NPO法人珊瑚舎スコーレ
人は「自分を創る」生きものです。その手助けをするのが学校です。
学校教育の中核は授業です。私たちのつくる学校は児童・生徒・学生が「授業」をとおして「自分を創る」ための手助けをする場としてあります。授業という言い古された言葉の中に、学校の大きな可能性があると考えているのです。あらかじめ用意された知識や技術を身につけることを目的とした授業ではなく、生徒・教材・教員の三者の交流から生まれる力を育むことを目標とした授業がそれを可能にします。他者とのかかわりの中で自分を見つめ、納得できる「自分を創る」手助けをする場が学校なのです。珊瑚舎スコーレはそのような学校を作ろうとする「学びの同行者」が集う場でありたいと思っています。そこから生まれる創造性ある状況を私たちは学校文化と言っています。人に備わった成長と変容のドラマが生まれる舞台としての学校です。
一人前として周りから認められるのに、人間ほど時間がかかる生き物はいません。長い時間をかけて人は育ちます。生涯育ちつづける生き物と言ってもいいほどです。どんな体験をし、何を感じ、何を考え、どう体を動かし、人や世の中や自然、そして自分と向い合ったのかで、その人の生き方、物の見方の基盤となる価値や思想の萌芽のようなものが形になってきます。自分自身や社会、あるいは諸々の現象や状況に内実と輪郭を与えようとする営みが「自分を創る」ということです。それは「自分の言葉を獲得する」ことです。人間の成長や変容は自分の言葉の獲得とともにあるのです。
珊瑚舎スコーレの教育は、日常生活では体験できない、ほかの価値には置きかえることのできない「体験としての学び」を通して自由と、自立と、そして平和をもとめる意思を手に入れるための手助けをすることです。それは学校文化を作り続ける営みなのです
初等部/中等部/高等部の生徒を対象としたフリースクールの運営・夜間中学校の運営
団体名 |
NPO法人珊瑚舎スコーレ |
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法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | https://sangosya.com/ |
代表者 |
星野人史 |
設立年 |
2001年 |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/sangosya/ |