障害児者と家族と支援者と地域をつなぐコミュニティ

NPO法人輪母ネットワーク

活動理念

障害児者とその家族・障害児者の支援を行う団体及び支援者に対して、当事者及び家族支援・地域連携・啓発講演・コミュニティ運営に関する事業を行い、障害のあるなしに関わらず地域で子育てしやすい社会の実現に寄与することを目的とする。

活動内容

次に掲げる種類の特定非営利活動を行う。

(1)保健、医療又は福祉の増進を図る活動

(2)子どもの健全育成を図る活動

(3)まちづくりの推進を図る活動


1.ピアコミュニティ運営による当事者及び家族支援事業

2.障害児者の支援者へのサポートを中心とした地域連携事業

3.セミナー実施及び講師派遣による啓発講演事業

4.コミュニティスペース運営事業

取り組む社会課題:『障害のある大人と子どもとその家族が地域で過ごしやすい環境を目指して』

「障害のある大人と子どもとその家族が地域で過ごしやすい環境を目指して」の問題の現状

2023/09/16更新

近年では医療で救われる命が増え、医療的ケアがあっても支援を受けながら地域で暮らす子どもと家族が増えていたり、発達障害が着目され早期に診断を受ける機会が増えるなど、障害児者の割合が増え社会の支援体制も大きく変化しています。

「障害のある大人と子どもとその家族が地域で過ごしやすい環境を目指して」の問題が発生する原因や抱える課題

2023/09/16更新

子どもの障害がわかった直後の保護者はそのショックから孤立化しやすく、わが子の将来の見通しが立てられず不安を抱えながら、どこに相談していいかさえわからない孤独な状態から育児をスタートします。また、子どもと向き合う日々の中では、直接支援者に話しにくい悩みも多くあります。

さらに、障害児を育てる家庭の中には、保護者自身が体調を崩し家庭内でドミノ式にケアが必要になるあ愛も珍しくありません。


近年、子どもの支援については、子ども食堂が地域に増えるなど社会的にも必要性が認知され活発化していますが、保護者への直接の支援の必要性が追いついていない状況です。多くの子どもに継続して成長に必要な暖かい環境を整えるためには、子ども本人に一番身近である家族や保護者の支援も必要です。



「障害のある大人と子どもとその家族が地域で過ごしやすい環境を目指して」の問題の解決策

2023/09/16更新

輪母ネットワークでは、地域で障害児育児をしてきた先輩保護者との繋がりを作ることで、地域に根ざしたリアルな情報を共有し、同じ経験をしたピアの立場で寄り添うことで地域に安心できるコミュニティスペース『わははハウス』を提供しています。

それぞれの悩みに応じた支援者を見つける難しさに直面し、支援者との安定した関係構築までの長い道のりの中で、同じ立場の経験者が身近に寄り添うことが、スムーズな保護者支援の導入と継続につながります。

また、子ども食堂を兼ねたフードパントリー活動では、親子での『わははハウス』に足を運ぶことにより、日常の交流を通じてそれぞれの家族への寄り添いを目指しながら、それぞれのニーズに合わせて支援者や地域に繋いでいくことにより、地域で生きていく実感を持つためのバックアップを続けています。

輪母ネットワークと一緒に社会課題の解決に取り組みませんか?

ボランティア/インターン募集

活動実績

2006年
任意団体 輪母ネットワーク発足

2006年

2007年
大阪市生野区子ども・子育てプラザ2階でピアコミュニティ『輪母の会合』をスタート

2007年

2011年
生野区内の小児科クリニックの2階で重度心身障害や医療的ケアの必要な子どもを持つ保護者と支援者が集う「つながりサロン」を発足

2011年

2017年
平成29年度 大阪市社会福祉大会にて感謝状授与

2017年

「障害のある人とその家族の防災ワークブック」発行

2017年

2021年
障害児者と家族と支援者と地域をつなぐ場所 地域コミュニケーションハブ「わははハウス」をオープン

2021年

ストップ!フードロスプロジェクトを発足

2021年

2022年
​法人格を取得。NPO法人 輪母ネットワークへ。

2022年

大阪市 第二回 キラッと輝く市民活動グランプリ優秀賞受賞

2022年

法人概要

団体名

NPO法人輪母ネットワーク

法人格

NPO法人

HPのURL https://wahaha-network.com/
設立年

2006年

Twitterアカウント wahaha-network
FacebookページのURL https://www.facebook.com/wahahanetwork
職員数

4

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