NPO法人日本ファイバーリサイクル連帯協議会
JFSAは、貧困により教育を受けられない子どもたちのために、パキスタンのカラチ市のスラムに作られた学校と協力して、古着を活用した支援事業を1995年から続けています。
私たちは、自分たちの生活から「リサイクル」として出される古着の、行き先に暮す人々と協力することを目的としています。そして、双方の立場から、地球的な規模での資源の流れを考えて、お互いに役に立てていくことが、人と人の支えあいによる豊かな社会を作るたいせつなことだと考えています。
非営利の市民活動としての自立
子どもたちの自立を目指した教育活動は、長い時をかけて実を結びます。支援する活動も長く継続することが必要です。古着の一部は、JFSA古着ショップやフリーマーケットなどで国内販売し、活動を継続できる事業を作っています。
「子どもたちが学びつづけるため」の古着販売事業
アル・カイールアカデミーは、1987年にカラチ市のスラム地区で10人の子どもたちと1人の先生で始まりました。学校の経費は寄付に頼っていましたが、自立した運営をするためにJFSAと協力して古着の販売事業をするアルカイール事業グループを作りました。
JFSAは、日本の国内で古着を役に立てたいと考えている団体や個人に協力を呼びかけて、年間110トンの古着や毛布を回収し仕分け、選別をします。90トンはパキスタンに輸出し、現地ではアル・カイール事業グループがこれを販売して、収益を学校の運営費(先生の給料や子どもたちの教材費など)にします。
20トンほどは国内の古着ショップやフリーマーケット等で販売し、JFSAの活動費にしています。この販売事業で得た収益がJFSAの予算の約8割です。
団体名 |
NPO法人日本ファイバーリサイクル連帯協議会 |
---|---|
法人格 |
NPO法人 |
HPのURL | http://www.jpn.org |
代表者 |
依知川 守 |
設立年 |
1995年 |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/jfsa.usedclothing/ |
職員数 |
13 |