって、一人ひとりが自身の価値観を大切にし、自分の人生を主人公として生きる若者を増やしたいと考えています。更に中高生に伴走する大人を増やすことで世代間交流を活発にし、「社会全体」で中高生を応援する空気づくりをしていきます。このように10代の目にうつる世界が希望や愛着のわくものをつくりあげていくことで、1人で悩む中高生をなくし、キャリアアンカー(自分らしい進路選択の指針)に基づいて人生設計ができる若者が溢れる日本社会にしていくことが私たちの使命です。
団体名 |
特定非営利活動法人Grow&Leap |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | https://growandleap.com/ |
代表者 |
倉田佳代子 |
設立年 |
2018年 |
Twitterアカウント | https://twitter.com/GrowandLeap |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/growandleap/?locale=ja_JP |
職員数 |
25 |