一般社団法人4Hearts

代表の私は、先天性の重度聴覚障害があります。
子どもの頃から、周囲が笑っている理由が分からない瞬間が何度もありました。
会話のスピード、雑談のテンポ、その場の空気を読むこと。
社会には、「当たり前にできること」とされているコミュニケーションが数多くあります。
その前提についていけない瞬間が増えるほど、少しずつ会話に入りづらくなり、「最初から参加しない方が楽かもしれない」と思うようになっていました。
苦しかったのは、聞こえないことそのものではありません。
「何度も聞き返したら迷惑かもしれない」
「自分が我慢した方が早い」
そうやって、自分自身も少しずつ可能性や挑戦を諦めてしまうことでした。
活動を続ける中で気づいたのは、
これは聴覚障害者だけの問題ではないということです。
年齢、言語、立場の違いなど、ほんの少し前提がずれるだけで、人は簡単に「分からない側」になります。
そして、多くの人が声を上げる前に、分かったふりをしたり、その場をやり過ごしたり、参加を諦めています。
私たちは、この当事者と社会の双方の意識のズレこそが、見えにくい社会課題だと考えています。
だから4Heartsは、支援の枠に留まらず、テクノロジー・体験設計・企業との共創を通じて、コミュニケーションの当たり前そのものを問い直しています。
「違いが排除につながる社会」ではなく、
「違いが価値になる社会」をつくるために。

私たち4Heartsは、コミュニケーションの行き違いや情報格差によって生まれる
「見えない孤立」の解消に取り組む団体です。
聴覚障害、高齢、外国ルーツなど、社会には情報や会話の前提が合わないことで、
参加しづらさを感じている人が多くいます。
4Heartsでは、こうした課題に対して「支援」だけで終わらせず、
体験・テクノロジー・共創を通じて新しい仕組みづくりに挑戦しています。
現在は主に以下の事業を展開しています。
・企業向け体験型「インクルーシブコミュニケーション研修」
・感覚の違いを価値に変える新規事業開発(感覚ブランド事業)
・神奈川県との協働事業(制度の狭間層の実態調査)
・音声認識技術の社会実装・実証実験
・子ども向け体験型ワークショップ「こころで聴く図書館」など
行政、企業、教育、テクノロジーなど複数の領域を横断しながら、
これまで見過ごされてきたコミュニケーション課題に新しい選択肢をつくっています。
2026/04/24更新
社会には、会話のスピード・情報の伝わり方・場の空気など、「当たり前にできること」を前提にしたコミュニケーションが数多く存在します。
その前提に合わない人は、分かったふりをしたり、参加を諦めたりしながら、気づかないうちに自信や挑戦意欲を失っていきます。私たちはこれを“心の低温やけど”と言っています。
聴覚障害者だけでなく、高齢者、外国ルーツの方など、社会参加につながりにくい“見えない孤立”が広がっています。
2026/04/24更新
社会側が「何が壁になっているのか」に気づけていないこと。
そして当事者側も、「迷惑をかけたくない」「自分が我慢した方が早い」と声を上げる前に諦めてしまうこと。
この双方の意識のズレが、孤立を見えにくくしています。
2026/04/24更新

4Heartsは、孤立した後の支援ではなく、孤立が生まれる手前のコミュニケーション構造そのものを変えることに取り組んでいます。
例えば、ヘッドホンを使って“聞こえない状態”を体験するワークショップでは、これまで1,800人以上が「伝わらない側」の感覚を体験してきました。
その気づきを入口に、体験型企業研修「インクルーシブコミュニケーション研修」、テクノロジー実証、新規事業開発などを通じて、社会に新しいコミュニケーションの仕組みを実装しています。
2019年
2020年
2021年
2023年
2023年
2024年
2026年
| 団体名 |
一般社団法人4Hearts |
|---|---|
| 法人格 |
一般社団法人 |
| HPのURL | https://4hearts.net/ |
| 代表者 |
那須かおり |
| 設立年 |
2020年 |
| FacebookページのURL | https://www.facebook.com/gia4hearts |