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2026/08/31

「ノートの取り方、うまいね」——たった一言が変えたこと

先日、えんぎ塾のある教室で、講師が生徒にこんな一言をかけました。

「ノートの取り方、うまいね」

その子が講師から教わっていたのは、数学と英語だけでした。ところが、次のテストでは全科目の成績が上がっていました。

理由を辿ると、答えはシンプルでした。「自分はノートを作るのが得意なんだ」という気づきが、その子の中に芽生えたのです。褒められたのはノートの取り方という、教科を問わない普遍的なスキルでした。だからこそ、その子は数学や英語だけでなく、国語でも理科でも社会でも、さらに丁寧にノートを取るようになりました。結果、学校ではクラスで唯一のS評価を獲得しました。
(その学校ではノート作りへの評価があるようです)


私たちが大切にしていること

えんぎ塾の講師が向き合っているのは、「正しい答えを教えること」だけではありません。一人ひとりの子どもの中に、まだ本人も気づいていない得意や価値を見つけ、それを言葉にして伝えることです。

観察する。見つける。伝える。受け取ってもらう。

このシンプルな連鎖が、時に教科の枠を超えて、子どもの学ぶ姿勢そのものを変えることがあります。

もう一つ、大切にしたいこと

この子のお母様は、日頃からこんな言葉をかけていたそうです。

「先生たちは、有料の塾でアルバイトすればお金をもらえるのに、そうせずにえんぎ塾で無償で教えてくれているんだよ。それがどういうことか、考えてね」
「先生の期待に応えないとね」

えんぎ塾の講師は、一切の金銭的報酬を受け取っていません。それは「タダだから」ではなく、贈り合う関係の中に子どもの学びを置きたいと考えているからです。この考えを、ご家庭でも言葉にして伝えていただけると、子どもたちの学ぶ姿勢は、私たちが思っている以上に育っていくのかもしれません。(もちろん、講師の皆さんがえんぎ塾に関わっている理由は、他にもあると思います。)

えんぎ塾について

えんぎ塾は、西多摩エリアを中心とした小中学生向けの、完全無料の個別指導塾です。講師1人に対して生徒数人。毎週2時間、同じ講師が同じ子と向き合います。

私たちが大切にしているのは、正しい答えを教えることだけではありません。一人ひとりの子どもの中にある、本人もまだ気づいていない得意や価値を見つけ、言葉にして伝えることです。「ノートの取り方」のような、教科を超えた気づきが、時に子どもの学ぶ姿勢そのものを変えることがあります。私たちはそこに向き合い続けています。

子どもの中にある「得意」を、一緒に見つけませんか

「うちの子、自分に自信がなさそうで」「何が得意なのか、親の私にもよくわからなくて」——そんな想いをお持ちの保護者の方は、ぜひ一度えんぎ塾の教室を覗いてみてください。見学だけでも大歓迎です。

教室一覧・見学のお申し込みはこちら

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えんぎ塾@地域の小中学生むけ無料個別指導塾

えんぎ塾@地域の小中学生むけ無料個別指導塾の法人活動理念

子どものまなび、地域のちから

かつて、ある男の子が山梨の小さな町の"寺子屋"で、数字遊びをしたり、「ありがとう」や「ごめんなさい」の意味を学んだりしました。
その子は、温泉街の片隅で暮らす、若い両親のもとに生まれました。
生活は決して豊かではなかったけれど、そこには人がいて、言葉があり、まなびがありました。

その時間が、彼の背骨になりました。

今、その子は大人になり、「えんぎ塾」という場所を作りました。
えんぎ塾には、勉強を「教える人」と「教わる人」はいません。
ただ、一緒に学ぶ人たちがいるだけです。

子どもが宿題をひらくと、
隣の講師がそっと「どう思う?」と問いかける。
考える力が生まれる。
わからない時は、学年をさかのぼって、最初からやり直す。
それは、遠回りではなく、"その子のスピードで進む"ということ。

この塾には、お金のやりとりはありません。


教育がお金で買えるものになっていく時代に、えんぎ塾はお金のやりとりのない学びの場を目指しています。知の伝達に、本来お金は必要なかったはずです。

えんぎ塾には「教える人」と「教わる人」はいません。ただ、一緒に学ぶ人たちがいるだけです。


"縁起(えんぎ)"とは、すべてが関係し合って生まれるという仏教の考え方。
だからこそ、えんぎ塾では誰もひとりじゃない。
教室の机の配置も、言葉のかけ方も、「ひとりにしない」ように工夫されています。

この場所では、子どもがまなび、
まなびが人をつなぎ、
つながりが地域を育てる。

誰かに教わったことを、いつか誰かに渡す日が来る。
その循環の中で、生まれるまなびは、教科書には載っていないけれど、
きっと一生の糧になる。

えんぎ塾が目指すのは、学力の向上だけではありません。
"自分を肯定できるまなび"
"誰かと共にいるちから"
"地域と共に生きていく物語"を、子どもたちが自ら紡げるようになることです。

子どものまなびは、地域のちからになる。
そして、地域のちからが、また子どもを支える。

えんぎ塾は、その小さな循環の、はじまりです。