一般社団法人トナリノ
当法人は2011年3月11日に発災した東日本大震災によって、壊滅的な津波被害を受けた岩手県陸前高田市のボランティアをきっかけに、同市出身者が設立した法人です。震災直後は避難所運営、物資支援、情報発信等の緊急支援を行なっていましたが、復旧〜復興のフェーズが変化するなかで、取り組みも徐々にまちづくりや地域活性化の活動へ変化していきました。現在は「地域の相棒」として、住民からの様々な困りごとを聞き、解決をするための多様な活動を展開、「困りごとを抱えている住民自らが解決できるようになる」ことを目指しています。
「地域の相棒」をスローガンに掲げ、主に過疎地域の住民から困りごとの相談を受け、計画〜調 達〜現場等の伴走支援を提供しています。具体的には下記の通り。
●デジタル:地域の情報リテラシー向上に関する講座や相談対応
●防災伝承:防災や伝承に関わる体験提供と施設管理
●事業伴走:団体や事業者の計画〜調達〜現場等の伴走支援
●広報制作:サイトや チラシ等の制作やSNS運営支援、人材育成
●事務局:団体や事業者の事務局支援、施設管理の対応
2011年06月13日
■案件 2,067件
「地域の相棒」として、市民向けの講座やデジタルサポートから事業コンサルティングなど、計画〜調達〜現場までをワンストップで対応してきました。また企業、行政、大学、団体、そして住民からの様々な課題に向き合い対応し続けてきました。
【案件実績の一部紹介】
デジタル活用支援及びデジタル化普及促進業務(気仙沼市から受託)、3.11仮設住宅体験館の施設管理(陸前高田市から受託)、みらい創造財団朝日のあたる家の団体支援、女性向けライティング講座開催など多数
■受益者 129,403人
炊き出しから団体の創業支援、乳幼児から高齢者までと幅広い支援をしてきました。また地域外から訪れる企業、行政、大学、団体などに対するコーディネートを多数提供しました。
■販売 90,974個
被災地の商品を全国の方に知って貰うため、被災地の特産物の販売をただひたすら実施しました。多くのボランティアに協力を得ながら、販売だけでなく商品開発や卸先の開拓まで実施しました。
【物産展出展実績の一部紹介】
名古屋城春まつり(愛知)、町田TwinkleFair(東京)、川徳 三陸椿物語(岩手)、九州産業大学 第60回香椎祭(福岡)など多数
■ボランティア 4,770人
緊急支援時期の物資や情報の提供、避難所支援からイベントなど、様々な事業に多くのボランティアが参加しました。また企業プロボノとして、多くの方からも専門的な支援をして頂きました。
■調達 5億1,075万9,457円
市内企業や団体の調達を目的に、制度と補助金の活用や、クラウドファンディングなどの支援をしました。事業に必要な資金だけでなく、流出した祭りの山車や倉庫を整備するための助成金活用も実現しました。
【調達実績の一部紹介】
利用者向けデジタル活用支援推進事業(総務省)、心の復興交流事業(陸前高田市)、地域づくりハンズオン支援事業(復興庁)、新商品・地域サービス開発事業(さんりく基金)など多数
■情報発信 614件
県内と県外ともに、新聞・テレビ・ラジオ・雑誌・webサイトなどで情報を発信しました。緊急支援時期は全国に被災地の現状や必要な支援を発信することができ、現在は被災地から学べる防災や地域での取り組みなどを発信しています。
【情報発信実績の一部紹介】
東海新報(地方新聞)、岩手日報(地方新聞)、日刊スポーツ(全国新聞)、岩手朝日テレビ(地方テレビ)、NHK(全国テレビ)、栃木放送(地方ラジオ)など多数
■職種 7種
デザイナー、イラストレーター、コーダー、ファンドレイザー、ライター、コンサルタント、デジタル講師
これまで地域になかった職業をつくることができました。
■受賞実績
・いわてアプリコンテスト2013 アイディア部門 優秀賞受賞
・いわてアプリコンテスト2014 アプリ大賞受賞
・いわてデジタルトランスフォーメーション大賞2022 県民賞受賞
団体名 |
一般社団法人トナリノ |
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法人格 |
一般社団法人 |
HPのURL | https://tonarino.org/ |
代表者 |
代表理事 佐々木信秋 |
設立年 |
2011年 |
Twitterアカウント | tonarino_tw |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/tonarino.fb/ |
職員数 |
20 |