がんにかかわるすべての人の本質的な悩みに寄り添い、自分らしく生きる世界をつくる

NPO法人CancerWith

活動理念

がんにかかわるすべての人の本質的な悩みに寄り添い、自分らしく生きる世界をつくる

NPO法人CancerWithの活動の対象は「がんにかかわるすべての人々」であり、それは一般の方々である「すべての人々」と同義です。がんは、生涯のうちに2人に1人は罹患すると言われ、すべての人にがんになる可能性があります。そのためNPO法人CancerWithでは、がん患者、がん経験者、その家族、同僚や知り合いなどに限らず、がんとは一見関係のないようにみえる人もすべて対象として活動を行います。

がんにかかわる人の悩みは個別性が高く解決の難易度も高いです。一方で、罹患後は本人や周囲の持つ情報に不足や偏りがあるため、がん患者であることの負の側面が強く意識化され、思考や行動に制約を及ぼすという大きな溝ができています。これらが、がんにかかわる人の身体的苦痛だけでなく精神的・社会的な苦痛を含むトータルペインに繋がっています。

NPO法人CancerWithは、テクノロジーの力を活かすことで個人の悩みや望む人生に寄り添い、自分らしい選択を支援すると同時に、啓発活動等により社会に存在する情報の非対称性を埋めることを通じて、ひとりひとりを自分らしく生きる世界に繋げます。

情報の非対称性によって引き起こされる生きづらさは複数ありますが、NPO法人CancerWithは測定可能で有益な社会的影響を生み出すため、より多くの人にかかわるがんの問題の解決を目指す法人です。

活動内容

がんになっても、自分らしい選択肢がとれ、人生の主役でありつづける

NPO法人CancerWithは、測定可能で有益な社会的影響を生み出し続けるため、患者や家族に寄り添い、できる限りの情報を提供し、その主体的な選択を尊重します。今日最良の治療とされていたものが数年後には古いものとなっていてより良い治療法が産み出される可能性がありますし、効果がないものとされていた治療法が標準治療となることも起こりえます。そのためNPO法人CancerWithおよびNPO法人CancerWithの提供するサービスでは、患者の選択を尊重し、特定の病院、医師、治療法に関する否定、誹謗中傷を行いませんし、効果の疑われる非科学的な治療法への勧誘行為等も行いません。

NPO法人CancerWithは標準治療を推奨しますが、それ以外の選択をした患者や家族を否定しません。

がんとの闘いは人類が叡智を持ち寄り解決しなければならない集団戦であることから、NPO法人CancerWithおよび関係者が切磋琢磨しビジョンとミッションに忠実になることによってのみ、法人の目指す目的が達成されます。

取り組む社会課題:『がんにかかわるすべての人の本質的な悩みに寄り添い、自分らしく生きる世界をつくる』

「がんにかかわるすべての人の本質的な悩みに寄り添い、自分らしく生きる世界をつくる」の問題の現状

2023/12/27更新

現状では、がん患者やその家族は以下のような問題に直面しています:


  1. 情報の不足と誤解:がんに関する正確かつ包括的な情報が不足しているため、患者や家族は治療法や生活上の変化について不安や誤解を抱えています。
  2. 社会的孤立:がん患者はしばしば、職場や社会生活において孤立を感じます。友人や同僚からの避けられる感覚、または自分が負担になると感じることで、社交的な環境から疎外されることがあります。
  3. 精神的なストレス:診断や治療の過程は、患者と家族に大きな精神的ストレスを与えます。恐怖、不安、抑うつなどが生じることがあり、これらは治療の進行と共に増加することもあります。
  4. 経済的負担:がん治療は高額な費用がかかることが多く、経済的な負担が患者や家族に大きなストレスとなります。また、病気によって仕事を休む必要がある場合、収入の減少も大きな問題となります。
  5. 職場復帰の困難さ:治療後の職場復帰は、多くのがん患者にとって大きなハードルです。体力的、精神的な回復に加え、職場環境の理解やサポートの有無が重要な要素となります。

NPO法人CancerWithは、これらの問題に対処し、がん患者とその家族が自分らしい生活を送れるよう支援することを目指しています。これには、適切な情報提供、精神的サポート、社会的な統合、経済的な援助、職業復帰支援など、多方面での取り組みが含まれます。

「がんにかかわるすべての人の本質的な悩みに寄り添い、自分らしく生きる世界をつくる」の問題が発生する原因や抱える課題

2023/12/27更新

  1. 情報の非対称性: 正確で包括的ながんに関する情報が不足しており、患者や家族が適切な判断を下すのが難しい。
  2. 社会的スティグマ: がんに関する誤解や偏見が広まっており、患者が職場や社会で孤立する原因となっている。
  3. 心理的負担: 診断や治療に伴う不安やストレスが精神的な苦痛を引き起こし、適切なサポートが不足している。
  4. 経済的な負担: 高額な治療費や収入減少により、患者と家族に経済的なストレスが生じる。
  5. 職場復帰の障壁: 職場の理解不足やサポート体制の欠如により、治療後の職場復帰が困難になることがある。

「がんにかかわるすべての人の本質的な悩みに寄り添い、自分らしく生きる世界をつくる」の問題の解決策

2023/12/27更新

  1. 情報提供の強化: 正確で理解しやすい情報を提供し、がんに関する意識を高めることで、患者と家族が適切な意思決定を行えるようサポート。
  2. 啓発活動: がんに関する社会的誤解を解消し、偏見を減らすための啓発活動を実施。
  3. 心理的サポートの提供: 専門のカウンセリングや支援グループを通じて、患者と家族の精神的な負担を軽減。
  4. 経済的支援: 治療費の援助や経済的なアドバイスを提供し、患者と家族の経済的負担を軽減。
  5. 職場復帰支援: 職場におけるがん患者の理解を深め、職場復帰支援プログラムを提供することで、患者が職場にスムーズに復帰できるようサポート。

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