オンライン学習広場「かしの木」
「誰ひとり取り残さない」「受け皿のない子どもたちのより良い学習を基礎から支える」
①勉強タイム
週1回1時間、Zoomを利用して子どもとペアで一対一の学習をする活動。お子さんは小学生から高校生まで幅広い。学習内容も人それぞれであり、塾のような雰囲気で1時間を過ごすペアもあれば、のんびりおしゃべりが中心のペアもある。
②運営チーム
週1回のMTGの参加のほか、お子さんの学習記録の管理やお子さん・保護者さんとスタッフ間のやりとりを調整するコーディネータ的役割を担う。特に、新規のお子さんの担当決定や面談の実施、新規学生スタッフとの面接などが大きな役割である。
利用するツールは、MTGや面談、勉強タイム等にはZoomを利用する。また、スタッフ同士のやりとりにはSlack、お子さん・保護者さんとのやりとりにはLINE公式アカウントを用いている。
2023/03/10更新
突然ですが、「子どもの貧困」と言われたら何を連想しますか? 多くの人はアフリカや東南アジアの発展途上国の子どもを連想するのではないでしょうか。しかし、「子どもの貧困」は、これら発展途上国特有の現象ではなく、日本にも存在しています。ここでいう貧困は一般に「相対的貧困」と呼ばれ、日本では一般的とされている生活が経済的困窮によって妨げられている状態を指します。
実は、日本でこの相対的貧困に置かれている子どもは、およそ7人に1人の割合で存在します*。
2023/03/10更新
なぜ「子どもの貧困」が問題なのかと問われれば、多くの人は、当事者(子ども)が「かわいそう」である、と答えるでしょう。
一般に、貧困下に置かれている子どもは、学習資源の不足、意欲を作り出す環境の欠如、家庭内不和などに直面しており、学習権などの権利が奪われ、精神的にも大きな負担を抱えています。
さらにもう一つ、貧困が連鎖してしまうことも問題です。上記のような状況は、子どもの学業不振につながり、ゆくゆくは雇用、所得の不安定につながります。すると、彼ら彼女らの次世代の子どもたちもまた「子どもの貧困」の当事者になり、次世代に貧困が連鎖します。
2023/03/10更新
上記のような現実を踏まえて、私たちは、勉強の手助けや精神的な安らぎを与える活動を通して、子どもたちの生きる支柱を育み、ケアを行うことを目指しています。
貧困家庭の子どもは、勉強場所がない、勉強の仕方がわからないなど、様々な「困りごと」を抱えやすい傾向があります。そこで私たちは、そうした子どもの学習を支援することで、勉強面での悩みを和らげることを目指しています。また、学習支援は、「他人に気にかけてもらう感覚、成長する感覚、居場所感」を子どもたちがつかむ可能性を秘めています。
かしの木は、こうした考え方を踏まえた目標のもとで活動を続けています。
2020年07月
団きっかけ:高校生の頃からボランティアの学習支援に参加していた共同代表の豊島伊織(東京大・教育学部3年)と畠中遥子(東京大・前期課程教養学部2年)の出会い。
コロナ禍の東大で知り合い、オンラインでの支援活動ができないかと考え、発起人10人を集め、2020年7月に「かしの木」を発足。
2022年02月22日
2022年03月26日
2022年12月
団体名 |
オンライン学習広場「かしの木」 |
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法人格 |
学生団体 |
HPのURL | https://kashinoki.online |
代表者 |
畠中遥子 |
設立年 |
2020年 |
Twitterアカウント | kashinokionline |