「どうしようもある、世の中へ」 ピーペックは病気をもつ人や、そのご家族、患者会、さまざまな企業、地域のみなさんとつながり、「病気があっても大丈夫」と⾔える社会の実現をめざしています。

一般社団法人ピーペック

活動理念

病気をもつ人の"こえ"には、世の中に新しい価値をもたらす力があります。

わたしたちはその"こえ"をあらゆる方法で集積・発信することで、新しい価値に変換し、病気や、それによって被る不利益が「どうしようもない」ものではなく、何かしら解決策がある「どうにかしようがある」状態、「どうしようもある世の中」を叶えていきます。

活動内容

  • ・病気をもつ人が望む生活に近づくための支援体制をつくる
  • ・患者会が充実した活動をするための支援体制をつくる
  • ・病気があっても大丈夫と言える社会をつくる
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現在、欧米を中心とした医療業界では、患者のもつ力を創薬や臨床試験、医療政策策定プロセスに活かそうという動き(PPI; Patient and Public Involvement)が始まっています。また、労働人口の減少や働き方改革で多様な働き方が求められる中、病気があっても力をもっている人たちと企業をつなぐことで、win-winの関係を構築することができます。

しかし今の日本では、1000人あたり約390人が何らかの疾病をもって通院をしているにもかかわらず、社会にはまだ、病気をもつ人たちの力に気づいていない人が大半です。私たちは「病気があっても大丈夫といえる社会」にしていくことを目指し、難病(希少・難治性疾患)やがん、精神疾患、慢性疾患などの病気をもつ人たちのエンパワーメントを醸成する活動をしています。

私たちの活動のフィールドは、1)病気をもつ人(個人)、2)病気をもつ人たちを支援する団体(患者会・患者支援団体など)、3)一般社会の3つです。病気をもつ人が力を発揮し、患者会・患者支援団体がより充実した活動を行えるよう支援し、社会変革のための啓発活動を行っていきます。

具体的には、以下のような活動を行っています。

1)病気をもつ人が望む生活に近づくための支援体制をつくる
・メディア運営→腎臓病の方を対象としたウェブサイト「じんラボ」、コラム「わたしたちの"こえ"」等

・イベント企画運営→交流会「ピーペックカフェ」を年5回開催、ピアサポート活動

・就労支援/継続支援事業

2)患者会が充実した活動をするための支援体制をつくる
・事務局運営支援
・イベント・交流会等開催支援

・広報、グローバル活動支援
3)病気があっても大丈夫と言える社会をつくる
・講演/セミナー企画運営→ライフサイエンス企業や医療者向けの研修や講演の実施
・病気をもつ人向け資材・文書・サービス等の監修、アドバイザリー

・様々な立場の方と共にこれからの医療を創るプロジェクトの実施

・提言・啓発活動→NPO法人日本医療政策機構との協働

取り組む社会課題:『難病』

ピーペックと一緒に社会課題の解決に取り組みませんか?

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活動実績

2019年

2019年01月

わたしたちの活動は、「病気をもつ⼈に⼒を」という想いからスタートしました。PPeCC(Power to the People with Chronic Conditions)という団体名も、この⾔葉の頭⽂字から名付けたものです。設立メンバーには理事をはじめ、10年以上それぞれの慢性疾患領域で活動してきた仲間が集まっています。

2020年

2020年06月

一般社団法人Your choiceより事業の一部を譲受 スタッフ2名移籍

2020年12月

一般社団法人ペイシェントフッド(代表理事 宿野部武志 2010年9月設立)を吸収合併


2021年

2021年01月

株式会社クラウドクリニックとの協働開始


法人概要

団体名

一般社団法人ピーペック

法人格

一般社団法人

HPのURL https://ppecc.jp/
代表者

宿野部武志

設立年

2019年

Twitterアカウント ppecc_tw
FacebookページのURL https://www.facebook.com/ppecc.g
職員数

10

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