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2026/09/04

思いと思いをつないで、一歩でも前に進めたい―プロボノプロジェクトを続けてきて思うこと

プロジェクトに関わったスタッフの一人が言った言葉が印象的で、今でも覚えています。

「プロボノって、すがすがしいね」

プロジェクトに関わっていて、やり遂げたときに、とてもぴったりとくる表現だと感じます。なぜそう感じるのかと、振り返って気づいたのは、プロボノは思いと思いがつながって、成立する活動だから。
市民活動団体や町会の方たちが地域や社会をもっとよくしたいという思い、そしてそこに共感して、その思いがもっとうまく形になるようにという社会人ボランティアさんの思い、その両方の思いがつながって、相乗効果を発揮して、課題解決の歩みを一歩前に進める清々しさなのだろうと感じます。

コンサルやその道の専門家に仕事として関わってもらうことと、ボランティアとしてのプロボノでの関わりとの違いのひとつに、応援する気持ちが団体や町会の人たちを元気づけ、次のステップへ誘うことがあります。決してスキルや経験の切り売りをするのではなく、団体や町会の人たちが自分たちで階段を昇るサポートをする応援団だからこそだと感じます。そこでは、応援した人が階段を昇れたら、目の前で喜ぶ笑顔や感謝の言葉に、応援団もやはり元気をもらいます。貢献できた実感や交流のなかで得た気づきや経験はかけがえのないものです。

地域で活動する意義や楽しさを、もっと身近に体感してもらいたい。「ボランティアはリタイア後に時間ができてから」では、もったいない。仕事をしながら、無理なく地域の活動と関われる選択肢が増えれば、その人ごとの状況や趣向にあわせて活動ができるのでは。そんな選択肢のひとつとして、プロボノプロジェクト事業を続けてきました。

一方では、市民活動団体や町会の担い手不足や高齢化の問題、業務の効率化やデジタル化がなかなか進まない問題など、団体や町会の人たちの思いを阻む課題は山積していて、少しの手助けで前に進める事案もたくさん目にしてきました。例えば、担い手不足という大きな課題も、そもそも「担い手」が何をどうしているのかがわからない ということが起きていたりします。そのために、まずは話し合いの場をもつだとか、何をしているのかを見える形にして、分担する とか、他者の目が入って取り組んでみれば、解決の糸口が見つかることもあります。プロボノが寄り添いつつも、他者の目になって「なぜ?」を問いかけることで、その糸口をみつけるきっかけになれます。

町会・自治会の担い手不足、高齢化は全国共通で聞かれる悩みです。防災・備災、防犯など地域の暮らしを身近なところで支える基盤として、町会・自治会に代わるものはありません。プロボノで後押しした事例が、全国共通の悩みの解決の糸口やヒントになるかもしれません。町会・自治会を対象にしたプロボノプロジェクトを市原市の協力を得て、立ち上げました。プロジェクトで階段を一段上がるサポートに一緒に取り組んでくださる方を募集しています。事務局も伴走して進めますので、初めての方も相談しながら取り組めます。

詳しくは、「いちはら町会プロボノ」社会人ボランティア募集https://activo.jp/articles/128132

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