たこ焼きキャンプ(福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト)
2011年3月11日に起きた東日本大震災は、非常に甚大な被害をもたらしたと同時に、人類史上まれな長期にわたる原子力災害をもたらしました。7年以上が経過した今も、広範囲に放射能汚染が広がり、多くの方たちが住み慣れた地域から避難を余儀なくされ、子どもたちの健康への影響の懸念、野外での活動への不安が続いています。
日本での未曽有の原子力災害に衝撃を受けた、これまで子育て等に関するさまざまな市民活動に関わってきたメンバーが集まり、2011年の6月に、夏休みの一時期だけでも、子どもたちに放射線の心配をせずに羽をのばして遊んでほしいという願いから、このプロジェクトを立ち上げました。
これまで7回行なった夏のキャンプで、多くの子どもたちや親御さんと知り合い、被災地の苦しみや悩みを私たちなりに受けとめつつ、子どもたちと目いっぱい楽しく遊ぶ約2週間を過ごしてきました。さらに毎年12月に福島県内で行う「同窓会」で参加者親子とスタッフが交流を重ね、その中で、子どもたちによるキャンプ実行委員会「中だこ会議」、親の現地団体「たこ焼きキャンプFUKUSHIMA」が立ち上がりました。
また、地元・明石で被災地の現状などを知るための講演会なども開催し、関西や全国の保養団体ともつながりを深めています。
現在、当初の開催場所であった明石市から、神戸市須磨区および姫路市に宿泊場所を移動していますが、団体所在地の明石をはじめ、兵庫県、関西各地から多くのボランティアの参加を得ています。海水浴や自然体験などのプログラム及び子どもたちを主体にした夏祭りや共同生活体験などを含めた12日間のキャンプを今年も行います。子どもたちがゆったりと楽しく、安全に過ごせるよう今年も鋭意努力していきます。
どうか今年もたこ焼きキャンプの趣旨に賛同いただき、このプロジェクトを支えてくださるよう、心からお願い申し上げます。
✔︎ 7月の下旬から、8月の上旬の間で、およそ2週間、野外宿泊施設をベースに、小学生〜中学生20名を受け入れしてキャンプ(自然体験)を実施します
✔︎ キャンプ実施にあたり、事前に研修会やボランティア説明会を開催して、キャンプ期間中はもちろん、終了後に振り返りを行っています。
団体名 |
たこ焼きキャンプ(福島の子どもを招きたい!明石プロジェクト) |
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法人格 |
任意団体 |
HPのURL | http://www3.to/takocamp |
代表者 |
小野 洋 |
設立年 |
2011年 |
Twitterアカウント | @takocamp |
FacebookページのURL | https://www.facebook.com/takocamp/ |