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2025/12/14

子ども達が「生まれてきて良かった!」「人生って楽しい!」と思える社会をつくりたい

初めまして。
(非営利型)一般社団法人Nancyの住田と申します。

皆さまは、自分の人生こうしたい!こう生きたい!というような想いはございますか?

私は高校3年生の冬ぐらいまで、ただなんとなく勉強と部活だけを淡々とやる人生でした。

変わるキッカケとなったのが、病気で入院・手術を経験したこと。

明日死ぬのかも…と感じたとき、

「もっと生きたかったな。」
「やってみたいと思うことはもっと、すぐにでもやっておけば良かった。」

と後悔したのです。

その後、自分が「やってみたい!」

と思ったことはどんどん飛び込むようにしてみました。

例えば学生時代には、経営者(社長)さんと二人三脚で新規事業に挑戦するインターンを夏休みに住み込みで2週間を1回、週3〜5日×半年間型を2回やりました。

岐阜県高山市の道路の舗装会社で、駐車場の評価指標の作成をやってみたり、

機械工具・工作機械の総合商社で、開発設備がない中で工業用工具の新規製品の開発に携わったり、

ドリルのメーカーでものづくり版キッザニアの構想づくりに携わったり。

初めてのことに挑戦する度に

自分の世界がめちゃ広がる!
&すごい楽しい!
&成長できてる!

と、生きている実感が湧きました。

人生って、ものすごく楽しい!って感じたのです。

同時に、世の中には子どもや学生を応援してくれる大人ってこんなにもいるんだ!ということに衝撃を受けました。

それまでの人生、関わる大人といえば親や学校の先生、習い事先の先生ぐらいだったからです。

でも世の中に目を向けるようになると、日本には人生が楽しいって感じられていない子どもや、「世の中には自分たち子ども若者を応援してくれる大人が多い」と知らない子どもも多いことを知りました。

私自身はもともと「ものづくり」に興味関心があって大学の工学部へ進み、インターンを通してものづくりに携わる中で、お世話になった社長から教わったことがあります。

それは、「ものづくりはひとづくりから」ということ。

今の時代、ボタン1つで機械を動かして金属を削り、ものを作ることはできます。
しかしどのようなものを作り、それによって人々に何を与えるかを想像・創造することは機械にはできません。

だからこそ、ものを作ると言っても作るのは結局「人」。

「人の成長なしに、ものづくりの成長はありえない」と教えていただいたのです。

そして特にそれを実感したのが、子どものボランティアに参加したときでした。

それまで子どもと関わる機会がほとんどなかったので、子どもと接するときは「こちらが手取り足取り、1から10まで教えてあげないといけない」と思い込んでいました。

しかし実際に関わってみると子ども達は固定観念に縛られない、大人にもないような柔軟な発想を持っていることを知りました。

気づけば私は「もっと子ども達のいろんな発想を見たい!」と感じると同時に、「子ども達が面白い発想を形にできるようにサポートしたい!」と考えるようになりました。

「発想を形にする」というのはまさに「ものづくり」。

「ものづくりの世界で学んだことを子ども達に応用したら、世の中にもっと子ども達の面白い発想が生まれるようになるのではないか」

そう考えたとき、私の自分の生きたい人生の軸が「ものづくり」から「ひとづくり」へと移りました。

子どもの頃の私のように日々をなんとなく淡々と過ごしている子ども達が、自分のやってみたい!を見つけてそこに挑戦していけるような場を作る。

それによって「人生って楽しい!」と思えるような子どもたちを育んでいきたい。

そんな想いを持って、小学生が架空の街で仕事や選挙、出店(起業)を通して自身の「やってみたい!」を見つけて試せる場「ぎふマーブルタウン」を2016年に開始しました。

多い回では791名の小学生と100名の当日ボランティアが集まり、多くの笑顔と成長が生まれる。

そんな場になっています。

これからも、より多くの子ども達に笑顔と成長を届けていきたいと考えています。

子ども達が「生まれてきて良かった!」「人生って楽しい!」と思える社会のためにお力を貸してくださる方、ぜひご連絡をいただけますと嬉しいです!

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非営利型一般社団法人Nancy

非営利型一般社団法人Nancyの法人活動理念

発明王エジソンの母親ナンシー・エジソンのファーストネームを由来とした団体名です。

学校を退学になってもエジソンの才能を信じ抜き、エジソンの疑問を一切否定せず一緒に考えたり実験しながら才能を開花させた母Nancyのように子どもたちの才能を信じ抜き、その可能性に伴走する存在でありたいと思います。
また、エジソンは決して天才ではない、と言われています。電球の実用化では20,000回の失敗をしたそうですが、それに対してエジソンは「20,000回失敗したのではなく、20,000のデータを取ったのだ」と答えたと言われています。夢や目標を持ちその実現のためなら困難にも立ち向かい、何度でも挑戦して新しいものを生み出していく"次世代のエジソン"を育む存在になりたいと思っています。