キッズアートプロジェクトとは「病院で過ごす子どもたち」が主役です。 子どもたちは、いつでもどこでも、病院の中でも、楽しいことが大好き! アートの作成を通じて、入院生活を楽しみ、お友達同士をたたえ合い、 治療と向き合い、時には家族に元気を与える、アートを描く子どもたちが主役のプロジェクトです。 プロジェクトの舞台は病院。アートは病院で描かれ、病院から発信されます。 アートは病院から病院へ、みんなの町へ、世界中へ広がります。

NPOキッズアートプロジェクト

活動理念

現在、日本の小児医療のレベルは世界的にも高水準と言われており、日本の小児医療を受けるために世界各国から多くの小児患者が来日しています。その一方で、小児科領域における医療従事者の労働環境は過酷であり、その多くは、未来を担う子どもたちの健康を支えるという強い使命感をもとに、過酷な労働に耐えているのが現状です。本来、医療現場における医療従事者の任務として、目の前の患者を治療するという責務の他に、医療の発展とより質の高い医療が提供できるよう環境改善を行うという役務も担っています。しかしながら、目の前の小児患者を治療することにほとんどの時間を費やし、さらに小児科領域における医療従事者不足の問題も伴って、医療環境改善のための活動を行えないのが現状です。その問題は、医療利用者が「小児とその家族」という、特に医療環境が重視される性質を勘案すると、医療環境の質が治療の質に大きく影響するという、治療コンプライアンスに直結するものでもあり、現在の我が国では、十分な医療環境を提供するための課題が山積していると考えられます。

そこで、本課題を解決するために、「Hospotal-based Kids Art Project」という病院に入院している小児患者を対象としたプロジェクトを全国の小児科に展開する活動で、小児科医療の環境改善を実施することとしました。本活動は、入院中の子どもたちが絵画等のアートを作成し、同じ環境で治療に向きあう子どもと家族が、病院内やウェブサイトでお互いのアートを閲覧できる環境を提供することで、相互の勇気づけや楽しみとなり、治療コンプライアンスの向上が実現されることを目的としています。また、そのアートが全国に展開されることで、一般市民に小児医療と小児患者の現状を伝え、本活動への賛同を得ることで、医療施設や設備等の小児医療環境の改善活動を行います。さらに、ウェブサイト運営を中心として、小児医療利用者と一般市民、小児医療関係者の情報交換の場を提供し、効率的な小児医療環境の改善にも貢献します。

本活動に賛同する有志が任意の団体として既に活動を行っている傍ら、一般市民からの寄付の受入れや、活動への賛同、情報公開を望まれる機会が増えました。そこで、組織として活動することの必要性を謳う意見が上がり、本活動の目的をより早く達成し、事業を継続・発展させるために、社会的信頼を得る体制を作り、非営利活動法人として、川崎市から全国に仕組み作りを広げる活動を行っていく体制を整える必要性に応じて、法人格を取得することとしました。

活動内容

設立初年度にあたり、法人としての組織基盤を確立するため、法人の活動内容について広報活動を行い、本法人の周知と会員の拡大を目指す。非営利活動に係る事業については、小児医療に関する環境改善に係る事業を中心として、小児医療に関する調査・研究、及び小児医療に関する情報の普及・啓発に係る事業を随時行い、徐々に活動を展開する。

取り組む社会課題:『小児医療環境』

「小児医療環境」の問題の現状

2022/11/01更新

現在、日本の小児医療のレベルは世界的にも高水準と言われており、日本の小児医療を受けるために世界各国から多くの小児患者が来日しています。その一方で、小児科領域における医療従事者の労働環境は過酷であり、その多くは、未来を担う子どもたちの健康を支えるという強い使命感をもとに、過酷な労働に耐えているのが現状です。本来、医療現場における医療従事者の任務として、目の前の患者を治療するという責務の他に、医療の発展とより質の高い医療が提供できるよう環境改善を行うという役務も担っています。しかしながら、目の前の小児患者を治療することにほとんどの時間を費やし、さらに小児科領域における医療従事者不足の問題も伴って、医療環境改善のための活動を行えないのが現状です。その問題は、医療利用者が「小児とその家族」という、特に医療環境が重視される性質を勘案すると、医療環境の質が治療の質に大きく影響するという、治療コンプライアンスに直結するものでもあり、現在の我が国では、十分な医療環境を提供するための課題が山積していると考えられます。

「小児医療環境」の問題が発生する原因や抱える課題

2022/11/01更新

我が国における医療従事者の環境が過酷、医師不足であるがために、入院する子どもたちへの環境が、海外と比べてよいとはいえない。

「小児医療環境」の問題の解決策

2022/11/01更新

「Hospotal-based Kids Art Project」という病院に入院している小児患者を対象としたプロジェクトを全国の小児科に展開する活動で、小児科医療の環境改善を実施することとしました。本活動は、入院中の子どもたちが絵画等のアートを作成し、同じ環境で治療に向きあう子どもと家族が、病院内やウェブサイトでお互いのアートを閲覧できる環境を提供することで、相互の勇気づけや楽しみとなり、治療コンプライアンスの向上が実現されることを目的としています。また、そのアートが全国に展開されることで、一般市民に小児医療と小児患者の現状を伝え、本活動への賛同を得ることで、医療施設や設備等の小児医療環境の改善活動を行います。さらに、ウェブサイト運営を中心として、小児医療利用者と一般市民、小児医療関係者の情報交換の場を提供し、効率的な小児医療環境の改善にも貢献します。

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法人概要

団体名

NPOキッズアートプロジェクト

法人格

NPO法人

HPのURL http://kidsartproject.jp/
代表者

渡邊嘉行

設立年

2013年

FacebookページのURL https://www.facebook.com/hkidsartproject

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