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2025/12/06

「行ってしまえば何とかなる!」フィリピンで不安を越えて得た、かけがえのない経験


参加者基本情報

お名前:ナホさん
参加プログラム:教育プログラム
参加期間:1週間
参加した国:フィリピン🇵🇭

~参加したきっかけを教えてください~

大学2年生の夏休みという、就職活動が本格化する前の自由な期間を有益に使いたいと思い、何か新しいことに挑戦してみたいと考えたのがきっかけです。

もともと日本でも、NPO法人を通じて外国人の子どもたちに学習支援のボランティアをしていたため、海外という異なる環境で子どもたちに勉強を教える経験をしてみたいという思いがあり、このプログラムへの参加を決めました。


~印象に残っているエピソード~

子どもたちが本当に人懐っこく、心が温かい子ばかりだったことが非常に印象に残っています。
私と会ってまだ2、3日しか経っていないのに、「一緒に遊ぼう」と積極的に声をかけてくれたり、現地の遊びを丁寧に教えてくれたりして、私自身を楽しませようとしてくれる気持ちが伝わってきました。

日本のシャイな子どもたちとは対照的に、フィリピンの子どもたちは最初から心を開いてくれるように感じました。活動3日目には、自らの悩みを打ち明けてくれる子もいて、私が歩み寄れば、彼らも真摯に心を開いてくれるのだと実感しました。この国民性ともいえる素直さや温かさは、日本とは違う素晴らしい特性だと感じています。

~1日の活動内容について教えてください~

午前と午後で担当する教科が分かれていました。
午前は英語の授業で、子どもたちと一緒に英文を読んだり、単語のスペルや質問への回答をチェックしたりしました。

午後は算数の授業で、私が担当した週は、分数の足し算と引き算の計算を一緒に行いました。

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~プログラムで難しかったことは何ですか?~

いくつか難しいと感じた点がありました。まず、英語で授業を行うことそのものです。
例えば、子どもたちは英語を話せても文章の読解が苦手で、内容を理解せずにただ書き写してしまうことがありました。

また、文章に出てきた「春(spring)」という単語を説明する際、フィリピンには四季の概念がないため、イメージを伝えるのにとても苦労しました。

他にも算数で「公約数って英語でなんていうんだろう」とGoogleで検索することもあったし、子供達も一つのクラスにいろんなレベルの子達がいて、最初は戸惑いもありました。


~他の国の参加者との交流はありましたか?~

はい、ありました。
私の滞在中はフランスから来た方が6人ほど、ドイツとアメリカから来た方がそれぞれ1人ずつ参加していました。

特に、ドイツから来た同年代の子と、アメリカから来た私のお母さんと同じくらいの年齢の女性とは非常に仲良くなりました。彼女たちとはプログラムが違ったのですが(それぞれ環境保護と看護)、毎日「今日は何をしたの?」と互いの活動について報告し合ったり、心配してくれたりと、まるで「アメリカのお母さん」のように接してくれて、とても心強かったです。

国籍を超えて素敵な友人に出会えたことは、かけがえのない経験です。

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~1週間という参加期間はいかがでしたか?~

行く前はちょうど良いと思っていましたが、実際に現地に着いてみると「もう1週間いても良かったな」と感じました。子どもたちや新しくできた友人たちともっと一緒に過ごしたかったです。

ただ、1週間という短い期間でも非常に充実していました。学校での授業はもちろん、学校が休みの日にみんなで海辺で遊んだり、現地のゴミ拾いイベントに参加して地域の方々と交流したりと、毎日が濃密でした。

画像イベント中の様子


~このプログラムを通して成長したと
感じる点はありますか?~

二つの点で成長を実感しています。

一つは、
英語で話すことへのためらいがなくなったことです。最初は少し気後れしていましたが、現地の子どもたちや海外からの参加者と話すうちに、完璧でなくても心は通じるのだと感じられるようになりました。英語に対する恐怖心がなくなり、自信につながりました。

もう一つは、
「自分のやる気と情熱さえあれば何とかなる」という自信がついたことです。一人で見知らぬ土地へ行き、活動をやり遂げられたこの経験は、これからの人生においても、困難なことに挑戦する上での大きな支えになると思っています。

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~これから参加する方へ
メッセージをお願いします~

海外ボランティアに応募し、出国するまでには勇気がいるかもしれません。私も行く直前は不安な気持ちになりました。

しかし、現地の人々や子どもたちは本当に優しく、温かい心で迎えてくれます。行ってしまえば何とかなる、と伝えたいです。

プログラムに参加した後は、出発前の不安が想像できないほど明るい気持ちになれましたし、たくさんの勇気や感動を得ることができました。最初の恐怖心を乗り越えれば、得られるものは計り知れないほど大きいと思います。ぜひ、一歩踏み出してみてください。行動あるのみです!

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株式会社アットワールド

株式会社アットワールドの法人活動理念

1999年に創業してから25年以上。留学エージェントとして活動する中で
社会のニーズやお客様のニーズが大きく変化してきていることを感じています。

海外留学がより多くの方に、より身近になってきた現在、「留学=英語の学習」という考え方では
社会のニーズに全く対応できず、留学の成果を英語スコアの点数でしか表せない時代は終わりを告げつつあります。

英語力を向上させるのは最低限。プラス海外留学を通じてどれだけの人間力を身につけることができたのか、
人間力を身につけるためにどれだけ積極的に、考え、計画し、実行することができたのか。
そういう行動に費やした時間と労力が海外留学の成果として評価される時代となりました。


その中で弊社の海外ボランティアプログラムは、自信を持って参加者の人間力や異文化コミュニケーションを通した多様性や適応力など日本では得られない体験を提供することのできるプログラムとなっております。